唇と唇
俺は閉じていた目を開けてみた。
すると、俺たちはとある町の大通りに出ていた。
「すげえ…ここはどこなの?」
「ごめん、わたしも分からない」
え?
「ごめんね?まだうまく使えないんだ。このスキル。」
あ、そうなんだ。
「えっと、スキルをコントロールするのって難しいの?」
これは是非とも知っておきたい。
「ものによるかな。ユニークスキルはコントロールするのがすごく難しいから。結構私も失敗するんだ。」
町を歩いているとエクがこんな質問をしてきた。
「君は、家に帰らなくて大丈夫?」
まず家がないんだよな。
「大丈夫。いつもどっかの宿で泊まってるから。」
我ながらなんて見事な嘘なのだろう。
「そっか!じゃあ今日も宿に泊まるんだね!」
しばらく歩いていた俺達は「ローズルス」という宿を見つけた。
しかし…俺は財布を持っていない。
「ごめん。俺、財布持ってないです。」
「まぁ牢獄に入ってたんだし仕方ないよね。今回は、私が出してあげる。」
本当にすいません。
そして俺達は宿に踏み入れた。
しかし
「混浴だと…
いやいや無理だって
「先に入っていいよ…」
ここは先に入ってもらうしか
「他の人達も居るだろうし、仕方ないよ。」
俺はエクの提案に乗って一緒に温泉に入ることにした。
とても広い温泉なのだが、誰もいない。
エクの肌を見ただけで、顔が赤くなってしまい目も向けられない。
俺って結構チキンなんだよな。気まずいので適当に話題を振ってみる。
「エクはどこで生まれたの?」
「私はゲラードって町で育ったんだ。2年ぐらい帰ってないけど…」
「テントは?」
「分からない。」
日本なんてこの世界にないし。
「そっか。ごめんね。」
「いや、別に…」
この話はやめよう!!
「明日、俺にスキル教えて!」
「わかった。」
こうして、俺たちは風呂を後にした。
「あのさ、何でベッド1つしかないの?」
「でも、ダブルスだし。」
いやいや、これ二人で使うの!?
「もうここしか空いてないらしいから二人で使うしかないね。」
そんな風に平気な顔をして言ってくるので。、
「じゃあ使わせてもらうよ?」
俺はベッドに横になった。
ヤバい。かなりヤバい!
俺の後ろにエクがいる。俺は緊張してエクが見えない反対側を向いていた。
「どうしたの?もしかして女の子がいるから緊張してるの?」
エクは笑いながら言ってくる。
悔しい。完全に図星だ。
「別に緊張なんかしてな…
俺は言葉を繋げる事ができなかった。エクと唇が重なっているのだ。
えっと、俺キスするの生まれてはじめてなんだけど、まさかこうなるとは思ってもいなかった。
「あ…あぁ……」
頭に強烈な痛みが走った。
ベッドから落ちてしまい俺はそのまま床に叩きつけられ気を失っていた。
全然出せていなくてすいません。
もう少し早く出せるように頑張って行くっす!
後、文を長くするため少しずつ遅くなるかもしれません。
あれー?
なんか言ってることが矛盾してる。
おかしいな~
ということで今後もよろしくお願いします‼




