「美容室まめはる」の概要と主な登場人物
おもな登場予定の人物&動物。
美容室まめはるとは?
希望が丘駅前商店街にある美容室。閉店中だったが、初代経営者の豆畑ハルコの遺言で、孫の千春が引っ越してきてリニューアル。
ただし、千春がヘアメイクの仕事のかたわらで開店しているので予約があるとき以外は閉店している。ちなみに予約受付は一日3人まで。千春いわく「お客様一人ずつとじっくり向き合いたいから3人が限度」。儲かってるのか、はなはだ謎。
豆畑 千春(29歳)
人気美容室でトップスタイリストの一人として働いていたが、「まめはる」を継いだ後は、もともと並行して行っていたヘアメイクアーティストの仕事のかたわら、「まめはる」を不定期営業中。
祖母ハルコの遺言で「美容室まめはる」の店舗兼住宅を継いだことから希望が丘駅前商店街に引っ越してくる。酒豪で、お気に入りは純米大吟醸「星の空」。通販で購入しているが、近くに売っている店はないかと探している。
愛称は祖母と同じ「マメハル」。大学で勉強しながら美容系の学校に通って資格をとったという自身の経験からモットーは「始めればどうにかなる」。
川端 桃実(29歳)
聡之介の妹で、美容室の事務・経理部門で働いている。美容師になりたかったのだが、ものすごく不器用で早々にあきらめた。千春と大学の同級生で親友。よく「まめはる」に顔を出している。
川端 聡之介(35歳)
千春が働いていた美容室のオーナーの息子で、ヘアメイクアーティスト部門の実質的経営者。千春のマネジメントを継続するのを条件に彼女が美容室を辞めることを了承する。融通無碍な性格で人脈が広く、怒ると怖い。
豆畑 ハルコ(享年79歳)
千春の祖母で、愛称はマメハル。「美容室まめはる」の初代経営者。65歳になったのを契機に美容師を辞め、世界旅行&趣味三昧の日々を送る。その後も「まめはる」店舗の上にある住宅で暮らしていたが、病気のため入院後に亡くなる。
遺言で孫の千春に、改装費用と「美容室まめはる」の店舗兼住宅を遺す。
豆畑 夏子(53歳)
ハルコの一人娘で、千春の母。看護師としていまだ現役。千春が「まめはる」を引き継いだことを応援しているが、独身の千春を心配している。
豆畑 吉明(57歳)
千春の父。婿養子のため「豆畑」姓。普段は穏やかだがやるときはやるお父さん。とある大企業で結構偉い人。
マメキチ
千春の飼い猫(去勢済みのメス)だったが現在は実家にいる。雑種。シッポと耳が茶色で全体が白。わがままで特定の猫缶しか食べない。