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無双するご主人様のハーレム事情  作者: 不利位打夢
第17章 商い革命
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カーラの相談3

そしてようやく話が一段落したようなので、ここでマコトは脱線していた話を戻した。


「・・・そろそろ話の続きに戻ってもいいか?」


すぐにカーラとアスモが謝罪してきた。


「話の腰を折ってしまい、すみませんでした。」


「ごめんなさいねぇ。

・・・それでぇ、何の話だったかしらぁ?」


アスモは本気なのかとぼけているのかわからない甘えたような声で、マコトに話の内容を確認してきた。


「自分で話に割り込んでおいて忘れたのか?」


逆にマコトから指摘され、アスモは何を話していたのか思い出したようだ。


「私がぁ?・・・そういえばぁ、夢力の継承者についてぇ、マコトが知っているってぇ、話だったわねぇ。

それでぇ、誰が夢力の継承者なのぉ?」


何も無かったかのように話を進めてきたアスモに、マコトは内心やれやれといった心境だったが、これ以上話が逸れるのを嫌い、そのままの流れで話を進めた。


「・・・まぁいい。

夢力を継承しているのは、ノワールの姉のエリスだ。」


「エリスさん、ですか?

そういえばホーネットさんが養女を迎え入れたと噂で聞きましたが、その方がそうなのですか?」


「その通りだが、エリスはノワールの実の姉だ。

そしてエリスの母親は、ホーネットの双子の妹でもある。」


「どうやら複雑な事情がおありのようですね。」


「その辺りのことについては、後でホーネットにでも聞いてくれ。

今は話を進めさせてもらうぞ。」


「わかりました。

ですがそうですか・・・姉妹で淫力と夢力を継承していたとは、これも運命なのでしょうか。」


「それはかつて善神の陣営に与していた淫神と夢神が実の姉妹だったことを言っているのか?」


「知っていましたか。」


「ああ。

そして淫神と夢神が、その真の力を解放することができなかったこともな。」


「そこまで知っていたとは・・・確かにマコトの言う通り、淫神と夢神は真の力を解放できなかったと伝え聞いています。

もし2人が真の力を解放できていたら、邪神たちとの戦いはもっと有利になっていたことでしょう。

そして淫神と夢神が真の力を解放できなかった理由、それが性なる魅技(みわざ)を正しく使えなかったことが原因ではないかと、代々考えられてきました。

だからこそ私の家系は、性なる魅技(みわざ)を現在まで受け継いできたのです。

次代の淫神と夢神へ継承するために。」


「なるほどな。

だがその考えは半分正解で半分間違っているぞ。」


「どういうことですか?」


「確かに淫力と夢力の真の力を解放するには、性なる魅技(みわざ)が必要だ。

だが性なる魅技(みわざ)は条件の1つにすぎない。

そして淫神と夢神は、正しい性なる魅技(みわざ)を身につけていた。

つまり淫神と夢神が真の力を解放できなかった原因は、別に存在するというわけだ。」


「では何が原因だったのですか?」


「簡単なことだ。

淫神と夢神は真の力を引き出せるほど、淫力と夢力を制御できていなかったんだ。

そんな状態で性なる魅技(みわざ)を身につけてしまったものだから、逆に力に魅了されて振り回されてしまった。

その結果として、真の解放に至ることができなかった、というわけだ。」


「では今ノワールさんとエリスさんに性なる魅技(みわざ)を伝えてしまうのは、かえって逆効果になってしまうということでしょうか?」


「いや、それは問題無い。

2人とも真の力を引き出す程度の制御は、既にできているからな。」


「でしたら今すぐにでも性なる魅技(みわざ)について、その全てをお2人に伝えさせてください。」


「そうだな・・・カーラ、2人が性なる魅技(みわざ)を完全に身につけるまで、どれくらいの期間が必要だ?」


「完全にですか・・・どんなに急いだとしても、最初の下地作りに最低でも1ヶ月は必要です。

それから性なる魅技(みわざ)を覚えていただくのに、最低でも3日はかかるでしょう。

ですがこれは最短で覚えられたとしてです。

通常は形にするだけでも半年はかかります。」


「それなら問題無い。

既に2人とも下地作りは終わっているからな。

それに性なる魅技(みわざ)の基本的な部分についても、2人にはベッドの上でそれとなく教えている。

これなら3日もかからずに仕上げることが可能なはずだ。」


「確かに・・・それが本当でしたら、マコトの言う通り3日以内で十分でしょう。

しかしどうしてマコトが性なる魅技(みわざ)について知っているのですか?

