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プロローグ

 目の前には木で作られた柵があり、その向こうから20体のゴブリンがこちらに向かって走ってくる。

 そして、第2(・・)第3(・・)の目も視界にゴブリンを捕らえていた。


「前20、左10、右30。

 左から5人、右に移動の伝令を」


 手早く伝令に命令を下し、その他にも準備を開始させる。


「ジュリは遠距離の矢。

 1番2番の結界を発動急いで」


 身近に控えている少女にも戦いに加わってもらうために指示をだす。


「弓部隊、1から3まで火矢に持ち替え、それ以降は通常で放て」


 そして、異世界の村を守るための戦いが始まってしまった。



 僕の名は、鞍馬康之(くらま やすゆき)。27歳独身、地球生まれ。平凡なサラリーマンだった。

 それが現在(いま)は、名前がクラッドで、年が17。自分の村をゴブリンの大群から守っている。

 どうしてそうなったかと言えば、神が悪かったといえる。


 異世界基準の17年前。帰宅中のはずが、気がつけば真っ白な空間で神(仮)と対面していた。

 そして神(仮)が一方的に話し始めた。


「わし、神。で、お前さんは事故で死んだ。いわゆるテンプレ通り」

「……。は? えーっと、くわし――『鑑定スキルあげるから、自分で調べて。じゃそういうことで』」


 そして、気がつくと、見知らぬベットの中で自分は赤ん坊だった。


 それから、ぼーっとした頭で考えた結果、死んで異世界に転生。

 ようするにラノベのテンプレ状態だった。


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