第一歩 朝の日いつの日
たまにですが、血が出ます。
平気な方はどうぞ。
ピッ ピッ ピピピ ピピピ ピピピピピピピピピピピピピピピピ・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う・・・ぅあ〜?」
何時もどおり、目覚まし時計が奏でるやかましいアラーム音で、何時もどおりに、俺は目が覚める。
「・・・・くぁ・・・ぁぁ」
まだ完全には起きていない体を、渋々ベットから起こす。
現在、午前4時30分。
こんな早くに起きている奴なんて、せいぜいとんだ健康家か、新聞屋くらいだろう。
だが俺は、違う。
何せ、52人分の朝ご飯を作らなければならないから。 それだけが、早起きの理由。
何故そんなに、大勢のご飯を作るのか・・・。
それは、家に52人住んでるから。
まぁもう少し詳しく言うならば、俺の家は、日本でも名の知れた寺らしい。
日本で名が知れてるんだから、もちろん門下生も居る事になる。
門下生は、今の所、20人だ。
俺を入れても21人。
52人になるには、あと31人必要だが、そこで出てくるのが----------------------俺の親友だ。
アイツは・・・太刀気 冷無は、かつて、14歳の若さにしてヤクザの組長になり、今ではどうゆう訳か「太刀気の兄ぃぃ!」
などと呼ばれるほどに。
冷無率いる、”太刀気グループ”とやらは組員が多い事で有名だ。
人数が多い分、家のない者も多いとか・・・・。
ま、優しい心の冷無くんの事だ、そういった人達を勝手に家へ居候させて行く。
月日がたつごとに人数は増え、いつの間にか30人も人が住む事になったのだ。
門下生20人・ヤクザ組員30人・この寺の神主俺・元々住んでたヤクザ組長冷無。
計52名なり。
こんな感じの物語。どうぞ、よろしく・・・・・・・・・って、あぁ!
自己紹介忘れてた。
先ほどから俺俺言ってたこの俺、4月に高校2年生になります、空裏 未外です。
明日は新一年生を迎える、入学式に参加する予定です。
今度こそ・・・・・・・
これから宜しくお願い致します!!
続
読んで下さり、誠に感謝申し上げます。
まだまだ続きますので、良かったら御覧下さい。
感想もお待ちしております。