これは私の家系に口伝でのみ受け継がれている一子相伝の秘術のため、今では私以外に知る者はいないはずです。」


「今は詳しい説明を省くが、俺にはこの世のありとあらゆる情報を得る手段がある。

性なる魅技(みわざ)に関する情報も、以前その方法で入手していたんだ。」


不十分な説明にカーラは不満そうではあったが、今は他に優先すべきことがあるため、この場はそれ以上追及することを止めた。


「・・・わかりました、今はそれで納得しておきましょう。

ですがいずれ詳しい説明をお願いします。」


「ああ、約束する。」


「ではこれから私のやるべきことは、ノワールさんとエリスさん、このお2人に性なる魅技(みわざ)を完全な形で伝えればいいのですね?」


「そうだ、最優先で頼む。」


「任せてください。

アスモ、貴女にも手伝ってもらいますよ。」


「もちろんよぉ、色欲を司る私に任せれば大丈夫よぉ。」


「ええ、頼りにしていますよ。」


「任せてぇ。

・・・淫夢の深淵を見極めること、それこそが私の目的であり使命なのだから・・・」


それまでの緩んだ表情から一瞬だけ真剣な表情に変わると、アスモは小さな声で意味深なことを呟いた。


しかし何かを言っていることは聞こえたようだが、内容までは聞き取れなかったようで、気になったカーラがアスモに聞き返してきた。


「うん?何か言いましたか、アスモ?」


「いいえぇ、何でもないわぁ。

ただの独り言よぉ。」


このアスモの答えに、カーラは特に気にすることもなく、それ以上は何も聞かず、話を進めることを優先した。


「そうですか。

それではマコト、残された時間は多くありません。

1つ1つ確実に問題を解決していきましょう。

まずは王女様に帝国の王城へと移動していただきましょう。」


「そうだな。

シルフィナ、王女の件は任せていいか?」


「かしこまりました、マコト様。

こちらはお任せください。」


シルフィナが了承すると、そこへホーネットも名乗りを上げた。


「アタシも行くよ。

その方が話が早いからね。」


「わかった。

カーラ、2人を王女をのいる場所へ案内してくれ。」


「任せてください。

シルフィナ、まずは先程までいた叔父様のお店へ行きましょう。

目的の娼館は、あそこから普通に歩いて15分ほどです。

ただどこに追手が隠れているかわかりません。

移動は慎重にお願いします。」


「わかりました、家元。

ではお2人とも、こちらへどうぞ。」


そう言ってシルフィナはゲートを開くと、最初にホーネットとカーラが、最後にシルフィナが入り、3人は王女を迎えに行ってしまった。


3人が入って行ったゲートが閉じたのを確認してから、リスティがこれからのことについてマコトに尋ねた。


「あちらはシルフィナさんがいますから、何も問題無いはずです。

おまけでホーネットもいますから、万が一も起こらないでしょう。

それでマコト、私たちはこれからどうすればいいのかしら?」


「今すぐ何かをする必要は無い。

事態が動くのは選挙の前、3日後か4日後辺りだろう。」


「そこで何かが起こると?」


「おそらく商国のバカ王子から、各国に脅しまがいの通達が行くはずだ。」


「普通そのようなことは、正式に商王になった後に行うと思うのだけれど?」


「まぁバカ王子だからな。

自分が商王になることを信じて疑っていないのと、自分の欲望を我慢できずに周囲の制止を振り切ってある意味暴走すると、俺は確信している。」


