世界観(1000年後)
「…しかし、まぁ…皆天界で働いてたとは…。なんというか…うん、びっくりだ。」
「私もそうですが、他の皆もだいたい理由は一緒ですからね。」
「理由…?」
「それは、ヒミツです♪オウカに怒られそうだし。」
確かにオウカが後ろから殺気を放ってるんだが…、願わくば俺に向いてるんじゃない事を祈ろう。
「で?結局その人たちは何者なのかしら?」
ジュリアがエミルに詰め寄る。エミルはそれをあしらいながら
「あなたならわかるでしょう?ゼラード。」
「ん?そこで俺に振るか…まあいい、そいつはな…このパンドラの創始者にして、初代隊長。紛れもない『覇王 イクス』だ。」
「「「っ!!」」」
「なあ、覇王っての辞めてくれないか?恥ずかしいんだが。」
「そんな事よりも!どういうことなの?本物って…え!?千年前の人物の筈じゃ…」
「…理解し難いでしょうね。何せ、千年前は私達ですら常識を疑うようなことをやってたんですから、この人は。」
と、エミルは答えながらため息をついた。
「そんなことはどうでもいい。あんたには力がある。例え、今はまだ失っていたとしても。」
「…へぇ、よくわかったな。」
「まあな、それを知った上で協力を仰ぎたい。」
「なんとも返事をし難いな。まず、状況を説明してもらいたい。」
「いいだろう。…エア。」
「はいはい。じゃあ、イクスさん。まずネームレスが大国に挟まれているところまでは知ってるね?何故ネームレスがそこから取り残されたのか…それは、このパンドラが大きく影響していたんだ。元のパンドラはもっと規模があったんだけど、先代隊長が亡くなってからクーデターが起きたんだ。奴らは自分達こそが真のパンドラ部隊だと名乗り、僕らパンドラ部隊をアポロニアごと抹消しようとしたんだ。そこは、そこのゼラード隊長が皆をまとめて、ある程度抵抗はしてるけど数の差があまりにあったのでそろそろ保たなくなってきてる。そこに、『覇王の遺産』の情報を持った、神の使いさんがやってきたんだ。今ココね。」
「そういうことだ。イクスには遺産の捜索、確保を手伝ってもらいたい。」
「目的が見えないな。そもそも遺産とはなんだ?それを使って何をするつもりだ?」
「遺産の説明はそこの神の使いに聞くといい。そうだな、俺の目的を教えておこう。俺の最終目標は、裏切り者の粛清、即ち新パンドラ部隊のボス、我が兄であるゼラークの抹殺だ。…よく考えてくれ。」
結局、イクスはその場で返答せず2人はしばらく王宮に滞在することになった。
「どうするの?あの人に、協力するの?」
「…わからん。あの隊長、言ってることはまともだけどなんか裏がある気がするんだよな。とりあえずはしばらく付き合ってやるか…。」
「そう。…ねぇ、イクス?」
「ん?なんだ?」
「…ギュッて…して?」
「えっ?あ、えと…」
途端にイクスが赤面しだす。
「もう!目覚めてからほとんどかまってくれないじゃん。だからこういう時だけでも…お願い…。」
ーやめてくれ…上目遣いには弱いんだ…。
「あ、あぁ…。わかった。」
イクスもやっと決心がついた…その時、
「……そこで見てるのは楽しいか、エミル?」
「…はぅ。やっぱりバレちゃいましたか、流石ですね。」
「さっきはいいそびれたけど、本当に久しぶりね。」
「はぁ、本当に…。抜け駆けは許さないって…言ってたのに…。」
エミルが何かつぶやいていたが、これは聞かない方がいいかな。
やっと、投稿できました。いやぁ、学生は辛いですw
とは言え、まだテストが終わったわけではないのでまた、しばらく出せないかもしれません。どうか、ご容赦を。




