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僕の周りの人が愉快すぎて困る  作者: 春風桜花
学園生活開始の編
13/43

12: 教室で

そろそろ新しいシリーズを始めるかどうか悩んでいるこのごろ。

「すぅ……、はぁ……」


今僕達は教室の前に立っていた。


「ーー」


中では仲野先生が何か話をしている。

と、仲野先生が廊下の僕達に向かって手招きしてくる。入れということだろう。

僕達は目を合わせ、苦笑しながら教室に入る。


ーーガラガラ


「はい皆さん、転校生の立花悠君、立花珠里さん、白帆遥さんです」


今教室では僕達に生徒の視線が集まっていた。男子は珠里と遥に、何故か女子は僕に。

ーーお前ら内の家族はやらんぞ。

しかし周りからはーー


「おい、あの二人可愛くね」

「お前声かけてみろよ」

「いや俺には無理だって」


と主に男子が、


「何あの二人超カワイー」

「悠君よくない?」

「あ、分かる。うちの学校でもトップクラスに入るじゃない」


など色々声が聞こえている。

まあ、慣れてるからいいんだけどね。

ーーしかし、僕の中では真ん中ぐらいだと思うのだけどね。(自分のことが)


「はい皆さん静かにー」


仲野先生が生徒に呼びかけるとクラスが静かになる。


「今から自己紹介してもらいますね。では悠君から」


うげっ、一番目か。

自己紹介するとしても最後がよかったのだけど。


「立花悠です。えーと、趣味は料理かな、よろしくお願いします」

「ありがとうございます。では次は珠里さん」

「立花珠里ですーー」


その後、珠里と遥。そしてクラスメイトの自己紹介ーー早速僕達にアタックしてくる人もいたけどーー等々があって築けば昼になっていたーー




昼、僕は遥と珠里で島を作って昼食を取っていた。

ちなみに僕達の席は何故かクラスの真ん中にある。僕を中心に右に珠里、左に遥だ。

ま、今はそんなことはどうでもいいけど、


「お兄ちゃんの弁当食べるの久しぶりだけど、前より上手になったね」

「ああ、ありがと。遥はどうだ、美味いか?」

「美味しいと思うよ、女の私が嫉妬するぐらいだもん」

「そっか、よかった」


喜んでくれているようなのでこちらとしても嬉しい。

ーーしかし、やはり、って言うべきか転校生だけで集まっていれば人もくる訳で。


「ねえ立花君、私も混ざっていい?ってゆうか私誰だか分かる?」

「学級長の御舟明里(みふねあかり)さんだっけ」

「正解、覚えててくれたんだねっ。委員長でいいよ」


最初に話かけてきたのは御舟明里さんーー委員長だった。

今は珠里、遥と話している。


「お弁当少しもらっていい」

「うんいいよ、お兄ちゃんが作ったんだけどね」

「へぇー悠君が、いっただきまーす。ハム……む‼」

「あれ、美味しくない?」

「お、美味しい‼何これ、商品にしたら売れるレベルだよこれは‼」


そういって委員長はから揚げをつまんでいた僕に接近してくる。


「悠君‼今度料理を教えてくれない」

「い、いいよ」

「やったー‼」


あ、しまった。

ついつい委員長の勢いにおされた僕は頷いてしまっていた。

しかも、周りで話を聞いていた女子達が寄ってきはじめる。


「あ、委員長ずるーい」

「悠君私とお話しよーよ」

「ねぇねぇ、珠里さんってどこに住んでるの」

「遥って悠君と実際どうなの?」

「ーー」


そして女子達に囲まれて対応に追われていた僕達のところにーー


ガラガラ


「立花悠はいるか、後珠里と遥も」


会長がやってきた。












どうやら悠はクラス内でもモテそうです。

新しく登場した委員長は今後どんなキャラになるのでしょう?多分ヒロインにはならないのだろうなー。


ではこのへんで。(麻雀をしながら)

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