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無双するご主人様のハーレム事情  作者: 不利位打夢
第17章 商い革命
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姉妹の未来のために1

翌朝、いつもより少しだけ早起きしたマコトは、ニナとカーラを連れて温泉に入り、昨晩の行為の跡を流した。


そして朝の仕込みがあるので、ニナだけお店へと送り届けた。


お店には既におっちゃんとおばちゃんがいたが、艶々した顔のおばちゃんとは対照的に、おっちゃんは少し疲れた顔をしていた。


それを見かねたマコトが、こっそり何かを渡すと、おっちゃんがものすごく感謝していた。


気になったおばちゃんとニナが何を渡したのか聞いてきたが、マコトもおっちゃんも男同士の秘密だと言って、何も教えてくれなかった。


その後マコトから受け取ったその何かのおかげなのか、おっちゃんの顔に元気が戻り、いつもと変わらない状態になっていた。


それを見ておばちゃんとニナは、おそらく栄養剤の類でももらったのだろうと考え、このときは深く考えなかった。


しかし後におばちゃんは身をもって知ることになる。


おっちゃんがマコトから何をもらったのかを。


おかげでおっちゃんとおばちゃんの仲はますます深まり、近所でも有名なおしどり夫婦として末永く語り継がれることになるのだが、それはまた別の話である。


ただこのときマコトとしては先のことなど何も考えておらず、同じ男としておっちゃんの状態を見るに見かねてというのが本音であった。


そんな3人に別れを告げ、マコトはいつも通り早朝訓練へと向かった。


既に訓練場では皆が集まっており、いつでも訓練がはじめられるように準備ができていた。


そんな中、マコトからいつもとは違う訓練内容を告げられる人物がいた。


「それじゃぁ朝の訓練をはじめるぞ。」


「はいっ!(×皆)」


「その前に、ロンフォン、今日は特別訓練を受けてもらう。」


「此方だけですか?」


「そうだ。

シーノ、それとサクヤも、こっちを手伝ってくれ。」


「かしこまりました、マコト様。」


「はい、マコト様。」


「皆はいつも通り訓練を続けていてくれ。

シルフィナ、こっちは任せる。」


「かしこまりました、マコト様。

こちらはお任せください。」


「ああ、頼む。

ロンフォン、俺たちはこっちだ。」


そう言ってマコトはゲートを開いた。


「わかりました。」


ロンフォンは特に疑問を抱かず、そのままゲートの中へと入っていた。


その後にシーノと少し遅れてサクヤが続き、最後にマコトが中に入ると、ゲートは消えてしまった。


それを見届けてから、シルフィナは残った皆に訓練の開始を宣言したのだった。




ゲートへ入ったマコトたち4人が向かった先は、いつもの訓練場と同じ様な場所だった。


おそらく別の場所に作られた異空間の1つなのだろう。


するとすぐにロンフォンがマコトへと訓練内容を聞いてきた。


「それでマコト、今日の此方の訓練は何をするのですか?」


「慌てるな。

その前にやることがある。」


「やること、ですか?」


「そうだ。

ロンフォン、右手を前に出してくれ。」


「右手を?・・・これでいいでしょうか?」


「ああ、そのままでいてれくれ。」


そう言ってマコトは左手でロンフォンの右手に触れると、右手を開いて誰もいない地面に向けた。


すると地面にゲートが開き、そこから縦横がそれぞれ1m、高さ2mくらいの透明な箱がせり上がってきた。


すぐにロンフォンは、その箱の中に何が入っているのか気づいた。


「マコト、これはまさか・・・」


「そうだ、以前回復して保管しておいた、初代龍王、つまりフウロンの身体だ。」


「フウ姉ねの・・・ではもしかして!」


「そうだ。

ようやくフウロンの魂が回復し、俺の方の準備も整った。

これからフウロンの魂を本来の身体に戻す。」


「そうですか・・・少し寂しいですが、いつまでもフウ姉ねがこのままというわけにはいきません。

マコト、早速お願いします!」


「わかった。

フウロンもいいな?」


マコトが最終確認を行うと、フウロンからはロンフォンが予想もしなかった答えが返ってきた。


「・・・マコト様、今はまだこのまま、というわけにはいきませんか?」


「フウ姉ね!?」


フウロンの答えに驚くロンフォンだったが、マコトはあらかじめその答えを予想していたのか、冷静に理由を尋ねてきた。


「理由を聞いてもいいか、フウロン?」


「そうです、どうしてですかフウ姉ね!

