オムライスで寄るタイム
遅くなったけど続きました。よく分からなくなってきた。
「はい! お待たせ!」
「おぉ~」
文乃さんがドヤ顔で持ってきたのは私の大好物のオムライスだった。ケチャップライスの上にオムレツが乗っている。これはまさか、真ん中を切るやつ...!
「じゃあ切るよ~?」
文乃さんがナイフでスーッと切る。すると、切られた箇所からふわふわとろとろのタマゴが溢れてくる。すごいすごい。
「召し上がれ!」
「いただきましゅ!」
いかんいかん、口調がおかしくなってしまった。では実食。
美味しい~♡
焦らなくてもオムライスは逃げないのに、麗羽ちゃんはよっぽど気に入ったのか頬を膨らませながらもモグモグしている。ハムスターみたい。こんなに美味しそうに食べてくれるなんて、作った方も嬉しくなっちゃう♡
あ、口にケチャップついてる♡ かわいい♡
「ご馳走様」
「はーい♡」
いつもの倍速でオムライスを食べ終えた私。
美味しすぎるのが悪い。駅中にあるお洒落な店と遜色ない。
「...また作って欲しいな」
「うんうん! 麗羽ちゃんになら何時でも食べさせてあげるからね♡」
文乃さん好き、付き合って欲しい。付き合ってた。チラリと時計を見る。食べてくるって家には連絡はしたけど...まだちょっと帰るには早いかな。
「文乃さん、ソファで一緒にゴロゴロしよー?」
「はいっ!」
ごろにゃんごろにゃん、つつじ丘家の高級ソファ(でかい)に寝転がり、隣に座っている文乃さんにじゃれつく。オムライスがとっても美味しかったのでサービスしてあげちゃう。
長い脚に頭スリスリしたり、お腹に手を回したり。普段の私ではしないようなこともしてあげちゃう。文乃さん、我慢出来るかな。
「ん~ぐりぐり~」
「ふぎゅ」
なに、何が起きているの。麗羽ちゃん何をしているの。私を萌え殺す気なの。もしくは既に死んでいるの。ここは天国?
あっ♡ やばいっ♡ お腹キュンキュンしてきたぁ♡ 麗羽ちゃ♡ 可愛すぎる♡
あ゛あ゛あ゛あ゛~襲いたい゛
我慢っ!我慢するのっ!
いやでもここまで気を許されているならもういいのでは??
まだダメッ!
「文乃さん~? 頭撫でて~?」
「ん゛はい!」
あ~♡ 髪の毛やわやわ~♡ (とても柔らかいの意)
匂い嗅ぎてぇ~♡ 頭スリスリしたーい♡
「もっとガシガシして~」
「はいっ!」
すごい甘えてくる! すきっ♡
オムライス? オムライスなの? こんなことされたら毎日学校に作っていくけど♡
というか沼がやばい、麗羽沼深すぎる。底がない。バイカル湖より深い。
その後も麗羽甘々タイムが続き、そろそろ夜も遅くなる頃。
「麗羽ちゃん? そろそろ遅いし送るよ?」
「...文乃さん一人なんでしょ? 寂しくないの?」
「ん? いやこういう日は少なくないし大丈夫だよ」
「...ふーん」
鈍感、バカ。
「えっ? な、なんで怒ってるの?!」
「怒ってない」
「怒ってるよぉ~! 」
知らないっ。
ハイキュー終わらないで...




