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男の娘(成人済み)は小学生と暮らす  作者: リアン
4年生編
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#71 初めてのブラそして……

「ふわぁ〜あ、むにゃむにゃ……」


ふぅよく寝た。昨日は楓ちゃんとお話ししてたんだけど……いつの間にか寝ちゃったんだよね。まだ、楓ちゃんは寝てるの。……!美味しい匂いがする、このほんのり甘い匂いはたまご焼き!ふふっ楽しみだなぁ〜


「二人とも〜起きなさい……ってお着替え中だったのね、ごめんね結衣ちゃん」


「ふぇ?……は、はやく閉めてください!」


私が着替えていると楓ちゃんのお母さんが私達を起こすために部屋に入ってきた。そしてその時はちょうど私がパジャマを脱いでいた瞬間で下着姿を楓ちゃんのお母さんに見られてしまった。うぅ今日は見られることは無いと思ったのに!そして、楓ちゃんのお母さんはすぐに部屋を出て行ってくれた。ふぅこれで安心して着替えられるよ。


「ん〜?結衣ちゃんおはよ〜」


私が大きな声を出したせいなのか楓ちゃんも目を覚ました。寝起きだからかまだ目がくっついててあんまり空いていない。そしておっきなあくびをした。


「おはよう楓ちゃん。もう朝ごはん出来てるから急ご!」


「……うん、準備する」


そう言うと楓ちゃんはふらふらと立ち上がり始めた。けどまだはっきりしてないのかバランスを崩して倒れそうになってしまった。それに気付いた私は急いで楓ちゃんを支えて立ち上がらせた。


「ありがと〜結衣ちゃん……」


楓ちゃんは眠そうにしながらもお礼を言って着替え始めた。


「楓ちゃん!パンツまで脱いじゃってるよ!」


「あれ?ほんとだ〜」


「もうっ!ちゃんと起きてよ!」


何で楓ちゃんはこんなにも危機感が無いのー!もう、こんなんじゃ将来が心配になっちゃうよ〜。


楓ちゃんが着替え終わったから部屋を出るとテーブルの上には朝ごはんが用意されていた。今日の朝ごはんは……お米とお味噌、それにたまご焼きにお魚さん(鮭)。ザ・和食、だね。パンとかも良いけどやっぱり和食が好きだなぁ、お味噌汁のお味噌の匂いがなんか落ち着くんだよね〜。



「二人ともご飯食べたらすぐにお出かけするからね。あ、けど歯は磨くんだよ!」


「「はーい!」」


朝ごはんを食べ終わって言われてようにしっかりと歯を磨いている。やっぱり歯を磨くのは大切だからね。それにしても初めてのブラ……お姉ちゃんどんな反応するかなぁ、ふふふっ楽しみだなぁ!


「結衣ちゃんって一人で髪結べるの!?」


私がそんな事を考えながら自分の髪を三つ編みにしてると楓ちゃんに驚かれながら聞かれた。


「うん、前にお姉ちゃんに色々教えてもらったんだ!」


お姉ちゃんに教わったのもあるし、この前のお正月の時にも未空お姉ちゃんに教えてもらったからねいっぱいバリエーションはあるんだ!


「へぇ〜じゃあ私にもやってよ!」


「うん、良いよ」


そして私が楓ちゃんの髪を結んでいると楓ちゃんのお母さんが部屋に入ってきた。


「あら〜お揃いの髪型、良いわね〜」


そして、今の私達の状況を見るなり微笑みが溢れていた。


「さてと、仲良くも良いけど……早く行くわよ!」



楓ちゃんの髪を結び終えて車に揺られること10分、肩に楓ちゃんの頭が乗ってきた。む〜相変わらず楓ちゃんは車で寝るのが早い。この前の旅行の時も私より早く寝ちゃってたし……けど車に乗った時に眠くなるのわかるな〜、何だっけいつかのテレビとかで車とかの揺れがお母さんのお腹の中の時の揺れと似てて安心感が出て眠くなるって言ってたもんね。


「楓ちゃん起きて〜もうすぐで着くよ〜」


「ん〜もうちょっとだけ〜」


もうすぐで着きそうだから起こそうと思ったけど……まったく起きる気配がないよ〜。こういう時お姉ちゃんどうしてたっけ……あっそうだ!