「マコトがそう言うのでしたら、おそらくその通りになるのでしょうね。

それでその脅しとは、どのような内容なのかしら?」


「俺の予想では、バカ王子の要求を呑まなければ、今後商国が関与する全てを一切供給しない、といった無茶な条件を突きつけてくる可能性が高い。」


「なるほど、武力ではなく経済や生活基盤方面から攻めてくるということね。

確かに各国の生活を支えているのは、商国と関係のある商人たちがほとんどだから、無視するわけにはいかないわね。

しかしいったい何を要求するつもりなのかしら?」


「それは商国から通達が来ればすぐにわかる。

バカ王子らしい、あからさまな内容のはずだからな。」


何故かマコトはその要求の内容について、自分の口から言いたくないようで、それは怒りを押し殺した表情からもわかる。


何となく察したリスティは、その場での追及はせず、話を先に進めた。


「・・・まぁいいでしょう。

そのときが来るまで、私たちはおとなしく待機しているわ。

それで、その間にマコトは何を準備するのかしら?」


「商国の優位性を分散させる。

そのために北方と南方を東西で分断している、渓谷と山脈を開発する。

あそこはどこの国も所有権を持たないからな。」


「あの渓谷と山脈ですか・・・しかし問題があるわ。

過去に様々な国が、何度もその両方を開発しようとしたけど、全てがことごとく失敗に終わっているのよ。

しかもこれまで渓谷と山脈に入り、生きて帰ってきた者は1人もいないわ。

そのため何が原因か全くわかっておらず、現在に至るまであの渓谷と山脈は不可侵領域と化してしまっているのよ。

そんな場所を、マコトはいったいどうやって開発するつもりなのかしら?」


「簡単だ。

原因を取り除く。」


「マコトは原因を知っているの?」


「ああ、知っている。

だが俺が直接原因を排除してしまうと意味がない。

そこで意味がある者たちに解決させる。

これからそのための準備を行う。」


「何をするつもりなの?」


「まぁちょっとな。

とりあえず第一段階の準備が上手くいけば、明日ここの住人が増えることになる。」


「ここの住人が増える?

それはつまり、マコトのハーレムに新たな女性が加わる、ということかしら?」


「結果的にそうなる、ということだ。

一応以前から打診されていて、俺も既に受け入れているからな。」


「つまり、それは私たちも知っている女性、ということね?」


「ああ。

直接逢ったことはないが、皆もよく知っている人物だ。」


このマコトの答えで、そこにいる全員がその人物の特定に至った。


「そういうことね。

わかったわ、直接お逢いできるのを楽しみにしています、と伝えておいて。」


「わかった、伝えておく。

さて、それじゃぁこれで話は終わりだ。

皆もそろそろ仕事に戻らないと、いろいろと後が大変だろう。

俺も先にはじまっている皆の訓練を見ないといけないからな。」


「それもそうね。

では少し訓練を覗いてから、小言が多くならない内に戻るとしましょう。」


こうしてマコトたちは話し合いを終え、訓練中の皆がいる訓練場へと向かったのだった。




訓練場へ着くと、そこにはおっちゃんとおばちゃん、そしておばちゃんに抱っこされたフィマとエマも訓練を見学していた。


するとすぐにフィマとエマが、マコトがやってきたことに気づいた。


「あーっ、おとうしゃんだーっ!

