表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これなんて無双ゲー?  作者: TOTO
始まりの場所 ~the Place of Beginning〜
6/82

初依頼! 2

「まずギルドへの登録をするわね。そのドラゴンちゃんはイクスの召喚獣って扱いでいいのね?そんなに身構えなくても大丈夫よ。ちょっと血をもらうだけだから♪」


そういってユリが差し出したのはバスケットボールくらいの水晶とナイフだった。怖えな、血判かよ…。

流石にオウカもこれにはびびったらしい。ナイフみて固まってやがる。


「じゃあ、そのナイフでちょっと血を出して水晶に垂らして。それはある魔法道具で血液によって個人の判別、各ギルドとの情報の共有が出来るのよ。すごいでしょ?」


元の世界でいうパソコンみたいなものか。


「じゃあこれ、登録証ね。なくさないように!それと、イクスとオウカは今回が始めてだから、私がお勧めの依頼を受けてもらうわね。えーっと…、これにしようかな。『猪の討伐』。報酬は10頭で仮銀貨5枚、追加で一体につき1枚ね。近くの村で猪の群れに襲われて怪我人が出ちゃったらしいの。ほっとくと危険だから、討伐依頼が出されたらしいわ。猪は基本、森の中に住処があるらしいから、よろしくね♪」


この世界の通貨の価値はこの間イシスがおしえてくれた。仮銅貨1枚で日本円でいう10円、あとは10枚毎に銅貨、仮銀貨、銀貨、仮金貨、金貨、仮白金貨、白金貨となるらしい。白金貨って一億じゃねえか。


「わかりました。いってきます。」


「わかった。いってくるよ。」


「ちょっと待って、今回は少し高めのCランクの依頼だから、パーティーで行ってね。イクスとオウカの2人で。」


「「え?」」


「だから、パーティー組んで行って、っていってるのよ。わかった?」


「いや、わかるけど。マジで!?」


「うんマジマジ。」


「私が?こいつと!?」


「うん、そうだよ。もう手続きは済んでるからね。拒否権は無いよ♪」


「えぇ?嫌です!私が?こいつと!?そんなぁ…。」


ー今はこれがツンデレだと信じたいよ…。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