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男の娘(成人済み)は小学生と暮らす  作者: リアン
5年生編
135/147

#132 イチャイチャ回

あんまりイチャイチャはしない

「あーちゃん、次お風呂どうぞ〜」


結衣のおでこにキスをしてその後には髪の毛がぐしゃぐしゃになるまで頭を撫で倒した。そんなになっても結衣は一切嫌な顔をしないで逆に嬉しそうにしている。


「は〜い、結衣、入ろっか」


「うん!」


結衣はウッキウキでお風呂に向かう。


「いっつもあんな感じなの?」


「うんん、今日は特別。たまに甘えん坊になるから」


「へ〜うちもそれ導入しよっかな〜」


「お姉ちゃん早くー!」


「ごめん、呼んでるから行くね」


「ごゆっくり〜」


しーちゃんとの会話を終わらせて結衣が待ってるお風呂場に行く。結衣は先にお風呂に入ってるみたいで脱いだ部屋着がカゴに入れられていた。


「あれ?」


ここでお風呂を出たら着る結衣のパジャマが用意されてないのに気づいた。まったく、いつも入る前に用意しなさいって言ってるのに。しょうがない、今日はお姉ちゃんが用意してあげるか♪


自分の部屋に入ってタンスから結衣用に買ってきておいたワンピース型のパジャマ(ネグリジェ)を取り出す。最近は暑くなってきてて、前まで着てたパジャマじゃ暑いかなって思って思い切って買ってきたのだ。


ネグリジェを着替えを置く小さな棚に置いてお風呂の中に入った。


「お姉ちゃん遅いよ!」


先に湯船に入った結衣は少しほっぺが赤くなっていた。


「ごめんごめん、結衣のパジャマ用意してたら遅くなっちゃった」


「そうなの?ありがとう!」


「どういたしまして。それと新しいパジャマにしたから楽しみにしててね〜」


湯船に入って結衣を膝の上に乗せてなろ抱き(後ろから抱きしめられるタイプのハグ)をする。こっちに来たばっかりの時は膝の上に乗せても前が全然見えたのに、もう目の前は頭でほとんど埋め尽くされちゃってるから成長してるんだなぁって感じるよ。


「えへへ〜お姉ちゃんあったか〜い」


「結衣もあったかいよ〜」


結衣が私の手をにぎにぎと握ってくる。結衣の手はあったかくて私の手と違って柔らかい。はぁ…………私も歳なのかなぁ。


「お姉ちゃんってスタイル良いよね〜」


「そう?お姉ちゃんは痩せてるだけだと思うんだけど」


私があんまり太らない体質だからなぁ。


「ううん、だってお姉ちゃん運動とかあんまりしないのに全然体型変わらないじゃん」


「まぁそんな事言ったら結衣も細いじゃん」


結衣もかなり細い。普通にモデルさんと変わらない…………いや、健康的かつ魅力的な体型になっている。しかもダイエットとか食事制限もしてないし、運動も適度にしてるから肉付きもいい。つまり完璧って事なのよ。


「結衣もお姉ちゃんみたくなりたいな〜」


「うん〜?どういう所がお姉ちゃんみたくなりたいの〜?」


「え、えっと…………」


恥ずかしそうに顔を下に向ける結衣………………死にそう。

さぁどこがお姉ちゃんみたくなりたいのかなぁ〜♪


「その…………優しいところとか、かっこいいところとか、可愛いところ…………」


「……………そっかぁ、結衣ならきっとなれるよ〜」


あんな事やこんな事を考えてた自分が恥ずかしい………………なんて自分は汚れているんだろうか、そして結衣はなんて純粋なんだ。


「そろそろ髪の毛洗おっか」


「うん!」


結衣と一緒に湯船から出て結衣をお風呂用の椅子に座らせて手にシャンプーを乗せて結衣の髪の毛を洗う。


「どう、痒いところない?」


「ないよ〜」


「結衣も髪長くなってきたね、そろそろ髪切ろっか?」


結衣の髪を洗っててそんな事を思った。結衣の髪は腰まで届くとは言わないけど背中の真ん中くらいまで毛先が届いてる。髪が長いと可愛いけど朝のお手入れとかケアが大変だって聞くし……………まあ結衣に任せるけど。


「う〜ん……………お姉ちゃんは長いのと短いの、どっちがいい?」


「こういうのは結衣が自分で決めなきゃダメだよ。それにお姉ちゃんはどんな結衣の髪型も好きだよ」


「う〜ん……………髪切ろっかなぁ」


結衣が自分の髪の毛を指にくるくる巻き付けながら言う。

目は閉じてるのにこういうのはわかるの不思議だよね。


「じゃあお姉ちゃんが良い美容室紹介してあげるから今度行ってみよっか♪」


「うん!」


「じゃあ流すから下向いて口で息吸ってね〜」


シャンプーの泡を流して今度はトリートメントをつける。女の子は髪の毛以外にも結衣がもう必要な時期かはわかんないけどムダ毛とかの処理も大変だし。


「はい、おしまい」


「ありがと!じゃあ今度は結衣がやるね♪」


「おっじゃあよろしくね」


今度は私が結衣に髪を洗ってもらうことになった。結衣は夢未ちゃん直伝のヘッドマッサージがあってプロ級に上手で気持ちいい。だから毎回髪を洗った後は蕩けてしまう。


「お姉ちゃん気持ちいい?」


「うん、サイコ〜だよ〜」


「えへへっ良かった♪」


結衣の嬉しそうな声が聞こえてくる。


「じゃあ次はトリートメントやるね」


「は〜い」


◇ ◇ ◇


髪の毛も洗い終わってまた湯船に入った。


「ねぇお姉ちゃん」


「なぁに?」


「今日一緒に寝ても良い?」


「もちろん♪ 今日は甘えんぼデーだからね」


「えへへ、今日は寝かせないからね♪」


「……………結衣、そんな言葉使っちゃダメだよ。誰に教えてもらったのかな?」


「…………?夢未お姉ちゃんに教えてもらったよ」


…………まったく、なんて事を教えてくれたんだ。今度姉ちゃんに報告してお説教してもらわないと。それにしても……………そんなこと言われたら我慢できなくなっちゃうよ。


最後まで読んで頂きありがとうございます。


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