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座椅子は用意しています。

ホクホク。

作者: caem。


 ただいまと同時に 玄関まで 美味しい匂いに包まれた


 人によっては合わないでしょうが これは酒粕に違いない


 足音をたてずに近づいて 台所まできたら 鍋があったから


 蓋を開いてみたら やっぱりな 大好物の粕汁じゃないかよ


 だいこん にんじん 豚肉 骨付きの鮭 白ネギ


 味噌の薫り たまらない お腹が空いてくる 


 ただ それだけでは満足できないンだなぁ そしたら


「コロッケでも買ってこようか?」 「お願いします」


 それでも少し足りなかったから 明太子で補う


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