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プロローグ
宮川 隼。
私の唯一1番長く傍にいて
私の素を見てきて
1番喧嘩した男の子。
しゅんとの物語はかけがえのない思い出。
しゅんのばか
どうしてこんなに私を困らせるの
どうしてこんなに私に突っかかってくるの
絶対無理!
絶対やだ!
嫌い!
しゅんなんて
しゅんなんて…
…あれ?
私しゅんのこと
本当は出会った時から気になってた…?
しゅんと出会ったのはあの春。
中学生になったばかり、
慣れない制服を着て私は今日も
中学校に向かう。
私は部活動見学で吹奏楽部を見学する
そこでたまたま一緒の希望の楽器になった
男の子、名前は宮川 隼。
私より少しちっちゃくて
猫みたいな鋭い目をしている
なんか不思議な人だなぁ
第一印象は『にゃんこ』だった。
これからこの隼にゃんこと
嫌なほど一緒に3年間を過ごすことを知らずに
私の中学校吹奏楽人生は幕を開けた。
読んでいただき誠にありがとうございます。
これからもどうか気ままにやっていくので
宜しくお願いいたします。