おかえりなさい!」


「おかえりなしゃい!」


「ただいま、フィマ、エマ。

いっぱい遊んでもらったか?」


「うんっ!(×2)」


「それはよかったな。

2人の面倒を見てもらってすまないな、おばちゃん。」


「全然大丈夫だよ。

2人ともすっごくいい子だったもんねーっ?」


「ねーっ!(×2)」


「それに全然手がかかってないからね。

ただ2人とも元気すぎて、アタシの方が先にバテちまったよ。

それで今は皆の訓練を見学しながら、休憩してるってわけなんだよ。

これじゃぁアタシもニナちゃんやカーラちゃんのことは言えないね。

でもそれ以上にいい経験をさせてもらったから、アタシも早くこんな可愛い子供が欲しいと思っちまったよ。」


「いい刺激を受けたようで何よりだ。

しかし訓練の見学は退屈じゃないか?」


「そんなことないよ。

むしろそこら辺の武術大会より迫力があるからね。

ただ、あれって皆大丈夫なのかい?」


おばちゃんがそう言った先では、エイリ、ベル、ルフェ、この3人を相手にしている皆が、派手に叩きのめされたり、吹っ飛ばされたりしている光景が広がっていた。


離れた場所にいても、その衝撃と轟音が響いてくることから、普通なら大惨事になっていてもおかしくないと思っているのだろう。


しかし今のところは、皆がすぐに起き上がって訓練に戻って行くので、おばちゃんもそこまでは心配していないようだ。


「大丈夫だ、あれくらいは日常茶飯だから何も問題無い。

限界ギリギリで行わないと、訓練にならないからな。

たまにやり過ぎてしまう場合もあるが、その場合はすぐに回復するから、後遺症などは一切残らない。

それに今日の訓練は、まだシルフィナが参加していない分、ずいぶんと優しい方だ。」


「そうなんだね。

それにしてもあのシルフィナちゃんがねぇ・・・普段は全然そんな風には見えないけどねぇ。

人は見かけによらないもんだよ。

ところでマコトちゃん、そのシルフィナちゃんは一緒じゃなかったのかい?

それにカーラちゃん、ホーネットちゃんもいないみたいだねぇ。」


「3人はちょっと人を迎えに行ってる。

これから商国で深刻な問題が起こりそうなんで、その関係でな。」


「商国かぁ・・・とーちゃんと結婚してからは1度も帰ってないけど、今も昔もあそこは変わらないよねぇ。

でもこれまで平和だったはずだけど、そんなに大変なことが起こりそうなのかい?」


「これはまだ誰にも言わないでほしいんだが、どうやら数日前に商王が亡くなったらしい。」


「っ!?・・・どういうことだい?

まだそこまで高齢じゃないはずだよ?

・・・まさか・・・」


「おばちゃんの考えた通りだ。

そこでホーネットが帝国で、次期継承権を持つ王女を匿うことになったんだ。」


「つまり継承権を持つもう1人、バカ王子が裏で暗躍してるんだね?」


「そうだ。」


「・・・あのバカ王子、商王様に拾ってもらった恩も忘れて、なんて恥知らずだい!

だけどそうなると、これから各国が相当荒れそうだねぇ。」


「そうならないためにも、こちらが先手を打つつもりだ。」


「もしかしてカーラちゃんの頼みって、そのことだったのかい?」


「ああ。

だがカーラの予想を超えて相手が上手だった。

そこで俺もいろいろと手を貸すことになったんだ。」


「そいつは心強いねぇ。

それで、マコトちゃんは何をするつもりなんだい?」


「後で各国に向けて発表されるから、そのときまで楽しみにしていてくれ。」


「気になるけど、そのときまで発表を待つことにするよ。」


「そうしてくれ。

ところでフィマ、エマ、皆の訓練を見学していて、何か気になることはあったか?」


すると突然マコトが、普通は小さな子供にしない質問をしてきた。


当然おばちゃんがこれに意見してきた。


「ちょっとマコトちゃん、こんな小さい子たちにそんな難しいこと聞いてもわからないよ。」


しかしそんなおばちゃんの考えに反して、エマとフィマが思ったことを口にした。


「えーっとねぇ、ふぉんちゃん、うーん、なの。」


「それとね、ふぉんちゃん、まいごなの。」


それを聞いてマコトは少しだけ考えると、内容を正確に理解したようだ。


「そうか・・・ある意味いいタイミングだったのかもしれないな。」


だがおばちゃんにはわからなかったようで、


「マコトちゃん、どういうことだい?

