表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/51

7.仕事切れでひま

ダムの街

大忙しだった仕事がひと段落して、ほっと一息ついたら仕事が来ない。

どうしたんだろう?と不思議に思っていたら、サガがドリーの家兼事務所にやってきた。


「このたび、「魔道具JJJ」が新しく生まれ変わりました!」


ドリーは、初耳だったのですこし驚いて、

「新しい魔道具を開発?またまた~スーパーとかスペシャルとか言うんじゃないの?」

とうっかり言ってしまった。


新しい魔道具の名前は、


「魔道具JJJスーパー」 小規模事業者向け

「魔道具JJJスペシャル」 大型事業所向け


だった。


「何で知ってたの~?」

サガは驚きを隠せずに両手でほほをおさえた。


「おおぅまじか・・・」

ドリーはうなった。


このところ仕事が来なかったのは、この新しい商品の完成を待って販売しようと、販売を停止していたそうだ。


新しいスーパーとかスペシャルとかは、シトラの工房で始めた魔法陣の送受信を、本格的に売ろうということらしい。


「そうなると、送信側と受信側の人の配置が必要かぁ。うちも人を雇うべきなのかなぁ」

ドリーは以前の仕事で一緒に働いた、何人か使えそうな人を思い出していた。


「え!それならかわいい子がいいなぁ~」

サガが食いついてきた。


「ばかもん。かわいい奥さんと生まれたばかりの子供がいるでしょうよ。」

「いやー。目の保養というかさ~」

サガはうっとりしていた。ほんとばかもんだなぁ。


「まあでも、今と同じ報酬体系だと、人を雇うことは無理だなぁ」

ドリーがお茶を入れに行こうとすると、


「おれ、ランベル商会と相談してみるよ!」

とサガはスキップしながら飛び出ていった。


(あんたがランベル商会でしょうよ)


大雨に阻まれて遅くなってしまいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