間接キス、判決理由 ※挿絵あり
続きました。
毎日が百合の日なので特に何も用意してません。
挿絵入れてみたので気を付けてください。
「あれ~? 私は自分のフォーク使おうと思ってたんだけど麗羽ちゃんは私の使うつもりだったの~?」
「なっ...ち、違うよっ!」
「じゃあなんで間接キスなんて言葉が出てくるのかなぁ? 文乃さん分からないなぁ?」
「ぅ~///」
揚げ足を取られた私は何も言い返すことが出来ず俯く。悔しいっ、私の馬鹿! なんで間接キスなんて言ったの!! これじゃあまるで私が間接キスしたいみたいじゃん!!
「麗羽ちゃ~ん??」
も~!! 文乃さんきらいきらい!!ばか!
こうなったら奥の手を使ってやる!
「...文乃さんは私と間接キスしたくないの?」
ふふん、これでどうだ。
「別に?」
あ、あれ? おかしいな。私の知ってる残念な文乃さんだったら鼻息荒らげてフォーク持って帰るくらいすると思ってたんだけど...
「間接じゃなくてさ、麗羽ちゃんと直接したいな」
「な、何言ってるかよく分からないな...」
「ふふ♡ ねっ、今してみよっか?」
「し、しないよっ」
やけに攻めてくる文乃さん。こっちの調子が狂うよ...
「残念、でもしたくなったら教えてね? 私はいつでも準備万端だから」
「...したくないしっ!」
嘘です万端じゃないです。ただただ意地悪したくなっちゃっただけなんです。本気にしないでね麗羽ちゃん。いや、本気にして欲しいし、キスしたい。でもまだ心の準備が万端じゃないし、自分からする度胸もないので出来れば麗羽ちゃんから不意打ちキスして欲しいです。なんなら壁ドンされたいです。その後押し倒されてあんなことやこんなこと...
ってあれ? ってあれ麗羽ちゃん今したくないしって言った? 嘘、私とキスしたくないの? え? 嘘だよね? だってもう私のこと好きだよね? 勘違い? 意地悪しすぎた?? やだ、ごめん、ごめんなさい。謝るから。したくないなんて言わないで。文乃さん泣いちゃう。そういえば私、昨日もキスしたいみたいなこと言ったような気が...
「あっ、今のはその...でも...そんなのまだ早いし...そんなことより、この後どうするのっ!」
「...どうしよ?」
キスのことで頭いっぱいになってて全然考えてなかった。どうしよう、またうちに連れこんじゃおうかな~? そしたらまた添い寝出来るかもしれないし...でもデートしたい...
「駅中の店、周ってみよっか」
「うん」
「文乃さん、やっぱり私には似合わないよ...」
「そんなことない! とっても可愛いよ!」
「で、でも...」
「じゃあ私が買ってあげる!」
今日の麗羽ちゃんが着ているのは黒いぶかぶかパーカーに七分丈のパンツで無難な感じだ。制服以外を初めて見たから新鮮だけど麗羽ちゃんのダウナーというか気怠げな雰囲気にぴったりで解釈一致。
しかし、私はその解釈に新たなる一石を投じる。
「そんなの悪いよ...それにこんな短いの...」
「制服とそんなに変わらないって!」
「そういうことじゃないの...!」
それは膝上丈の白いフレアスカート。
恥ずかしがって手で抑えようとしてるの可愛い。黒と白の対比は勿論のこと、上はぶかぶかで露出が首くらいなのに、下は太もものちょい下から足首まで見えている。えっっっっ。鼻血出そう。
「いいからいいから! ほら、お会計するからこのまま履いてて!」
「ちょっと...!」
麗羽ちゃんの手を引き、会計。勝った(買った)、店を後にすると麗羽ちゃんは急ぎ足で薬局へ向かって行った。そんな急ぐと見え...ない...何かを購入した麗羽ちゃんはそのまま化粧室へと消えていった。
「...お待たせ」
「あっ、タイツ履いてる...」
せっかくの太ももがぁ...
「...えっち」
記憶ガバガバだから矛盾してたらごめんなさい




