第二十一話 先輩冒険者の事情
のんびり掲載
世間は狭いと言うが、国内だから不思議じゃないのだろうか?
ミーレ会頭とラスターさんはルマ村から出た冒険者らしいが、ラスターさんは兎も角、ミーレ会頭は何故商人になったのだろうか?
結局ミーレ商会に泊まる流れになり、話をする形になった。
「にしても、ルマ村から来とったんね。ルマ村に行くときはわっちしか行かんし、前回行ったのは三の月じゃしな。」
だいたい二、三カ月に一回大量注文に対する行商をしに行き仕入れもするみたいだが、畜産農産と一部加工品しかない為一日かけて行くには、儲けにならないのをジーン村長に見抜かれていて行き辛いらしい。
ラスターさんは、ルマ村を飛び出し、村でも悪ガキでミーレ会頭を連れて出たから行き辛いらしい。
みんな気にしないだろうとは思うんだがなぁ……
なら依頼の話をして心配かける訳にも行かないな。
「そーいや、セイゴが急いで鉱山町に来たのはどうしてなんだ?
ギルドでも妙な騒ぎ方してたが。登録だけじゃないんだろ?」
「馬に無理させとったもんなぁ…
ん?村になんかあったんかセイゴ。」
不義理もしたくないし、話すしかないかなぁ……
俺は地図と手紙を取り出す。
「まず国やギルドに動いてもらう前提の話です。これらを見てください。」
村近くにオーク斥候が来たこと。
斥候の荷物から地図手紙が出たこと。
周辺探索で地底湖があった事。
地底湖にてオーク5体との戦闘があった事。
地底湖を抜けた先にオーク拠点があるかもしれない事。
手紙には拠点に向けて転移門設置を報告とバフィム砂丘にある封印の解除がオークロードから出ていた事。
転移門はローンフォ森林東にありまだ見つかってない事。
依頼を受けた言う冒険者らしくない連中が二人しか来なかった事。
それを見て冒険者登録がてら馬を飛ばして来た事。
二人に説明したら、二人ともルマ村に今すぐにでも行きそうな顔をしていた。
「ラスターさん、ミーレ会頭、急を要する話ですが二人が来ても人数が足りませんし、お店はどうするんですか。」
「お世話になった村なんじゃ!急いて何が悪いんじゃ!」
「そうだぞ!?ジーンのおっちゃんとかアニルドさん等が居たとしても安心出来る話じゃないだろ!」
話さなきゃ良かった…
「お二人とも、冷静になってください。協力をするなら人を集めてください。探索で転移門を探す人が少なくとも数人必要です。ローンフォ森林に廃ダンジョンがあるかすら未発見であり、そこからオークを足止めたり叩く戦力が必要なんですよ?村の護衛にしたってそれなりに数は必要なんです。二人増えたところで、今日みたいにほかに協力を出しに行くのが普通です。」
「わかっちゃいるが、セイゴみたいに冷静になれる方が難しいぞ!」
「ならラスターさんは先ず冒険者ギルドに行って人を集めてください。ラスターさんキチンとオーラン支部長に話してくださいね。
ミーレ会頭は支援物資になる様に商会として動いてください。冒険者向けな村じゃないのはお二人ともわかってる筈なんですから。」
「わっちは少し落ち着いたわ。セイゴが冷静過ぎるのが怖いんじゃが…」
失礼な。
慌ててなければ、そもそも今ココには居ないんだが。
それに、どうあれ人手が足りないのは明らかなんだから、ギルドや国に依頼してるんだ。
守る為にはやれる事は全部やって損はない。
昔漫画で見た台詞があったな。
「昔教わった事ですが、心はホットに頭はクールに、ですよ。ホットじゃなきゃ五時間でここまで来てませんし、あそこはもう俺の故郷で家なんです。」
「後輩が頼もしいな…熱くなりすぎた。」
「じゃな。明日朝一から動けばまだ間に合う話じゃしな。」
一応はクールダウンしたらしい。
「そういえば、話を聞いて疑問でしたが、ラスターさんは冒険者してますが、ミーレ会頭は何故商人になったんですか?」
「それか。ミーレと俺は同じパーティで俺が魔導斥候でミーレが神官戦士だったんだが、お世話に、なってた商人さんが居たんだよ。」
「よく護衛で商会について回ってたんじゃが、商人としてのノウハウはみて覚えていたからの、旅しながら行商出来る時はしてたんじゃよ。」
「そしたら冒険者するより稼ぎでる様になっちまってなぁ…他二人も王都の本店で仕事と護衛で食っていけてるから、冒険者よりは商会優先になって融資してもらって、店だす事になったのさ。」
「冒険者になってから5年で色んな場所行ったからの、行商しやすかったんじゃよ。それで一念発起してお店をし始めたんじゃが、軌道に乗りすぎて今は二店舗目のココを見ながら会頭しとるんじゃ。」
「俺とノロンは今も冒険者やってるが基本は護衛か用心棒扱いだな。ミーレとフロンは、会計とか出来て商人の職も持ってたから会頭と副長やってるんだよ。」
「ラスターとノロンはBランク冒険者にはなれる実績あるんじゃが、なるとCランク以上に拘束されるみたいじゃから昇級をしてないんじゃよ。わっちとフロンはCのままじゃな。」
なるほどなぁ。
若き大店会頭としてミーレ会頭とフロンさんはサードリア意外でも有名らしい。
やりたい事が出来たから、というのが理由になるのだろうが、孤児から一転冒険者になり、商人になり、成功をするのは難しい事だとは思うが、シンデレラストーリーみたいだなと思う。
にしてもランクの評価がいまいちわからないけど、C以上はかなり凄いとかってレベルなのか?
