表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これなんて無双ゲー?  作者: TOTO
決戦 ~Last Battle~
51/82

再会

さて、次のオウカで最後の一人だったはずなんだが…


「わたしもついていっちゃだめ?」


と、アミがただをこね始めた。


「アミちゃん、おとなしくしててください。すみませんイクスさん、オウカさん。アミちゃんの面倒は私が見ておきますね。」


アミが瞳をウルウルさせてこちらをみている。


「…俺は、別に構わないけど…オウカは?」


「そうね…私もいいよ。」


「ありがと!イクスおにいちゃん、オウカおねえちゃん!」



「で、どうするんだ?アミも一緒になったが…」


「アミちゃんも一緒なんだし、散歩でもしよう。」



三人で町外れの丘まで来た時、アミが突然こんなことを言い出した。


「なんだかパパとママみたいだね。おにいちゃんとおねえちゃん。」


「「へ?」」


途端にオウカの顔が赤くなった…気がした。夕日のせいだよな!…多分…。


「え…っと…、そう…だな…?」


「そう…ね、アハハ…。」


そのまま、少しの沈黙が続く。そしてオウカが切り出した。


「アミちゃん、ちょっとだけあっちの方に行っててもらっていい?」


「?うん、いいよ?」


「ありがと、ーイクス…この際だからちゃんと言っておこうと思うの。私、私ね、ずっとーーーー」


「ーー!」


「俺は…」


そう言いかけた所で、オウカが消えた。いや、正確には攫って行ったのだ、あの男が…!


「少し預からせてもらいますよ。」


「アミ…!こっちに来てくれ!……っ!」


イクスは宿に転移した。


「あれ?イクス様、オウカは?」


「アミを頼む。オウカは…絶対に連れ戻す!」


イクスはサーチを開始した。だいぶ離されたな。まあいい、転移の前に距離など関係ない!



ザッ


「おっと。これはこれはお速いご到着で。」


「だまれ。早くオウカを離せ…。」


「おやおや、ただの餌かと思えばおまけまでついていたんですねぇ。それも極上の物が!そうかイクス、お前この女に…ハハッ。こりゃあ傑作だ!こいつが誰なのかも知らないで?ハーハッハッハ!!」


「てめぇぇぇ!!」


イクスが二本の刀を抜き、襲いかかる。だが、奴はそれを躱し消えてしまった。オウカ共に。


「君があまりに遅いのでねぇ。催促しに来たんだよ!というわけで早くエウテルペへくるんだな。こいつがこいつでなくなる前になぁ、ハーハッハッハ!」


「待てよ、待ちやがれ!!」


くそっ…くそっ、また、守れなかった…。あいつにまだ何も伝えてないのに…。


「何落ち込んでるのよ!しっかりしなさい!!」


「…誰だ!?」


「しばらく会わないうちに私の声も忘れちゃったの?」


「まさか、イシスなのか?」


「そうよ。」


「くそっ…また、俺は大切なものを守れなかった…。イシスに力までもらったのに。」


「それで諦めるの?あなたにとってオウカちゃんはその程度の存在なの?」


「……!…そうだな、俺は誓ったんだ。あいつを守るって、あの笑顔を絶対に消させやしないって!!」


「そうよ、あなたはそれで良いのよ。」


「…ありがとうな、イシス。」


「私もすぐにそっちに応援に行くから。本来ならいろいろ制限がつくけど、対悪魔なら解除することができるの。100%解放までは無理だけどね。」


「ハハッ、それは心強いな。じゃあ、行くよ。」


「ちゃんとオウカちゃんを取り返すのよ。ルー達には私が伝えておくわ。」


イクスは小さく頷くとエウテルペへ転移した。


「ーというわけで、イクスは一人でエウテルペへ向かって行ったのよ。」


「そんなことがあったんですか…。」


そういいながらルー達は次々にあのブレスレットを壊していった。


「え、なんで?イクスにもらった大事なやつじゃないの?」


「大切でしたけど、これがあるとイクスさんは全力でやれないじゃないですか。私達はイクスさんの足手まといになりたくありません。」


「私達もリッカと同じ意見です。そして、私達は私達にできる事をやろうと思ってます。」


「だから、私達に力を貸してください。」

最近、イクスがあまり無双してない気がします。僕的にはこういう展開もありだと思うんです。ただ、エウテルペが云々のくだりが終われば再び無双ゲーになってくれると思うので、もう少し無双ゲーでない無双ゲーを見守ってくれたらな、と思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