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旋律の機関銃  作者: つけうどん
1/1

#1鳴り響きし銃声

はじめまして、つけうどんです。

趣味で書いてみた小説で、文法とか間違いだらけだと思います。

よければ、この作品を宜しくお願いします。

小雨の中を女性は息を荒らげて走る。その目には確かに恐怖が映っている。

深夜の街に銃声が響き渡り、逃げ惑う女性からは鮮血が散り、倒れる。

後方より近付いたフードの巨漢が黒い拳銃を腰のホルダーに納める。

男はナイフを取り出し、女性の白い肌に文字を刻み込む。

。女性の首に刻まれた傷は頚動脈からの血を当分止める事はない。

巨漢はそれをフードの奥の目で笑い、すぐにその場を立ち去った。


夜がふけていく__。


例年より暑い初夏、本日も各地で高音が予想される日本。

マンションの自室。設定していた時間に目覚まし時計のベルが鳴り響く。拳骨で目覚まし時計を黙らせてからベットからむくりと起き上がる。カーテンをどかし、窓を開ける。午前6:00の空はもう明るい。

窓からは新鮮な朝の空気が入って眠気を飛ばす。岡の上に建設されたこのマンションは街を見渡す事ができ、毎年入居者が増えている。

「朝なんて一生来なけりゃ良いのに」

朝日を見上げながら蓮月 雪斗は呟く。清々しい朝である。

高等部二年生のバッジの付いた私立中央学園の夏服を着て、階段を駆け下る。

リビングは誰も起きていないらしく、朝食を料理している母もいなければ、食卓の上にも何もない。仕方なく朝食を用意することにする。

エプロンを首からかけ、冷蔵庫より卵を3つ取り出して割る。卵は熱したフライパンで焼きあげる。ジュっと卵の焼ける音と香ばしい良い香りがリビング全体に広がる。

それに釣られたらしく、妹が起きて来た。

「今日は玉子焼き?」

寝癖のパジャマ姿。眠い目を擦って来たのは妹の萌。中央学園中等部3年生、 蓮月 萌。ちなみに兄・雪斗と違い、朝にはめっぽう弱い。

「玉子焼きじゃない、目玉焼きだ。」

好物目玉焼きではないと知って萌はむすっとする。

「目玉焼きのどこが良いのよ?しょぱ過ぎだわ」

実はこの兄姉、性格も好物も似ても似つかないのである。

「あのなぁ、玉子焼は甘すぎるんだ、それに目玉焼きは玉子を溶かなくても巻かなくても良いんだよ。朝は少し塩辛いくらいの方が脳が目覚めるしな。」

ムキになって言い返す雪斗。

「はいはい、だからお兄ちゃんは女の子にモテないのよ。」

「うるさい。早く着替えて来い。」

ドタドタと階段を駆け上がって2階に戻っていく萌。

雪斗とはコーヒーをズスッと啜って、出来上がった3つの内2つの目玉焼きをテーブルに置く。もう1つはラップをかけ、冷蔵庫に入れて置く。母の分だ。

雪斗と萌の母、蓮月皐月はコンビニでパートをしている。昨晩の夜勤で寝ているのだろう。

萌が戻って来た時には朝食を食べ終えた雪斗がそこに居た。

「俺、先行くから。」

「え、何で?」

普段は一緒に登校している兄が先に行くなんて珍しと萌は驚いている。

「ちょっとね、じゃあ行ってきまーす。」

理由を答えずに雪斗は玄関へ向かった。

「変なの。」

萌は首を傾げた。ガチャリという玄関のドアの音がした。雪斗は家を出た。


いつも雪斗はバスで学園まで通学している。停留所の13個目に「私立中央学園」がある。いつもなら萌とそこで降りるのだが今日は訳が違う。本日は15個目の停留所「天柳町」で降りた。行かなくてはならない理由があるのだ。

それは今日の早朝の出来事だ。女性1人が銃殺された。本来ならこれは警察が解決する問題なのだ。が、雪斗には行かなくてはならない義務がある。


『魔銃士』だからだ。

とまぁ、こんな感じに1話をつらつら書いてみました。

どうでしたか?

はい、つまらないですよね(ニッコリ)

戦闘モノです。これから面白くしていきますので安心してください。


ではでは、また2話でお会いしましょう。


※1話には妹しか登場してきませんが、女の子はちゃんといます。

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