まぁ、そこは気にせずいよう。冒険者登録はしたが積極的にランク上げようとは思ってないし。
色々話していたが商会の従業員さんが、夕飯に大通りの出店の料理を買ってきてくれたので食べる。
夜部屋に案内されて、寝る前に五右衛門風呂サイズの特注樽を出す。
水を出す際に試したのだが、ある程度の温水はでる。ただし温い。
普段から拭いてはいるが気にはなるのが汚れだ。
タオルを準備し、樽に入りながら温水を出していく。
こうすれば樽から溢れないで済むしね。
人のお店の客間で何してるんだ?とも思うけど、気にしたらいけない。
温度を上げるのに種火を水の中で発動させる。
火は出ないが熱は出るらしい。ある程度熱を出し、熱くなったら水のなかで微風を出す。
これでお湯に浸かる事は出来る。
狭いし出にくいけど我儘は言わない。
そのうちお風呂を作るべきだろう。
風呂入ってる間に村の事聞くかな。
リュアスとエステルを呼び出す。
「「はぁ、また樽に入ってる…」」
ちなみに、これは2回目である。
見慣れてほしいもんだ。
「リュアス、さっきはありがとうね。今村はどうなってる?」
「村は平穏ですよ。束縛後も何もないですし。」
「シスターも子供達も問題ないよ。」
「エステルも護衛ありがとうね。」
「確かセイゴの方は何か問題起きてましたよね?」
「俺というか依頼自体がまだ出てない事が問題だったかな?ただオーラン支部長は直ぐに動いてくれたし、ラスターさんとミーレ会頭も協力してくれるみたいだから、数日はかかるだろうけど期待は出来るんじゃないかな?」
「優しい悪ガキのラスターと、鉄壁のミーレかしら…昔ルマ村にいた二人ですが、懐かしい名前ですね。」
「その二人で間違いないよ?」
てか優しいのに悪ガキって硬派な不良だよね。
雨の中捨て猫拾うような…
あと鉄壁ってなんだ。
神官戦士だからわからないけど、鉄壁は酷いんじゃないかな…女性なんだし…
明日の昼か夕方には出て早めに戻るが出迎えはしなくていいことを伝えると、二人は村に戻った。
二人はルマ村の為に、尽力してくれるかもしれないが、拠点攻撃する人が居なきゃ1人でやるしかないし無茶な事は頼めないしなぁ。
ステータス
所持金 銅貨200枚 銀貨92枚 金貨80枚 白金貨5枚
装備品
ブラスブロードソード
カイトシールド
バックラー
蜥蜴銀鉄のナイフ@2
釘ダーツ@10
スケイルソフトアーマー
手斧
ナックルガード
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⚫︎ セイゴ=ウヅキ 16歳
冒険者ランク G
創世神樹教会ローンフォ支部
保証人:エミン=クルケット
称号 なんちゃって騎士
職業
1・戦士 LV 12
2・町人 LV 23
3・精霊士 LV 11
4・狩人 LV1
HP 171
MP 93
SP 117
STR 102
VIT 97
DEX 81
AGI 81
INT 117
MND 106
LAK 101
魔法
精霊魔法<木>
木の盾籠 木盾生成 棍棒生成
樹木束縛 土の壁 石の弾 落とし穴
木の針
精霊魔法<水氷>
氷の壁 水の壁 水上機動 水中呼吸
氷の矢 水の弾 癒しの水 氷結束縛
氷の針
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武具スキル
棍術LV3 剣術LV4 斧術LV2
槍術LV1 鎌術LV1 盾術LV6
軽装LV4 重装LV1 投擲LV3
弓術LV1 射撃LV1 格闘LV2
パワーストライク SP8
スマッシュ SP6
サークルブレード SP10
シャープエッジ SP7
アクススロート SP10
ダブルスラスト SP8
スライサー SP9
バッシュ SP3
マジックパリィ SP5
バッシュブロウ SP8
ファストシュート SP6
チャージタックル SP5
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職業スキル
生活魔法
生産
商売
農耕
騎乗
挑発
武器習熟<小>
接近戦鋭敏化
精霊使役
精霊召喚
精霊契約
精霊纏依
駛馬
遠見
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固有スキル
言語共通化
職業追加LV 1
ステータス追加LV1
環境適応
発動消費半減
詠唱簡略化
鑑定観察
隠蔽
快速補助
精霊連結
屈強
見切
冷静
冷徹
幸運
創世神の加護
戦神の加護
精霊神の加護
職神の加護
木精霊リュアス
水氷精霊エステル
スキルポイント獲得2倍
残スキルポイント:24
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