テアトロン
「あたしね、歌もダンスも好きなんだけど、ミュージカルはもっと好きなの」
歌ってみた、踊ってみたの動画はよく見掛けるが、ミュージカルしてみたはあまり聞かない。
「ハイスクールミュージカルとかいいよネ!」
ザック・エフロンが男前過ぎる。
「モテキで森山未來が急にミュージカルを始めるシーンは好きだなあ」
(メシヤさまもそのような映画を見るのですね・・・)
「フレンズのオチにも出て来るが、唐突にコーラス隊が出て来るのも愉快だった」
ハンナ・モンタナの日本版も見てみたい。
「北伊勢高校の第二運動場が斜面になっていて、観客が見られる作りになっていますわ」
野外演劇場も兼ねている。
「コロシアムにもなるヨ!」
日本語との繋がりを感じる。
「モー娘。が忙しい合間にミュージカルをやってたんだよね。あれ完成度高かったよ」
キッチンバーガーがお気に入りである。
「文化祭でお芝居あるけど、ミュージカルでも良さそうね」
並んで同じ動きをして声を出すだけで、なぜかあたたかい一体感が生まれる。
「脚本家の腕が問われますわ。ただのドラマとは構成がまったく異なりますし」
そのせいで作りやすくなる面もあるにはあるが。
「浮かれてる気持ちがよく分かったり、哀しみが伝わって来たり、現代ドラマで失われているものが詰め込まれている気がするわ」
大事なモノを見失ってはいやしないか。
「普段大人しい子がこういう時に大活躍したりするんだよね。それが文化祭の面白さだったりする」
演じると、別人格が乗りうつる。
「アニメでも見たいネ、ミュージカルシーン」
お手の物だろう。
「ミュージカルじゃ無いけど、キン肉マンが急にめ組の人を熱唱し出すエピソードがあるんだよ。しかもかなり長尺で」
『牛丼一筋300年~』もそうだが、音と奇妙な動きのマジックが、いまだに人々の脳裏にこびりついて離さなくなる。