やっと自分の身体に戻れるのですよ!

訳を教えてください!」


マコトとは対照的に、激しく追及してくるロンフォンに対して、フウロンがある指摘をしてきた。


「フォンフォン、最近いろいろと悩んでいますよね?」


「そっ、それは・・・」


図星を突かれて、ロンフォンは言葉に詰まってしまった。


「私としては、そんな状態のフォンフォンを放っておいて、呑気に自分の身体に戻りたいとは思いません。」


「しかしフウ姉ね・・・」


ロンフォンは最低限の抵抗として何とか反対の意思を示したが、そこからフウロンがたたみかけてきた。


「いくつか思い当たることはありますが、フォンフォンが何をそこまで悩んでいるのかまでは、私にも正確にはわかりません。

ですがこうして傍で寄り添って支えることはできます。

そのためには、今のままの方がいろいろと都合がいいのですよ。

お互いの魂を感じられる今のままが。」


「・・・」


途中からロンフォンが何も言えなくなっていたので、最後にフウロンはマコトへと自分の願いを聞き届けてくれるように頼んできた。


「少しでも早くフォンフォンの悩みを解決できるようにするため、マコト様、どうかもう少しこのままでお願いします。」


しかしその願いは聞き入れてもらえなかった。


「そうか・・・と言いたいところだが、今回は却下だ。」


フウロンは感情を抑えながら、マコトへと理由を尋ねた。


「どうしてでしょうか?」


そしてマコトの口から語られたのは、フウロンが考えていたものとは違う内容だった。


「フウロンが自分の身体に戻ることが、ロンフォンの悩みを解決するためには必要だからだ。」


「マコト様は、フォンフォンの悩みが何か、既にご存じなのですか?」


「ああ、知っている。

そもそもその悩みの1つは、フウロンのことなんだからな。」


「私のこと、ですか?」


「ロンフォンは、フウロンが魂だけの状態で傍にいてくれることを嬉しく思っている反面、心苦しく思っている。

この相反する気持ちの狭間でずっと思い悩んでいるんだ。

そうなってしまった原因を辿れば、ロンフォンが自分の所為だと考えてしまうのは当然のことだからな。」


「ですがそれはフォンフォンの所為ではありません!

フォンフォンは心の隙間を付け込まれてしまっただけです!

それに私が自分の身体に戻れないのは、私の魂が完全に回復していなかったのと、マコト様の準備が整っていなかったからではありませんか!

フォンフォンが気にすることなど何もありません!」


「これまではな。

だが既にフウロンの回復も終わり、俺の準備もできている。」


「それは・・・そうですが・・・」


「しかも状況が整ったというのに、フウロンが自分のために拒否している。

これではロンフォンがますます自分の所為だと悩んでしまうぞ。」


「・・・」


とうとう何も言い返せなくなってしまったフウロンだったが、そこへそれまで黙って聞いていたロンフォンが自分の想いを伝えた。


「フウ姉ね、マコトの言う通りです。

此方のためにと言うのであれば、どうか自分の身体に戻ってくれませんか?」


「フォンフォン・・・」


「大丈夫です。

此方はもう昔の弱い此方ではありません。

これまで此方の中から見守ってくれていたフウ姉ねなら、わかってくれますよね?

