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これなんて無双ゲー?  作者: TOTO
パンドラの匣 ~Pandora's Box~
17/82

新部隊始動!

一週間後、イクス達は再び王宮にやって来た。


「国王にアポはとってありますね?…ではどうぞ。」


今度は門番にすんなり通してもらえた。前は化け物だのなんだの言ってたくせに。やっぱり、王が無事だったのと誰一人殺さなかったのが功を奏したかな。


「仮にも国軍よ。何か怯えてるじゃない。私のためとはいえ、あんた一体何したのよ?」


「さあ?」


「どこまでも自覚がありませんね。あなたの力は一国にも匹敵するどころか、それすらも軽々超えると証明してしまったんですよ?」


「う……」


ルーとオウカの集中砲火を浴びる。俺が何をしたっていうんだ?まあ、軍隊を潰しましたけど?


それより、この2人、なんか仲良くなってないか?やっぱり女の子同士だからかな?


そんな事を考えているとこの間の広間に着いた。そこにはやっぱりというか案の定と言うか、ヴェルデがいた。


「いやぁ、待っていたよ。もうできあがってるから早速着替えて来てくれ。着替えたら奥の部屋にきてくれ。」


3人が言われた通りに着替える。なんだ、あれだけ採寸とかやったのに制服って上着だけかよ。俺だけ丈が長いし。


「すまないね。あくまで秘密部隊だから、堂々と制服を作れないんだ。イクス君のは特別製だよ。一応隊長をやってもらうからね。」


奥の部屋に入ると、ヴェルデが俺の考えを見透かしたかのように、答えた。


「さて、君たちにはこれから、第0部隊、コードネーム『Pandora』として働いてもらう。と言っても今は、仕事がないがね。当面は少し人数を増やしてくれ。流石に3人というのは心許ないからね。普段は元通り冒険者をやっていてくれ。」


「わかった。」


「あと、本部としておいてある建物は住居として使ってくれて構わないよ。じゃあ、今日は帰っていいよ。」


ヴェルデの話は終わったので、3人は用意された豪邸とやらに向かうことにした。


そして今、豪邸前にいるのだが、これは…豪邸と言うより、


「ほとんど城じゃねえか!!」


「中々の豪邸を用意してくれたわね。」


「何でも国王が幼少期に過ごしていた、家らしいですよ。」


「国王との価値観の違いに驚いてるのはおれだけなの!?」


「まぁ、3人で住むには広過ぎますね。」


という訳で、当面の目標は決まった。仲間探しだ。出来れば戦闘も家事もこなす人がいいなと思うイクスだった。



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