魔女見習い「私は大魔女になる」ドン!
ある面接室!
魔女見習い「一存で決められても困るんだよ!」
面接官1「……貴方……!」
面接官2「……(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
魔女見習い「そりゃあんたたちはいいかもしれないけどさ……東方戦線って、あそこ一番ヤバい戦場でしょ!」
面接官1「……!」
魔女見習い「無理やり戦場に行かされる身にもなってよ!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
面接官1「そうか……悪ぃ……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
面接官1「……でもね!」
魔女見習い「でもとかクソとか関係ねえよ!!」
魔女見習い「そりゃあんたたちはいいかもしれないけどさ……東方戦線で魔女見習いが何千人死んでると思ってんのよ!」
面接官1「……!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
魔女見習い「戦場で魔女の代わりに戦う魔女見習いのことも考えなさいよ!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
面接官1「そうか……悪ぃ……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
面接官1「……」
魔女見習い「……だから……私はデスクワークがいいの……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
魔女見習い「デスクワークで……9時5時の定時勤務して……」
面接官1「……」
魔女見習い「アフターファイブでエステとか……中流階級以上の男女しか入会できないワインパーティーに参加して……国家公務員で収入の安定した将来の旦那をそこでゲットして……それでゆくゆくは大魔女に……」
面接官1「東方戦線へ行って!」
魔女見習い「うるせえ!」ドン!
面接官1「とにかく行って!!」
魔女見習い「一存で決められても困るんだよ!」
面接官1「……!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
面接官1「……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
面接官1「……でもね!」
魔女見習い「でもとかクソとか関係ねえよ!!」
魔女見習い「そりゃあ、あんたたちはいいわよ……だけど私は死ぬかもしれないのよ!?」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
魔女見習い「命の危険に晒される身にもなってよ!」
面接官1「……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
魔女見習い「……だから……私はデスクワークがいいの……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
魔女見習い「毎日、簡単なデータの打ち込みして……たまに上司や同僚の目を盗んでヤフーとかアマゾンとか見たりして……」
面接官1「……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
魔女見習い「それで定時になったら……1分だって残業せずに……速攻帰りたいの」
面接官1「……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
魔女見習い「それでみんなと変わらないお給料もらって……ゆくゆくは大魔女に……」
面接官1「東方戦線へ行って!」
魔女見習い「黙れよ!!」
面接官1「いいから行って!」
魔女見習い「なんべん言わせるんだよ!!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
魔女見習い「一存で決められても困るんだよ!」ドン!
面接官1「……!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
面接官1「……でもね!」
魔女見習い「でもとかクソとか関係ねえよ!!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……!」
面接官1「……!」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
面接官1「……」
面接官2「(咥えたチュッパチャプスの棒を忙しく上下に動かしながら)……」
魔女見習い「……」