だから今の此方のことを信じてください。

それに遠く離れてしまうわけではないのですから、これからは傍で見守ってください。」


このロンフォンの願いに、フウロンの方が折れた。


「・・・わかりました。

私はフォンフォンを信じます。」


「ありがとう、フウ姉ね。」


そしてフウロンは、自分からマコトへ願い出た。


「マコト様、フォンフォンのためにも、どうか私を元の身体へと戻してください。」


すぐにマコトはフウロンの願いを聞き入れた。


「わかった。

では、早速はじめるぞ。」


「はい、お願いします、マコト様。」


「マコト、フウ姉ねのこと、お願いします。」


「任せろ。」


マコトはフウロンの身体が入った棺に右手で触れながら集中すると、左右の手にそれぞれ別の力を発動した。


その瞬間、ロンフォンの腕輪から何かが抜ける感覚があり、同時に棺の中に生気が宿った。


すると棺の中のフウロンの目が開いた。


すぐにマコトが棺を開けると、フウロンはゆっくりと上半身を起こし、最初に最愛の妹へと向けて声を発した。


「・・・フォンフォン・・・」


「フウ姉ねっ!

・・・良かった・・・本当に戻れたのですね・・・」


久しぶりに見る姉の動く姿に、ロンフォンは我慢できずに涙を流しながら抱きついていた。


フウロンも自分の感覚を確かめるように、ゆっくりとした動きでロンフォンを優しく抱きしめた。


「・・・ああ、とても懐かしい感触です・・・この抱き心地はまさしくフォンフォンです・・・」


少しの間、昔を思い出しながら互いの存在を確認し合った2人だったが、やがて離れると真っ先にマコトへと感謝を伝えた。


「・・・マコト様、この度は私を救ってくださり、本当にありがとうございます。」


「マコト、此方からもお礼を追わせてください。

フウ姉ねを救ってくれて、ありがとうございます。」


「このフウロン、これよりマコト様に全てを捧げ、全身全霊を持って愛し、一生添い遂げることをここに誓います。

今後ともよろしくお願いいたします。」


その言葉を聞いてマコトはフウロンを抱き寄せると、強引に唇を奪った。


「んっ・・・」


フウロンは抵抗することなく、むしろ嬉しそうにマコトを受け入れていた。


時間にして数秒のキスを終えてマコトの唇が離れると、フウロンが名残惜しそうな顔をしていた。


「・・・あっ・・・」


「これでフウロンは俺の女だ、いいな?」


しかしこのマコトの言葉を聞いて、すぐにフウロンは嬉しそうに満面の笑みで答えた。


「はいっ!

あっ、あの、マコト様・・・よろしければ・・・」


流れに乗って早速おねだりしようとしたフウロンだったが、先にマコトの方が動いた。


「今晩の予定はフウロンのために空けてある。

何か問題あるか?」


当然フウロンの答えは決まっていた。


「問題ありません!

