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劣等感からの脱却

戻ってきて、夕飯を食べ、入浴を済ませると気が付いたら夜になっていた。私に宛てがわれた部屋は時説邸の客間。離れを用意しようかと持ち掛けられたが断った。色季ともなるべく一緒にいたいし、兄貴と離れるのも嫌。という事で色季の部屋から一番近い客間を兄貴と共用している。彼女の部屋が近いせいか、枯山水がよく見える。川を画く砂達は街中で飛び交っていた塵共と雲泥の差がある。

「ねぇ、兄貴。くっついて良い?」

「ん? 良いよ」

「有難う」

二つ並べられた布団。自分が使うべき物はそのままに、兄貴の布団に忍び込んだ。一人分の布団を二人で分け合うようにして身を寄せ合う。幼い頃はこれが当たり前だったのに、今では随分と少なくなってしまった。今日は心置き無く童心に帰るとしよう。

兄貴の胸元に顔を埋めると、今日起こった事が脳裏に浮かぶ。眼鏡にガタが来たかと思う程、今日は酷かった。気が付くとぼやきが口から漏れていた。

「今日、何時もより塵が目に入ってさ、昔の事を思い出しちゃったよ」

「そっか。お前は優秀だものね」

読者様

昔から小説読んでて思ったけど、なんで添い寝ネタ多いん?


作者

単純に趣味です。

ぴとってくっ付いて眠っているのってやっぱり可愛いじゃないですか。

※作者の主張です!!!!!

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