噛みつく蛇と飛べない雛の契約
古来、神々は天から地上に降り、乱れた世の中を平定し知恵を与え、支配した。
また、三神の一柱である須佐之男命は人々に自然のそしてあらゆるものからの恐怖を教えるために妖を作り出して世に解き放った。
それから時は流れに流れ、人々は見えなくなった神を妖怪を敬うことも恐れることもしなくなってしまった。
人は神に触れ 妖怪に触れ 恐れ 敬い その先へと進める存在である
と、いう建前の元、かつての神や妖怪の威厳を取り戻す為に突如として人々の前に神と妖怪は現れた。人には無い力と思考を持ち、人々が持っていた目に見えぬものへの憧れと創造と世界の意思の元で神々は『顕現』妖怪や魔物を『召喚』されたのだ。
三神は早速この国の実権を握り、新たな法を作った。神や妖怪の能力を制限し、彼らに無闇に危害を加えぬこと、大きな争いを起こさぬ事など人とほぼ変わらないルールを敷き人間と共存させる道を作り出した。
そして『召喚』の影響か、人と神と妖怪の住む世界に【脅威】までもが誕生した。
それは様々な廃棄物を纏い、人や神や妖怪のような姿を以って彼らを攻撃する新たな存在。三神はそれを【紛ツ神】と名付け、討伐するための軍隊や組織を作り出した。
【紛ツ神】は人や神や妖怪の負の感情を基に自然に発生する、いわばウィルスの様なもので人や妖や神がいる限り根絶することが不可能であるということが研究により判明した。
新たな世界 新たな脅威 新たな生活
それらからすでに百年以上が経った
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「はぁ…」
東京の陰陽庁総本部、最高責任者であるの天照大神大御神の執務室の前で一人の女性新人が大きなため息をついていた。先程から右腕をあげ、戸を叩こうとしては躊躇うように手を下げた。先程からこの動作を繰り返し、既に15分も経過していた。
女の本来色白で透き通るような肌は白を通り越して真っ青。小学生と間違えられそうなほどの小さな体は常に小刻みに震え、パッチリとした大きな瞳はキョロキョロと上下左右へとせわしなく動いている。顔が動くたび、まるで鶏の雛の様な色素の薄いフワフワの短いくせ毛もほわほわと綿毛のように動く。
ノックしようと握りしめられた拳はびっしょりと汗をかき、呼吸はとても荒く深呼吸しようとしても深く息を吸うことが難しくてまた鼓動が速くなる。
(ふぇえぇ~何で新人の私がこんな凄いところに、しかも初日に呼び出されなきゃならないんですか~?)
心中で半泣きの叫びをあげる少女の名前は八塩 雛。本日、結界師として配属されたばかりの新人である。なのに何故、いきなり総本部の長から呼び出されなければならないのか?
雛の実家は大きな神社で、長女である彼女は跡取りとして育てられた。礼儀作法は言うまでもなく、家の歴史から代々伝わる秘術まで神社を継ぐ娘として徹底的に教育されてきた。
が、悲しいかな彼女には大きな欠点があり秘術を使うことを禁止されてしまったのだ。それでもいつかきっとちゃんと能力が使えるようになると歯を食い縛り、修行と勉強を重ねてきた。
しかし、やはり現実は何処までも甘くなく、厳しいものだった。十も歳の離れた妹がかなりの才を持って生まれ姉よりも秘術を上手くコントロールできてしまった。当然、跡取りの座は姉から妹に。居場所を失った雛は、厄介払い同然で親に陰陽庁への就職を勧められそれに素直に従うことに。折しも、一年前に超巨大な紛ツ神による襲撃があり人員は大幅に減ってしまったためだろうか能力の低い彼女でも、あっさりと採用されてしまった。
(いつまでもこうしていても仕方ないですよね…お、思い切って!)
