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水に命があったなら  作者: 咎浪静香
1/3

水に命が あったなら


この身を海に 横たえよう


この身が海に 溶けきれば


波に運ばれ 沖へ行こう




浮かぶワカメが ヨモギなら


雲はアナタ 夕陽はオレか


クラクラさせた 遠い赤


ふとあなたは 空に倒れた




オレはあのひを 忘れない


キミが空へ登った あのひ


オレはあのひを 隠せない


追い続けても 遠いあのひ





どれほど波を 荒げても


あのひは海を さし続ける


いつか水面へ ゆけたなら


海からきっと 雲になろう




水に命が あったなら

オレはいつか アナタのもとへ

水に命が あったなら

そうしていつか アナタのもとへ


再始動後、はじめての投稿です。

これからまた頑張るので読んでいただけると幸いです。

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