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0000  作者: emusho
7/8

調査対象 五味総司

2015/08/01


今月から五味総司ごみそうじの調査を始めます。

今回はフタミンにも協力を仰ぎ、調査を実施します。

なぜなら、五味総司は評判の悪い男で不良です。

しかも、別の超能力者で不良の九頭拾くずひろいと入学当初からつるんでいます。

このツーマンセルは通称ゴミクズコンビと呼ばれ、担任と同じぐらいのヤバさを持っています。

なので、この日は自分の家でフタミンと作戦会議です。


futami:大霊堂の信奉者の出して、電結の荒廃者の効果使ってトドメじゃ

kazumi:やっぱり親和ってクソだわ

futami:貴様も同じデッキであろう

kazumi:これから作戦会議を始めます

futami:唐突だな貴様、お茶菓子を用意しようぞ

kazumi:今日はスペシャルです


そう言って自分は冷蔵庫から、いちご亭で買ってきたモンブランと適当に買いました。

アイスコーヒーを持ってきました。


futami:いいチョイスだカズ

kazumi:どうも


そして二見がモンブランを手で汚く食いながらズバリ言ってきた。


futami:あいつ等は人を殺しておるのか?

kazumi:してる。五味が5人、九頭が6人だ。

futami:一筋縄じゃいかぬな、普段の様子から分かりきっているがのう

kazumi:神様の協力はどうなの?

futami:今回はノータッチだと


アイスコーヒーを飲みながら、自分が言いました。


kazumi:いつも通りにやるしかないか・・・

futami:我は要らぬのではないのか?

kazumi:怖いから付き合ってよ

futami:フッ・・・了解した

kazumi:有難う


作戦会議が終わりました。


2015/08/02 

14:00

五味の家の周辺にて、サングラスをかけた賃貸物件紹介(偽)の看板を持った

サラリーマン風の見てくれの男が二人

自分と二見です。


futami:相変わらずカチカチうざいぞ、それ


自分が普段から持ち歩いているカウンターのボタンを押しているのを見て言った。


kazumi:ごめん癖でね

    お前も自分と話すときは割と普通だよな

futami:神からのオーダーじゃ

    普段の電波キャラは作っておる

kazumi:マジかよ・・・


やり取りしてる間に五味が家から出てきた


futami:おいでなすった

kazumi:尾行するぞ


看板を目立たない場所に捨て、自分と二見は五味を尾行しました。

14:15

その体面から元々スナックだったと思われる廃屋に到着。

五味がドアを開け廃屋の中に入って行った後、少し遅れて自分達も入って行いきました。

室内が何も見えないぐらいに暗いので照明を探そうとした瞬間

暗かった室内が明るくなり、閉めたドアからガチャっと鍵が閉まる音がしました。

そこに知った顔の三人

五味、九頭、四角が笑顔で立っていました。

目は笑っていませんでした。


gomi:何コソコソ、ストーカーやってるのwwwww

kuzu:探りこれ以上入れるなつってんの馬鹿だなこいつらwwwww

yosumi:想像力が足りなかったようね


自分達は逃げるつもりでしたが、体を動かすことができません。

統計の力で確認したところ五味の超能力が働いているみたいです。


futami:しくじったのう

kazumi:自分達をどうするつもりだ

gomi:どうする?四角

yosumi:半殺しにして

kuzu:殺した方が後腐れが無いと思いますが

yosumi:コストと手間がかかるから、やめて頂戴

gomi:了解だぜ

yosumi:後はお任せしますわ


四角が瞬間的に青白く光った後、存在が消えました。


gomi:さてさて、どう遊ぼうか。手始めに指の骨でも折るかフヘヘ(^o^)

kazumi:助けてくれ!!

kuzu:安心しろよ命は保証されてんだから(^_-)-☆

kazumi:助けてくださいぃぃぃぃ何でもしますからぁぁぁぁぁ

gomi:フヒャヒャヒャヒャヒャwwwww

kuzu:(・∀・)ニヤニヤ


自分は恐怖に取り憑かれていました。能力で分かっている、ゴミクズ共の行動回数と予測していた殺人犯的な性格が実際一致しているからです。こいつらは四角の指示を無視して自分を甚振ってから殺すつもりでしょう。 不思議なのは二見です。 全く恐怖の無い平然とした様子です。 能力で明るい未来でも予知できているのでしょうか?


kuzu:ちなみにクソストーカーが何でもしたところで俺達の何の役に立つんだよwwwww

kazumi:ちょ・・・超能力を使えます・・・

kuzu:嘘ついちゃ駄目よwそれが本当ならこの状況にならないでしょwww

kazumi:ほ、本当でしゅ。 九頭さん6人殺していますよね。五味さんは5人。

gomi:何で知ってるんだ? 面倒だから九頭こいつら殺す(^o^)

kuzu:待て待て。どうやって調べた? マジで超能力? 超能力だったら詳しく説明しろ


自分はそして統計スタティスティックスの説明をしました。

生き残るために必死でした。


kuzu:ふーん。だったら四角について色々教えてよ

gomi:俺も気になるー


意外でした。こいつら四角の仲間じゃない?

でも、納得してもらえそうな情報がこちらには全然無いのです。


kazumi:し、調べようとしたけど駄目で、でした・・・

kuzu:使えねえじゃん


自分の手首から肘の間にかけてYシャツが裂けて縞模様ができました。

それは切り傷で血が流れYシャツが赤く染まり、そして痛みが


kazumi:ぎゃあああああああ!!!

kuzu:嘘はよくないな(´∀`)ちゃんと教えてくれないと命いくつあっても足りないよ?

gomi:面倒だから早く殺そうぜ

kazumi:本当だ!!!あいつに試してみたけど、使えなかったんだ!!!

kuzu:ふーん( ´_ゝ`)成程ね

gomi:早く殺そうぜ

kuzu:待て五味、こいつらは生かして利用する

gomi:オーケイ。で基地外の方はどうするよ?

kuzu:お前にまかせる

gomi:オーケイだぜ


五味の腕が細長く変形し、鞭のようにしなり二見の背中を襲いました。

Yシャツが裂けて、血が流れました。


futami:グフゥ!!

gomi:あんまり痛がらないねぇ

kuzu:半殺しはこんなもんでOKだろ

gomi:つまんねえな

kuzu:おいストーカー

kazumi:は、はい


九頭がメモ書きに何か書いて紙を自分に渡してきました。


kuzu:書いた通りに動け、いいな?

kazumi:り、了解です


九頭が天井を突き破りながら超人的な跳躍を

五味が体を霧状の何かに変身して、二人はその場からいなくなりました。

能力が解除されたのか自分と二見は自由に動けるようになってました。


kazumi:それには何と書かれておるのだ?


そのメモ書きに二人の運命が大きく動かされることになるとは、自分には予測できませんでした。


















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