ドアをノックしようとした瞬間
「先ほどから一体何をしておるか、さっさと入れ」
ノックするよりも早く扉が開き、中から気だるげな印象の着物美女が呆れた顔で雛を見下していた。
高く結い上げた艶やかな黒髪、整った柳眉に陶磁器のようにきめ細かく白い肌、どこか毒々しいほどの赤い唇。白く細くペンよりも重いものは恐らく持ったことがないだろう嫋やかな指には火の付いてない長煙管が握られていた。
この人物こそこの国における軍隊『陰陽部隊』の総隊長でありここ陰陽庁の最高責任者でもある天照大神である。
「は、はははい!」
入室すると、部屋には気持ちの落ち着くような柔らかい匂いが広がっていた。恐らく何かのお香だろう。
天照大神はマホガニーの机に組んだ両手の上に顎を乗せて、こちらをじっと見つめる。上から下まで嘗め回すその視線に耐え切れず、思わず目を逸らそうとするがそれは失礼にあたると必死に堪えた。緊張のあまり体は小刻みに震え、己の姿を鏡で捉えた蝦蟇の如く、額からはたらりたらりと汗が滴り落ちる。
「まぁそんなに硬くならずともよい。とって喰うたりせぬわ」
面白い奴めとカラカラ笑いながら火の付いていない長煙管を銜えて机の上の資料に目を通す。
「お主、あの八岐大蛇退治に八塩折の酒を造ったものの子孫か」
「は、はい!実家は神社ですが、親戚は酒造を営んでいます」
八塩折の酒といえば八岐大蛇を退治する際に使われた酒で、これを飲んで酔いつぶれた八岐大蛇は須佐之男命に討伐されたという。
「ふむふむふむ、よし、やはりお主が適任やもしれぬな。お主…八塩 雛にこれから重大な任務を授けよう。付いて参れ」
赤と白の派手な着物を翻し、机の後ろの本棚から一冊の本を取り出し、開いた空間に指を入れ何やら口中で小さく何かを呟いた。すると本棚が左右に割れ巨大な鉄の扉が出現した。
鉄の扉には白と赤の巨大な陰陽のマークが描かれており、天照大神の細い指が触れただけであっさりと扉は左右に開いた。
「中は暗いから足元には十分気を付けてな」
覗き込むと、左右には等間隔で小さな蝋燭が並び下り階段が底の方へと続いている。天照大神が階段を下りるたびに蝋燭に火が灯り辺りをぼんやりと照らしていく。
「あ、あの…天照大神様」
「なんじゃ?」
「私たちは一体これからどこへ向かっているのですか?」
おどおどとしながら聞く雛への回答は
「地下牢じゃが?」
とんでもない爆弾発言として返された。
しかも、「え? 何聞いているのこいつ?」という顔をしないでください天照様!!と雛は内心でパニック起こしながら泣きそうになっていた。
天照に追いつこうと必死で階段を下りる。次第に当たりの黴臭さと瘴気が濃くなっていくのが感じられた。
「目的地に着くまでまだ少し時間がかかる。その間、お主に一つ伝えておくことがある」
「はい」
背中では分からないが、上司の声色にはどこか先ほどとは打って変わって少しの苛立ちと緊張感が感じられる。
「先の大戦『大厄災』をお主は覚えておるか?」
【大厄災】それは黄泉の国の神だった八雷ノ神達が地上の人々や妖怪、神々に対して大きな戦を仕掛けたものだった。
伊邪那岐を模した大紛ツ神まで出現し、東京は甚大な被害を被ったが辛くも討伐に成功。それが一年ほど前の出来事である。
「はい」
彼女の実家である出雲にもその話は当然届いている。連日テレビでは甚大な被害の様子を映し、出雲の神々も大厄祭の話題で持ちきりだった。
「八雷神は封印、幸い死傷者も出さず、めでたしめでたし…と、なった。『表向き』はな」
「表向き?」
「ああ、八雷神に協力していた奴らがおってな。そいつらがとんでもない人体実験を行っておったのだ。本来、紛ツ神の媒介は人に捨てられたいわば廃棄物。その廃棄物と人間を融合させて新しい紛ツ神を作ろうとした」
「人間を使った…紛ツ神」
紛ツ神はいうなれば負の感情のみを詰め込まれた付喪神。それの媒介が人間ということは、人工的に作られた半妖のようなものだろうか?
