表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ ─二度目の入学式─

初めまして。

ワサビが入っていた餅を食べさせられ、悶絶しました、和茶味餅です。

季節は春。

ぽかぽかとした陽気に包まれ、街などでは桜が咲き誇っているだろう。

でも、今俺が向かおうとしている場所への道には、春を感じさせるようなものは一つも無い。

視界に入るのは、空の青、アスファルトの黒、雲とガードレールの白、それくらいだ。

今日、初めて着た、新しい制服に身を包み、一人その道を進んでゆく。


「っと、着いたな。」


まだちらほらとしか人を見かけないが、目的地に辿り着いた。

そこは、他のものとはまた違ったオーラを放つ校舎が建っていて、校門には、


『軍事教育施設 竜虎学園』


と、なんとも物騒な名前が書いてあった。

そう、俺は今から──


──2日連続となる入学式に出ることになった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