表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/98

原作通りの金太郎で容姿は可愛い男の娘。

二次創作になります。

山奥で、相変わらず熊と相撲を取っている金太郎。

怪力は昔話のまま、岩を持ち上げ、木を軽々と担ぎ、動物たちと対等に遊んでいる。

けれどその姿は、誰が見ても少し意外だった。

丸い目は澄んでいて、あどけなさが残る。

山育ちなのに肌は不思議とやわらかく、風に揺れる髪も、少年とも少女ともつかない中性的な雰囲気を持っている。

赤い前掛け姿は変わらないのに、そのシルエットはどこか繊細で、森の光の中では小動物のような愛らしさすら漂っていた。

それでも中身は昔話そのまま。

「おら、負けねぇぞ!」

熊に組みつき、笑いながら押し返す力は本物で、山の誰もが知っている“あの金太郎”のままだ。

優しさも変わらない。動物がケガをすれば真っ先に手当てをし、弱い相手には決して力を振るわない。

村の人々はいつも少し不思議に思う。

あの怪力の少年が、どうしてこんなにも柔らかく、可憐な雰囲気をまとっているのか、と。

でも結論はいつも同じだった。

「金太郎は金太郎だ」

強さも、優しさも、そしてそのどこか愛らしい佇まいも全部ひっくるめて──山そのものみたいな存在として、今日も変わらずそこにいる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