#95 お姉ちゃんVS結衣
「ちょっ、結衣?」
「ふふっ♡お姉ちゃんカクゴしてね♡」
結衣の目は人を襲う数秒前の光が灯っていた。
まさか結衣が媚薬が効きやすい体質だったなんて、そんなのわかるわけないじゃん。なんとかして結衣の媚薬の効果が切れるまで耐えないと………私の人生が終わる。
「お姉ちゃん、まずはキスしよっか♡」
「ゆ、結衣一回お水飲も? ね?」
なんとかして結衣の行動を制限しなければ………この状態の結衣を自由にさせていたら一体何をするかわからないからね。
「あれぇ〜お姉ちゃん喉乾いたの? じゃあ………はい、飲んで良いよ♡」
「ーー!?」
そう言うと結衣がいきなり唇を押し付けてきて…………
「ーーッ! ぷはっ!」
「どう? もういらない?」
「はぁ……はぁ……結衣、こういうのはもっと大人になってから………」
結衣にこういうのはまだ早い。それに私と結衣の関係は“親子”だから、こういう恋人同士がするような事はしちゃいけないのに……
「もうっ! なんでお姉ちゃんはそうやって結衣をすぐに子供扱いするの!」
「だ、だってまだ結衣はこdーー」
「もう! そんな屁理屈を言うお口は塞いじゃうもんね!」
「ーー!?」
うっ………結衣のベロが口の中に…………一体どこでそんな技術を学んできたのよ。
ていうか…………やばい、私の理性も結衣に破壊されそうなんだけど………
【残ってる理性:80%】
「ふふっお姉ちゃんはどうしてもこういう事はしたくないんだね♡」
「あ……あたりまえ………でしょ……」
「ふふっいつまで持つかな〜じゃあ次の段階行こっか♡」
そう言う結衣の顔には悪魔の微笑みが浮かんでいた。
「お姉ちゃんってお胸おっきいよね………」
「結衣……ダメだからね!」
「ふへへ………」
結衣の手がわきわきと動いていて右手で服をめくってこようとしてくる。
絶対保ってみせる!!
「つ、捕まえた! これでもうイタズラは出来ないでしょ!」
私はなんとか結衣の両手首を捕まえることが出来た。
そうだよ、最初っからこうして捕まえて動けないようにさせれば良かったんだよ。
「むぅ〜これじゃあ触れないじゃん!」
ふっ結衣もやっと諦めたか………
「なんてね………まだ結衣は諦めないよ!」
「な、なに!?」
そう言うと結衣は急に顔を近づけてきて………
「ひゃぁ!? ゆ、結衣………やめて………」
「手が使えなくても………わたゃしには…………口がありゅもん♡」
結衣は服の上から胸を吸い出した。
うぅ………悔しいけど…………ちょっと………
【残ってる理性:70%】
はぁ……はぁ………やっと終わった。
あれからずっと結衣に吸われ続けた。そのおかげで洋服の丘になっている所は結衣の唾液のせいでベトベトになっていた。
「ふふっお姉ちゃん、ちょっと顔が蕩けてきたね♡もうそろそろ我慢できなくなっちゃうんじゃない♡?」
「そ、そんなわけないでしょ………私はまだ……」
「ふふっいつまでその威勢が持つか、見ものだね。じゃあ次は………こうしてあげる!」
「ーー!?」
そして次の瞬間には結衣が消えていて気づいたらなぜかベッドまで移動されていた。え………結衣って何か超能力でも使えるの? どうやってベッドまで?
「ふふっ♡ここだったらもっと激しいこと出来るね♡」
そう言う結衣はなぜか服を脱ぎ始めて下着姿になった。そして結衣は私に近づいてきて………
まさか私も脱がされちゃうの、こんな年下の子に? イヤ! そんなの絶対嫌!! 年上としての威厳が無くなっちゃう!
