飴と鞭も好きのうち。
続きました。なんかもうまじでよく分からんので頭空っぽにして読んでください。
「ホラー映画なんて聞いてないよ...」
「大丈夫だよ、そんなに怖くないし」
文乃さんが私にまわした手に力を入れる。逃がす気はないようだ。
「私を使ったんだからこれくらいは我慢してね?」
「うぅ...」
たしかに少し甘えすぎたかもしれない...
今度から気を付けよう。
それにしても文乃さんはホラー系が好きなのかな。映画のパッケージを見た感じだと初回限定盤みたいだし。けっこう意外...いや、さっきの部屋を見たらそうでもないか。
「文乃さんは怖いの大丈夫なの?」
「うん、けっこう好きだよ」
「そ、そっか」
「麗羽ちゃんはどうなの?」
「...それなりに平気だよ?」
ふーん、そう言った文乃さんのニヤけ顔が加速する。ほんと意地悪。
「再生するね 」
「うん...」
みおわった。こわかった。あうあう。
「麗羽ちゃん? 大丈夫?」
「...」
「うーるーはーちゃーん? ...はむっ」
「ひゃっ!」
ダウナー系美少女彼女のお耳柔らけぇ~♡
フルコースの前菜決定♡ 週一ではみたい♡
「文乃さんっ...ほんとっ!」
「変態だもーん、はむはむ♡」
開き直ったので無敵でーす♡
悔しかったらやり返してくださーい♡
私の胸の中に収まってるから無理なんだけどね♡
「次ははんたーい♡」
「ばかっ...!」
おでこに衝撃、頭突きされた...?
麗羽ちゃんってばお転婆さんなんだから...
...けっこう痛い。
「お仕置きっ...」
「へ、いだだだだっ!!」
まさかの二回攻撃っ♡
ぐりぐりはほんとに痛いっ...
「...次やったらほんとに怒るからね」
「はいぃ...ちなみに怒るとどうなるの...?」
「...一週間口聞かない」
「絶対やりません。」
「よろしい。じゃあ手どけて」
しゅんっ...麗羽ちゃんに従っておててシートベルトを外す。
「んしょっ」
「あれれ、麗羽ちゃん? ド、ドウシタノ」
膝の上にいた麗羽ちゃんが私の方を向くように体勢を変える。そして手を私の背中にまわす。
え? なにこれ、もうえっちでしょこれ。
「シートベルトっ」
「はいっ!」
麗羽ちゃんの背に手をまわす。
この女、飴と鞭の使い方が上手すぎるよ...
「えへ、文乃さんおでこ赤いよ?」
「...麗羽ちゃんのせいだよ」
えへ、じゃないんだよ。ちょっとあざとすぎるよ! いや、でもそれも好き。
「文乃さん、こっち見て」
「見てる...よ?」
「目、逸らさないで」
「そ、そんな麗羽ちゃんったら大胆...」
麗羽ちゃんのその攻め気スイッチはどこにあるの...急にスパダリムーブしてくるから心臓が破裂しちゃう...
あっ♡ 顔近づいてきたっ♡
目、閉じた方がいいかな♡ んー♡
「なんちゃってー」
「は?」
私の純情を弄ぶなんて絶対許せないっ!
お嫁さんにしてっ!! 大好きっ♡
アクタージュ...