「その馬鹿げた集団のアジトを発見した時には辺りは血の海。多くの研究者は死んでいた。が、そんな中で数人生き残った被験者がいた」
(これって…もしかしなくても重要機密…!?)
人工的に紛ツ神を作ろうとしていたなどとは聞いたことがないし、第一ニュースにもなっていない。
不意に雛の胸に何か警告めいた重い心音が響く。嫌な予感がする…きっとこれ以上聞いてはいけないという不安。心音は警鐘を鳴らし続けるが、天照の言葉は止まらなかった。
「そのうちの一人が四神部隊の隊員でな」
四神部隊とは、天照大神・須佐之男命・月詠命が作り出した対紛ツ神用の軍隊であり異能力者である陰陽師や妖怪などの犯罪取り締まりも行う。いわば、昔でいうところの警察だ。
主に東西南北に分かれており、北は玄武・南は朱雀・東は青龍・西は白虎隊。この隊に入れるものは皆戦闘や呪術のエリートでありエキスパートである。
「情に厚く上司を大層尊敬しておってな、それが仇となり何重にも張り巡らされた罠にまんまと嵌った。で、見事人体実験の鼠にされ狂うてしもうた」
組織内の事を察知できなかったのは四神部隊の更に上司に当たるあなた達の責任では…?という言葉が喉元まで出かかったが、頑張って飲み込んだ。
「頭の中をいじくられたのか性格は一変。前は部下思いの大層人情に厚い男じゃったが、今のあやつの頭の中にあるのは『敵を殲滅』するということ。いわば完全な戦闘狂」
「…完全に、危険人物じゃないですか…」
「そう。助かったものの精神がやられて暴れ回るので監禁中という訳じゃ。普通の者が狂うたら、しかるべき場所に入院させるのが一番なんじゃがかなり厄介なことになっておっての…」
それで、何故、私はそんな危険な方の元へと連れて行かれているのでしょうか?
そう口を開きかけて、止めた。恐らくこの先に答えはある。それに上司の話はまだ途中。口を挟んではいけない気がした。
「お主、『紛ツ神』とはなんぞや?」
急な質問に、雛は一瞬たじろいだがすぐに昔学校で習っていた内容を思い出して答える。
「『古来よりある人間や妖の負の感情を基に、廃棄された無機物に怨念が宿ったもの。人や妖怪や神々を模した悪質な悪霊である』」
「ふむ、模範解答じゃの。で、話は先ほどのものに戻るが、新たな紛ツ神を作るのに媒介としたのはこの世に絶望した人間や妖。それらに紛ツ神に成りかけた廃棄物を組み合わせた結果、ほぼ全部が強力な神や妖の能力を模した紛ツ神となってしもうた」
歩みを進める足が重い、息がどんどん苦しくなってきた。瘴気がどんどん濃くなり、青紫色の霧のようなものが立ち込める。視界で認識できるくらいの強力な瘴気。それがもう目の前に迫ってきた。
「紹介しよう。元・白虎部隊の副隊長補佐にして杖術の達人『八来 忠継』だ」
地下の怪談を降り、長い通路を歩いた先にあったのは巨大な檻。大人の腕以上に太い柱の至る所に封印用の札が貼られていた。その封印の札をもってしても檻の奥からは濃厚な瘴気が溢れている。
胃の奥からせり上がってくる吐き気を堪えつつ檻の中を凝視するが、薄暗い地下牢の奥に人影がかろうじて見えるだけ。
「おお、すまぬ。これではあ奴の姿は見えんかったな」
