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ただ君を愛したい  作者: スノウ
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第1話 連絡

午後7時、いつものように夕飯を食べ終えた俺は、自分の部屋でごろごろしていた。そのとき、スマホの着信音が鳴った。画面に出た番号は、知らない番号だった。会社の厭味ったらしい先輩だと後が面倒だか仕方なく電話に出た。


「はい、緋村ですけど。」


そう、俺の苗字は緋村。アニメでも実写でも漫画でも人気のある、あの幕末の物語の主人公と同じ苗字だ。

別に先祖が伝説の人斬りなんてことはない。ただ、名のある武家の家ってのはそうなんだと思う。


「ひむっち、ひさしぶりじゃん。俺だよ。」


「誰だよ、声が変わりすぎて…」


「涼太だよ。」


「あぁ、お前か。どうした?」


こいつは望月涼太。小中と同じ学校だった子で、中学では俺と同じ剣道部に所属していた子。特に結果としたはパッとしなかったが、昔からイケメンで身長が低かったことで両性から可愛がられていたマスコット的存在だ。


大学は技術者になるために専門学校に進んだって聞いていた。


「今から、飲まない?」


「は?今のコロナの状況で、本気で言ってる?」


「気にしすぎだって。LINEにURL貼っとくからこいよ。」


「行くこと前提かよ。」


「メンツやばいから来いよ。」  


「誰来んのよ」


「拓海と俺と齋藤さんと宮田さんと落合さん。」


「なんだその…よくわかんない組み合わせは。女子3人とは幼馴染みでもなんでもないだろ?」


「まぁ、いいだろそんなこと。待ってるから来いよ。」


…ブチ。こいつ、言いたいことだけ言って切りやがった。


まあ、正直メンツは、完璧過ぎる。


拓海は、俺の幼馴染みで長年剣道続けている。

高校までは同級生で俺が大将やってたとき副将を努めてくれていた。それに主将も務めてくれた。

加えて秀才で、今は名大の大学院に通っている。

将来は、両親と同じ医者の道に進むんだと。


ここからの女性メンバーはマジで本当に完璧。


3人とも小中時代に一目惚れというか、恋したメンバー。


齋藤麗子さんは、昔から女子のリーダー的存在で、

小学校では執行部、中学では生徒会の書記、

高校は聞いた話だけど生徒会長になったとのこと。

齋藤さんには、告白はしてない。

なんかしにくいオーラを醸し出していたのと、様々な男友達と関係を噂されていた。

当時の俺は、恥ずかしがり屋なうえ、学生生活を部活に捧げていたために憧れで終わった。


宮田燈花さんは、清楚で勤勉、その上、ピアニスト。

努力を苦と思わない性格で、何でも努力で完璧にこなす天才。歴史が好きという点から

よく一緒にいて話が弾んでいたの。周囲の男子メンバーからも噂されていた。

一度、冗談半分で告白してみたけど、軽く流された。

『ピアノに集中したいから付き合えない』

だってさ。それでも中学を卒業するまで一番長く近くにいた女子であることは確かだ。

大学は海外に留学したそうだ。

今は戻ってきて、東京の交響楽団に所属してるとか。


落合麻織さんは、俺の初恋の相手。

昔から男子と一緒に遊ぶような活発な子だったが、

アイドルのような見た目から、学年の男子は必ず一度は、

恋すると言われるほどの人気だった。

ただどういうわけか、誰からの告白も断り、今も誰とも付き合っていないので、どうしたいのかよくわからない。

現在は、神経系の病院で看護婦をしている。


そんなメンバーとの飲み会。

断る理由もなければ、それを差し置いてやることもない。


俺は、急いで着替えて家を出た。

まともな恰好するのも随分と久しぶりだ。

大学以来かもしれない。

社会人になってからは、お洒落して出かけるなんてとんど御無沙汰になっていたからな。


バスを待つ時間も惜しくなって、自転車でぶっ飛ばして駅へと向かった。


連絡から30分後、俺は待ち合わせの駅前にいた。

お久しぶりです。


同級生に飲み会に誘われて色々話しているうちに、新しい小説の案が浮かんだため、投稿します。


ただ、異世界転生モノ、戦国モノばかり見てきた私が恋愛ものをかけるわけもないので、


戦闘シーンが多い戦闘モノに少し恋愛要素が入る感じになると思います。


まあ、そんなわけで軽い気持ちで見ていただけるとありがたいです。

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