喜んでお受けいたします!」


「決まりだな。

それじゃぁ今晩の予定が決まったところで、まずはその恰好をどうにかしないとな。

シーノ、例のものを。」


「かしこまりました、マコト様。

フウさん、こちらをどうぞ。

事前にシルフィナさんから預かっていたものです。」


そう言ってシーノが差し出してきたのは、下着と服一式だった。


「ありがとうございます、シーノさん。」


フウロンが下着と服を受け取ると、そこへサクヤが手伝いを申し出てきた。


「フウ、久しぶりの身体で大変でしょう。

着替えを手伝うわ。」


「ありがとう、サクヤ。

お願いするわ。」


フウロンはサクヤに手伝ってもらいながらマコトの前で着替えると、全身が見えるようにその場でゆっくりと回ってから感想を求めてきた。


「・・・マコト様、いかがでしょうか?」


用意されていた服のデザインはロンフォンが着ているものと同じく、武国に古くから伝わる女性用の武闘着で、露出が少なく動きやすさ重視の作りをしている。


だが色はロンフォンが黒を基調としているのに対して、フウロンは白を基調としていた。


しかもフウロンがその服を着ると、身体のラインが強調されてしまい、魅惑的な雰囲気を醸し出していた。


そんなフウロンの魅力的な姿に対するマコトの答えは決まっていた。


「ああ、すごく良く似合ってる。

今すぐにでも押し倒したいくらいだ。」


「ふふふっ、私はマコト様が望むのでしたら、いつでもどこでも好きにしてくださって構いませんよ?」


「とても魅力的なお誘いだが、今はまだ止めておこう。」


「それはとても残念です。

しかしマコト様がそう仰られるということは、この後まだ何かをされるということですね?」


「察しがよくて助かる。

むしろこれからが本番なんだからな。」


「本番、ですか?」


「そうだ。

これからある人物をここに呼び出す。

シーノ、サクヤ、2人が先走らないように見ていてくれ。」


「かしこまりました、マコト様。」


「お任せください、マコト様。」


マコトの指示を受けたシーノとサクヤは、どうやらこれから何が行われるのか事前に知っているようだ。


逆にロンフォンとフウロンは、全く見当もついていなかった。


「フウ姉ね、どういうことでしょうか?」


「さぁ、私にも何が何だか。」


状況が把握できていない2人を無視して、マコトはどんどん話を進める。


「では、呼び出すぞ。」


そう言ってマコトは右手を前に突き出した。


すると右手の先、その少し離れた場所の地面に、先程と同じようにゲートが開いた。


しかし今度はそこから、メイド服を着た1人の女性がせり上がってきた。


女性は1度だけゆっくりと周囲を見回してから、マコトたちの方へと身体を向けて、わざとらしく心底驚いたような声で話しかけてきた。


「おや?おやおやおや?・・・これはこれは、誰かと思えば貴女でしたか。

ということは、あの忌々しい拘束から解放されたようですね。

まぁ私の感覚では、ついさっきの出来事なのですが。

それにしても貴女が私の前に現れたということは、とうとう観念して私の実験体になる決心がついたのですか?

しかしおかしいですね・・・確かそっちは醜く皺くちゃに干からびて廃棄物になったと思ったのですが、どうして昔と同じ姿で生きたまま私の前にいるのでしょう?」


メイド服の女性、メイアは、小馬鹿にした口調で、ロンフォンとフウロンを挑発するように煽ってきた。


そしてロンフォンとフウロンは、ものの見事にメイアの挑発に乗せられてしまった。


「ふっ、ふざけるな!(×2)」


感情のままにメイアへ飛びかかろうとしたロンフォンとフウロンだったが、それはシーノとサクヤに止められて叶わなかった。


「シーノ、放してください!

あいつだけは、絶対に許せません!」


「サクヤ、お願いだから放して!

あの女だけは、メイアだけは絶対に許せないのよ!

貴女なら私の気持ちが痛いほどよくわかるはずよ!」


しかしシーノとサクヤが言うことを聞くわけがなく、逆にロンフォンとフウロンを落ち着かせようとしてきた。


「フォンさん、まずは頭を冷やしてください。

それでは相手の思う壺です。

そして今まで何を訓練してきたのか思い出してください。」


「・・・わかりました・・・」


「フウも冷静になりなさい。

今の状態では、ただ無駄に玉砕するだけよ!」


「・・・そう、ですね・・・」


渋々ではあるが、とりあえずロンフォンとフウロンは2人の言葉に従った。


そんな2人の姿に、メイアがあきらかにからかいながら褒めてきた。


「あら、意外ね。

単細胞の貴女たちのことだから、安い挑発に乗ってくれると思ったのだけど、意外にも成長しているのね。」


「・・・(×2)」


2人とも返事を返えさずに無反応だったが、その表情からは怒りが伝わってくる。


そんな2人から反応がないことに不満を感じたのか、メイアの興味が別の人物へと移った。


「まぁいいわ・・・それにしても・・・シーノ、貴女はそこで何をしているのかしら?」


「・・・」


シーノも反応を返さないでいると、元々興味が無かったのか、メイアは更に別の人物へと興味を移した。


「まぁいいわ。

とりあえずシーノのことは、後でどうとでもできるし。

ねぇ、そこの貴方、貴方が私を閉じ込めていたのよね?」


メイアはマコトへと尋ねると、そっけない返事が返ってきた。


「ああ。」


「それで、私の拘束を解いて、いったい何の用なのかしら?

