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これなんて無双ゲー?  作者: TOTO
裏切り ~Betrayal~
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宣戦布告

新旧パンドラの対決を制したのは新パンドラだった。


「くそっ、俺は…奴には勝てないのか…」


「思い遺すことはないか、ゼラード?」


「一つだけある。お前を殺せなかったことだ、兄さん。」


「…残念だったな、弟よ。」


ゼラークがゼラードにとどめを刺そうとする。そこにエアとジュリアが口を挟んだ。


「やめろ!ゼラーク、その人を…殺すなぁ!!」


「やめてください、ゼラーク。どうかこの人だけは…」


「断る、こいつを殺せばお前らの指揮系統が崩れる。それにこいつを殺さない理由がない。」


「あの2人の戦いに私すら割り込めなかった…。あの2人の使っていた力…まさか!」


「…終わりだ、ゼラード。」


ゼラークが剣を振り下ろそうとする。その時、


「動かないで、ゼラード隊長。」


「お前もだ、新パンドラ隊長ゼラーク。」


「イクスさん…それに、トウヤ?」


「今頃現れて…!」


「動くなといったはずだ、ゼラード。」


イクスがゼラードにギガグラビティをかける。


「ぐっ!」


「ここは俺たちに場を収めさせてもらう。」


突如、ゼラークが叫んだ。


「お前たちの目的はなんだ!?」


「そのうちわかるさ。」


そう言ってイクスはそれぞれを本陣に転移させた。


「あ、エミルは残しといてもよかったな。」


「始めようイクスさん。」


「ああ。」


2人は転移した、ネームレスの上空…エウテルペを転移させた所に。


エウテルペの城ではオウカとリオンが待っていた。


「おかえり、2人とも。」


「ただいま、オウカ。…始めるぞ。」


全員が頷く。


「よし、これ初めて使うな…。『テレパシー』……繫がったぞ。」


イクスの魔法が繫がったことを確認すると、オウカは話し始めた。


「この世界に住む全ての人々にお伝えします。私達は、旧アポロニア王国第0部隊『パンドラ』。ただいまを持って私達はこの戦争における全ての戦闘行為の停止を勧告します。従わない場合、私達は力でそれを制圧することも警告しておきます。抵抗は無駄です。私達の目的はただ一つ、全ての戦闘行為の停止です。」


「お疲れ、オウカ。」


「これがイクスさんの言ってた考えなんですね…。確かに、パンドラの名はもの凄い知名度ですが、本当にそれで戦争が終わるのでしょうか?」


「わからない。けど今は、そう信じて戦うしかないんだ。」


「そうだな、トウヤ。早く戦争を終わらせてリオンが安心出来る世界を作るんだ。」


その頃、西軍本部では


「だから、さっきのあの声の正体を突き止めろと言っているだろ!!」


「はっ!ですが…我々技術専門班の総力をあげても解明出来んのです。」


「どういうことだ?」


「おそらくあれは…遠い昔に絶滅した筈の空間魔法、または時間魔法の一種でしょう。そうなると現代に再現出来る者などおりませんので過去の文書を探すくらいしか…。」


「ならば、こちらで文書をかき集めてやる。これより、先に挙がった2種の魔法を『古代魔法』と呼称する。技術班は早急に古代魔法の研究を進めろ。もはや一刻の猶予も許さん。」


「はっ!!」


技術班の長が部屋を出て行く。


「しかし…古代魔法か…。また、厄介なものを…。」


「歴史上、古代魔法を2種とも扱えたのは初代パンドラ隊長ただ一人。遺産の件もあるが…現隊長はどう考える、ゼラーク?」


「間違いない、遺産本人だ。先程俺の前に現れやがった。しかも、あんな化物が2人もいやがった。」


「…ちょっとまて。今2人と言ったか?」


「ああ。」


そう答え、ゼラークは出て行った。


「これは…古代魔法を研究したからと言って、我らに勝ち目はあるのか?」



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