薄暗い地下牢の周辺に数個の人魂のような光が灯る。その炎に揺らされ見えたのは、牢の奥で幾重もの鎖で拘束された一人の半裸の男の姿だった。両手は天井から伸びた鎖で拘束され、胴体にも巻かれている。両足は床から伸びた鎖で拘束され磔のような状態になっている。肩で荒い呼吸を繰り返し、その口には猿轡がしっかりと噛ませられている。
血のように黒が混じった赤い瞳はただまっすぐに前を見据え、瞳孔が開いたそれは怒りと憎しみが十分に見て取れる。
「……」
雛は先ほど聞かされていた経緯に、今の彼の姿に同情して思わず口をつぐんだ直後思わず悲鳴を上げそうになる。
炎に照らされ浮かび上がった男の影。それは牢いっぱいにまで伸び、やがて八本の首と頭を持つ蛇の様なものに変わっていったのだ。
「っ!」
叫びそうになって、慌てて口元を押さえた。声を上げれば、確実にパニックを起こしてしまう。上司の前でそれは駄目だ、そして何より未知数の危険をはらんでいるこの男を刺激してしまうことになるかもしれない。
雛の目の怯えの色が濃くなった瞬間、男の背後の蛇が蠢き手足を拘束していた鎖が、男の胴に巻かれていた鎖がチャリチャリと音を立てて震え出す。
「ん?おかしい…封印の術が緩み始めた?」
天照が呟くと同時に、男を拘束していた鎖が甲高い音を立てて砕け散る。両手足が自由になるや否や男は猿轡をむしり取り、檻の柵に掴みかかる。すると白い雷の様なものが檻を包み男を感電させる。
「ひっ!」
白目を向いて痙攣する男の姿に思わず雛がとうとう堪え切れず悲鳴をあげる。震える彼女の横で天照は呑気に煙管を銜え、口の端で笑みを形作った。
「ほぅ…耐えおるか」
雷に体を貫かれても尚、男は柵から手を離しはしない。
「 は は ははは ひ ゃ はは は はははははははは ! ! !」
その口から狂ったような笑いが途切れ途切れに漏れたかと思うと、柵が見えない鋭利な刃物で細切れに切り裂かれた。
「へ?」
一瞬、何が起こったのか分からなかった。呆ける間もなく、男は獣の様な脚力で瞬時に間合いを詰めて雛の喉に掴みかかった。
「!?」
咄嗟に横に転がって避けて間合いを取る。すると男はニヤリと意地悪くしかも嬉しそうに笑った。その手には一本だけ細切れにされなかった柵が握られている。
「ほぉぉぉぉ?嬢ちゃん、い~い身のこなししてんじゃねぇぇかぁぁぁぁぁ?」
柵を片手で持ち、己の肩をトントン叩きながら雛を上から下までじっとりとした目で見つめる。
改めて、男———八来 忠継を見る。
年の頃は四十くらいだろうか?狂気じみた笑みを浮かべるその顔を縁取るのは濃い無精ひげ。
一見痩せて見えるが諜報部隊の三席を務めていただけあって無駄の無い体つきをしており、日にほとんど当たっていないのか肌は不健康な白さ…土気色に近い。
腰まである長い髪はまるで老人のように真っ白である。
「…お主、怯えている割には冷静に観察しているのう?」
雛と同じく忠継から距離を取った天照が彼女の心の中を見透かしたように呆れ気味に呟いた。
「でぇ?まぁた俺を閉じ込めるのかぁぁぁ?閉じ込めて、アイツらと同じ様にいじくっていじくってまぁぁぁた壊すのかぁぁぁぁぁ?」
素早く間合いを詰め、天照の眉間を狙うように棒を突き出す。が、それは女神の額に触れる寸前、薄皮一枚というところで見えない壁に阻まれて動きを止める。
「阿呆、我等をあの脳味噌に蛆が沸いたような存在と一緒にするな。そなたを解放し、望み通りに戦場に戻してやる」