〈ガチャン×2〉
「へっ?…………あ、あの、結衣さんこの手足につけられた手錠はどういう………?」
どこから手に入れてきたのか結衣は私の両手足に手錠を付けてきたのだ。ていうかほんとにどこから手錠なんて手に入れてきたの!? これじゃあ…………
「ふふっ♡これでお姉ちゃん抵抗できないね」
「結衣………何するつもり……」
そう聞くと結衣は不敵に笑い
「実はやってみたいことがあってね」
そう言うと結衣は一気に私の耳元まで顔を近づけてきて
「ふぅ〜」
「ひゃぁ!?」
結衣はゆっくり私の耳に息を吹きかけてきた。
くすぐったいし、日常生活では絶対と言っていいくらいには感じることのない刺激だから反応が大きくなっちゃう。
「お姉ちゃんはお耳が弱いのかな?」
「ゆ、結衣! くすぐったい!」
「ふふっいっぱい責めてあげるからね♡」
「ちょ……い、いや……いやぁぁーー!」
〜〜5分後〜〜
「ふふっお姉ちゃんどうだった?」
「………」
「そんなに気持ちよかったんだ〜♡」
【残ってる理性:45%】
なんか…………やられっぱなしも気に入らない。
もうこんなにやられてるんだし、私もやり返しても文句は言われないよね? うん、もうどうにでもなっちゃえ☆
とりあえず仕返しをするには手足が動くようにこの手錠を取らないとね!
「ふんっ!!」〈バキィ!!〉
「へ? お……お姉ちゃん? どこにそんな力が………」
「ふぅ、もうどうにでもなれ☆ って事で………結衣、覚悟してね?」
「…………」
【残ってる理性:0%】
う〜ん、まずはやられた事全部お返ししてあげないとね♡
まずは…………拘束しないとねぇ〜
「ひゃあ!? お、お姉ちゃん!?」
「まずは動けないようにさせないとねぇ〜」
とりあえず結衣の弱点の脇腹をくすぐりベッドに倒れ込んだところで結衣の上にまたがる。
「まずはい〜っぱいキスしてあげるからねぇ〜」
「…………ぷはっ! お姉ちゃん………息………苦しい………」
「あら、もう無理なの? じゃあ次はお胸ね!」
「あぁ……ごめんなさい、ごめんなさい! もうやんないで………」
目にうっすらと涙を浮かべながら言ってくるももう私に人の話を聞くと言う理性は残っていないので、続行。
「じゃあ、いただきま〜す!」
「ひゃう!? 結衣………ンっ……お胸ちっちゃいから…………美味しくないよ………」
「そんな事ないよ」
「やぁ………もう見ないで………」
あらら………泣いちゃった。
けど、まだまだ終わらせるつもりはないからね!!
「じゃあ最後は………う〜ん結衣のお耳に吹きかけてあげても良いけど、ちょっとだけ遊んじゃおうかなぁ」
「ふえぇ、なにするのぉ……」
私はそう言うと結衣を抱き上げて膝の上に座らせた。
ふふっこの前姉ちゃんからなんでかわからないけど『行為無しでも女の子を気持ちよくさせる方法』を教えてもらったからな。ふふっ結衣がどんな反応をするか楽しみだ。
「結衣、お腹が見えるまでめくって」
「う、うん……」
結衣にお腹が見えるくらいまでめくってもらいお胸の下らへんまで見るようになった。
そして私は結衣の両手をお腹をあっためるように置いた。
「………? 何にもない?」
手を置かれても何も起きない事に結衣が困惑している。
確かにこの方法はすぐには起きないとけど、少ししたら………。
「ふふっすぐにわかるわよ」
私はそう言って時々トン、トン、と赤ちゃんを眠らせるような一定のリズムでお腹を叩いたり、摩ったりした。
「どうしたの? 息が荒くなってきたよ?」
「わかんな………んっ………」
結衣はだんだん息が荒くなってきていてモジモジし始めていた。
ふふっ後ちょっと。
さらに数分経った頃から結衣の顔が蕩け始め、更に息が荒れ始めた。そして結衣に異変が起きた。
「なに、これ………知らない! 怖い……こわいよ! やだ、ヤダ! お姉ちゃん!!」
「大丈夫、だいじょうぶ。安心して、その感覚に身を委ねて、お姉ちゃんの手に集中して」
未知の感覚に驚き戸惑っている結衣を安心させるように声をかけながら片方の手を握る。
本当にあと少しで結衣が達しちゃうね。
「ーー!? お、お姉ちゃん!! なんか………来る!!」
「いいよ、結衣! そのままおいで!!」
「〜〜〜ッ!!!!」
結衣がビクンと跳ね上がるとそのまま力が抜けてぐったりしてしまった。
ふふっ結衣にはこの感覚は早かったかな?
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