今のが何なんだか、アタシにはさっぱりだよ。」


「おばちゃんもフォンのことは知ってるよな?」


「もちろんだよ。

何度か皆と一緒に、うちの店にご飯を食べに来てくれたからね。

あの身体のどこにあれだけ入るのか、すごくいい食べっぷりだったから印象に残ってるよ。

それにとても素直でいい子だからね。」


「表面上はいつも通りなんだが、最近周りの皆と比べて伸び悩んでいて、そこから抜け出すことができずにいるんだ。

元々皆の中で頭一つ抜け出ていたから余計にな。」


「ああ、だからかい。

うーん、って唸っているのは、伸び悩んでいるって意味で、迷子、っていうのは、解決方法が見つからずに右往左往しちまってるってことだったんだね。

そんなことがわかっちまうなんて、2人ともすごいじゃないか。」


そう言って褒めながら、おばちゃんはフィマとエマの頭を優しく撫でてやった。


「えへへへぇ。(×2)」


「それにしてもマコトちゃん、2人が何を言ってるかよくわかったね。

さすがにあれだけだと、アタシは答えに辿りつけなかったよ。」


「これでも2人の父親だからな。

何となく2人が言いたいことがわかるんだ。

それに俺はフォンの師匠でもあるからな。」


「なるほどねぇ。

それでマコトちゃんは、その問題をどうやって解決してやるつもりなんだい?」


「大丈夫だ、もう考えてある。

上手くいけば明日の午前中には解決しているはずだ。」


「そりゃまた、ずいぶんと早く解決できるんだねぇ。」


「あくまで上手く行けばだ。

こればっかりは本人次第だからな。」


「でもマコトちゃん、絶対に上手くいくって思ってるだろう?

失敗するなんてこれっぽっちも思ってないって顔してるよ。」


「まぁな。」


「マコトちゃんがそう思うなら、きっと大丈夫だよ。

フィマちゃんとエマちゃんも、そう思うだろ?」


「うんっ!(×2)」


「だって、ふぉんちゃんつよいもんっ!」


「ふぉんちゃんつよいっ!」


「さいしょはちょっとこわかった・・・」


「エマもちょっとだけ・・・」


「でも、いまはすっごくぽかぽかなの!」


「うんっ、ふぉんちゃんぽかぽか!」


「だから、フィマ、ふぉんちゃんだいすき!」


「エマも、ふぉんちゃんだいすき!」


「ねーっ!(×2)」


「フィマちゃんとエマちゃんのお墨付きをもらえたんなら、絶対に大丈夫だね。」


「ああ、そうだな。」


それだけ話すと、マコトたちは再び訓練へと視線を戻した。


それからマコトたちは訓練を終えると、温泉で汗を流した。


ちなみにおっちゃんとおばちゃんには、小さな温泉に2人だけで入ってもらった。


その頃にはシルフィナとカーラも戻ってきており、無事に商国の王女を帝国で保護できたと報告を受けた。


帝国にはホーネットとセレスがいるが、万が一を考えて当初の予定通り、後でメイドたちを2名ずつ交代で護衛に派遣することになった。


またカーラがマコトのことを王女へ話したようで、一度直接挨拶をしたいということだったので、明日の午後に時間を作って逢うことになった。


その後、皆で一緒に夕食を食べ、食後に少しだけ談笑してから、おっちゃんとおばちゃんは自宅へと帰っていった。


だいぶ張り切っていたので明日の朝が少し心配だったが、帰り際に何かを感じ取ったのか、ニナとカーラが2人に話しかけていた。


そのときマコトとメイドたちが席を外したが、すぐに戻ってきたため、商国の王女の護衛の件で何か話していたのだろうと考え、誰も疑問に思う者はいなかった。


そしてマコトは事前に約束していた通り、ニナとカーラを連れて寝室へと向かったのだった。

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