「本気か?本気かぁ?本当かぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「が、それには条件がある」
依然己の眉間の皮一枚で留められている棒を人差し指でひょいと押し返す。すると、キィィィンと金属と金属が擦れ合う様な甲高い音が響く。
「あ?」
瞬間、八来の体が後方へと大きく弾き飛ばされた。衝撃の大きさに受け身も取れず背中から壁に勢いよく背中をぶつけ、気を失う。
「ふむ、この程度で吹き飛ぶとはな。多少は衰弱しているという事か」
丁度いい、と天照が懐から一本の黒い鎖を出した。先ほど八来を拘束していた鎖と違い光を受けると僅かに赤く鈍い光を見せる。
「雛とやら、近こう寄れ」
ひらひら片手で手招きして雛を呼ぶ。依然戸惑った顔のまま近づくと、いきなり左の胸をがっしりしっかり鷲掴みされた。
「にゃあああああああっ!!??」
「おお、意外と大きいな」
雛の体に不釣り合いなほど大きいそれを手に持った鎖ごと鷲掴みにして素直な感想をもらす。
「真顔で言わないでください恥ずかしいです手を離してくださいぃぃぃぃ!!!」
赤い顔であわあわ狼狽える雛の目の前でするりと音もなく鎖が左の胸に沈み込んだ。
「!?」
不思議なことに痛みも冷たさも何も違和感を感じない。
「はい、ではもう片方の先っちょを気を失っている八来に入れまーす」
心底面倒くさいという顔で八来に近づくと、説明を棒読みしつつ雛の時と同じ様に左胸に鎖の先を埋め込んだ。
「…天照様、何ですかこれは?」
自分の左胸から伸びている鎖を持ち上げつつ、至極まっとうな質問を一つ。
展開が急すぎて思考を放棄したいが、放棄した途端試合が終了してしまう。頑張れ私頑張れ私…と何度も自分に言い聞かせる。
「我が陰陽庁一の縁結びの神にして、お見合い婆と名高い菊理媛神命特製の『縁繋ノ鎖』よ。これでお主とこの男は離れたくても離れられない『縁』で結ばれた」
「何でこんな事するんですかぁ!?」
「お主にこの男の監視と抑制をしてもらうためじゃ」
「え!?」
「紛ツ神化はしたものの一応は理性も残っているし、今は深刻な人手不足だし、かと言ってそのまま『りさいくる』して問題になっても困る。なのでお主の様な『能力』を持つものに必要以上暴れないように監視していてもらいたい」
『能力』そう天照が呟いた瞬間、女神の目の奥に鋭い光が見えた。慌てて目を逸らすと天照は愉快そうに口の端で笑う。
「…あぁ…!?くっそ!気ぃ失ってたぁぁぁぁぁ!!!気ぃ失ってる場合じゃねぇぞ俺ぇぇぇ!!」
意識を取り戻した八来が獣の様な唸り声を上げながら再び天照に襲い掛かる。
「五月蝿い童っぱめ」
天照は雛の襟首を掴むとまるで盾にするように己の目の前へと突き出す。
「雛を殺せばそなたが死ぬぞ?試してみるか」
その言葉に八来は舌打ちして何もせぬまま天照の横へと音もなく着地する。どうやら命がけで試してみる気はなさそうだ。
「そりゃ駄目だぁぁぁぁ!死んじまったら楽しめねぇぇぇぇぇ!!」
地面にドカッと胡坐をかき、不貞腐れた顔をする。
「雛とお主の魂を鎖で繋がせてもらったが、お主が死んでも雛は死なんが雛が死んだらお主も死ぬ。名付けて『結魂かっこがち』!」
「「意義ありぃぃぃぃぃぃ!!!」」
地下牢に中年と合法ロリの声が同時に響き渡った。