何となく予想はつくけど、どうせそこの2人の恨みを晴らすために、私のことを利用しようとかって魂胆なんでしょう?」


「・・・」


「どうやら正解のようね。

でもそれだと私には何のメリットも無いわ。

だから1つ約束してくれない?」


「何をだ?」


「もし私がそこの欠陥品と出来損ないを排除したら、ここから逃がして自由にしてくれないかしら?」


「・・・」


「あらぁ、もしかして自信がないの?

別に私は2人同時に相手してもいいのよ。」


更に挑発しながら誘ってくるメイアに、ロンフォンとフウロンが反発して誘いに乗ってきた。


「此方は逃げも隠れもしません!」


「私もです!

ですが卑怯な手は絶対に使いません!

私たちは正々堂々と戦い、正面から貴女を叩き伏せます!

マコト様、どうか私に戦闘の許可を!」


「へーぇ・・・貴方マコトって言うのね。

それでどうするのかしら、2人ともやる気みたいよ?」


マコトは内心やれやれと思いながらも、メイアと戦うことを許可した。


「・・・いいだろう。」


「そうこなくてはね。

それで、私の相手は誰なのかしら?

さっきも言ったけど、別に2人同時でも構わないのよ。」


余裕の表情のメイアに対して、マコトは冷静に相手を指名した。


「・・・まずはフウロンからだ。」


自分の名前が告げられ、フウロンがやる気に満ちた目で感謝してきた。


「ありがとうございます、マコト様!」


反対に指名されなかったロンフォンは、あきらかに落ち込んでいた。


「そんなぁ・・・」


「フォンフォン、お先です。」


終わらせる気満々のフウロンの姿に、ロンフォンは釘をさしてきた。


「・・・フウ姉ね、此方にも絶対に残しておいてくださいよ!」


「止めの1発くらいは残しておいてあげますよ。」


「・・・くれぐれも忘れずにお願いしますよ!」


更に念を押してくるロンフォンに対して、フウロンも了承してみせたが、その目はあきらかに譲る気など無いと言っていた。


「ええ、わかっていますよ、フォンフォン。

・・・まぁ保証はできませんが。」


それは最後に思わず漏れ出た本音からもわかるが、小声だったためロンフォンには聞こえていなかった。


そんな姉妹のスキンシップを終えたフウロンは、全く隠す気のない殺気をメイアへと向けて放った。


「さぁ、いつでもどうぞ。」


しかしメイアは軽く受け流し、自分の優位を確保するためか、挑発を続けてくる。


「ふーん、まずは出来損ないからみたいね。

ではとっととはじめましょうか、不要なゴミの処分を。」


「その言葉、そっくりそのまま返します!

それと、以前の私と同じだと思わないことです!」


「それは龍神聖装のことかしら?

あれは確かに力としてそれなりだけど、貴女程度の練度では脅威にはならないわ。

それにあれはあくまで黒龍化を戻すためとかの解呪に特化した力だから、戦闘ではあまり役に立たないのよ。

私が閉じ込められてどれくらいの時間が経ったか知らないけど、過去の貴女の成長速度から考えても、たいした脅威ではないわね。

軽く捻ってあげるから、さっさとかかってらっしゃい。」


そんな余裕を見せるメイアの姿に苛立ちながらも、フウロンは油断することなく構えた。


「ならば見せてあげましょう。

今の私の力を!」


そう言い放つと同時に、突然メイアの視界からフウロンの姿が消えたのだった。

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