「楓ちゃん、起きないとほっぺぷにぷにしちゃうよ!良いの?」


「………」


む〜!私だったらすぐに起きるのに〜何で楓ちゃんは起きないの!ほんとにぷにぷにしちゃうよ、良いの!?しかたない、警告はしたからね!私は楓ちゃんのほっぺをぷにぷにと触り始める。口元にぎゅってしたり、両脇ににゅーって引っ張ったりした。けど起きる気配は無い。


「楓ちゃん起きてよー!」


そんな事を言ってる間に着いちゃったよ!も〜!

なんて言ってるとドアが開いて楓ちゃんのお母さんが入ってきた。


「結衣ちゃん、ここはお母さんに任せて〜」


「は、はい……」


そう言うと楓ちゃんのお母さんは楓ちゃんのシートベルトを外しそのまま抱っこをしてそのまま車を出てしまった。


「さっ結衣ちゃん見に行きましょう」


「は、はい………あの、楓ちゃん起こさなくて良いんですか?」


「ん〜?良いのよ〜連れていけばそのうち起きるでしょう?それに今日の主役は結衣ちゃんなんだから、葵さんに可愛いの見せてあげたいでしょ?」


「は……はい」


うぅ自分でそう思ってるのは良いけど……人から言われるのはすっごく恥ずかしいよぉ。大丈夫かな、顔真っ赤になってないかな。


「あら〜?結衣ちゃん顔真っ赤っかになってるわよ〜!ふふっ若いわね〜」


「うぅ〜からかわないでください!」


「ふふ、良いじゃない。葵さんもきっと喜ぶわよ」


楓ちゃんママはそう言いながら笑っていた。


そしてついにお目当てのお店に着いた。うぅ緊張する。大丈夫かな、「この大きさでは必要ありません」とか言われたりしないよね?


「あら、結衣ちゃん入らないの?」


「あ、あのやっぱり……いい、です。結衣……お胸そんなにおっきく無いし……」


楓ちゃんとか楓ちゃんママみたいに大きく無いし、そうなるとやっぱり……必要ないよねぇ。


「ふ〜む、結衣ちゃんは勘違いをしてるよ。ブラはね、確かにおっぱいの形を綺麗にする役割もあるけどね、好きな人に見せる為にもあるのよ!それに大きいとか小さいは関係無いの!」


「……そうなんですか?」


「そうよ!それに結衣ちゃん、【自分のは楓ちゃんのよりも小さいから必要ない】なんて考えてたんでしょ!葵さんに自分の可愛い姿見せたくないの!」


「……見せt……何言わせようとするんですか!」


「ほら、行くわよ!」


そう言うと楓ちゃんママは私の手を握ってお店の中に引っ張って行ったしまった。そして店員さんを呼ぶと


「店員さん、この子ブラ初めてで採寸とかお願いできますか?」


「はい、大丈夫ですよ」


「それじゃあお願いします」


「はい!ではお嬢さん行きましょうか」


「は、はい!」


そうすると急に手を差し出された。驚きながらもしっかりと手を握るとお店の奥の方へと引っ張られた。そして試着室に入ると服を脱ぐよう指示されて色々採寸した後に好きな色を言うと何種類かのブラジャーを持ってきてくれた。


「結衣ちゃんはもうそこそこ大きくなってるからこっちのタイプね」


店員さんはそう言うと下着のような物じゃなくてちゃんとしたブラジャーのようなやつを差し出してきた。私は自分に合ってそうな気がする物を選ぶと店員さんがそれをつけてくれた。さらに、「着けたままお帰りになって大丈夫ですよ!」と言ってそのまま服を着させられてしまった。


そして楓ちゃんママ達がいるところに戻ってきた。流石に楓ちゃんは起きていた。


「おかえり、結衣ちゃん!可愛いの選んでもらった?」


「う、うん」


そう言うと楓ちゃんはパァっと笑顔になり私の服を掴んだ。


「良かった、ねぇねぇ見せてy」


「楓、家に帰ってから見せてもらいなさい」


楓ちゃんが見せてと言おうとした瞬間に楓ちゃんママが口を塞いだ。まぁ流石に外で服を脱ぐわけにはいかないからね。


そしてお会計をしてお店を出ると「それじゃあまた車に戻るわよ!」と楓ちゃんママが言って車に戻る事になった。


「結衣ちゃんは()()しててね!」


そう言われてなぜか目隠しを渡された。私は言われた通り目隠しをすると車はそのまま出発した。……これどこ行ってるんだろう。


車で走ることn分車が止まって目隠しを外すよう言われて目隠しを外した。そこに広がっていたのは……


「ここ、お姉ちゃんのお仕事の会場?」


お姉ちゃんがお仕事に行っている会場だった。

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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