maiden collector
結局黒山先生の机に入っていたのは1通の手紙だった、その内容は。
【俺がもし帰ってこなかった時は俺が死んだと思え、警察からの連絡をまて。後、あの森にはひとりで絶対に行くな】
と書いてあった。
「これ……」
と私は山内先生に見せた。
「間違えないね…これは黒山先生の直筆だ」
と答えた。
山内先生は警察に黒山先生の捜索願を出した。
警察も少し本格的に動き出した。しかし、あと少しというところでもないのに、捜査は最後まで続行することは出来なかった。
理由は手がかりを掴んだ警察2人が行方不明になったからだった。結局私の妹の美咲と黒山先生と警察官の2人が行方不明になった。その後も少しずつ人が神隠しにあっていった。
◆
数週間後
◆
急に事件は動き出した。
警察官の内の一人、男性の遺体が発見された。それも、元々は私の実家があった近くのあと森で、黒山先生も同じ場所で消えはずなのに、先に警察官が発見された。
「……先生より先に警察さんが」
山内先生は何かを決めたような目で私を見た。
「行こう…僕達も、この森に…必ず何かがあるはずだ」
と言われた。
「……わかりました、もしかしたら、妹も見つかるかもしれないから」
私は怖かった……でも、なんとしてでも妹を見つけたかった。
◆
数日後
◆
予定通りに私達は森へと行った。
今まで入ったことは無かったけれど暗く、湿って、寒さを感じるような森だった。
「本当に光が入らないんですね……」
恐怖が心の底から湧き上がってきた。
「大丈夫、僕もいるから」
山内先生はそう言って私に笑顔わ見せた。
しばらく歩いていると、少し古びた大きな館にやってきた。
「……これは」
さらに、近くには黒山先生の靴が落ちていた。
「ここですね……」
この館の中に先生入る。
私達は中に入ることにした。しかし、それは私自身の最後にもなった。
2階の散策から初めて終わると1階に戻って来た。
2人で歩いていた時私は何かに引っかかった。すると、上から大きは物音と同時にすごい勢いで大きは出刃包丁のようなものが落ちてきた。
私と山内先生はその包丁のようなもので分けられた。
「僕は回ってそっちに行く、それまでは一人で行動してくれ!」
と山内先生は叫んだ。
「わっわかりました」
と言って一人で行動した。
散策を続けると一つの廊下に出た。
その廊下をずっと真っ直ぐ進むと、恐らく地下室に繋がると思われる階段にたどり着いた。
私は意をけして、降りる所にした。
白い廊下を進むと一つも部屋に出た。
こそは真っ白で沢山のガラスケースには球体関節人形が飾られていた、その全てがまるで生きた人間をしたような質感で今にも動き出しそうな少女ばかりだった…
「……何これ…」
目の前には内蔵を引きずり出され、両腕と両足を切断された黒山先生の遺体があった。
「…先…生?」
一番綺麗なガラスケースにも球体関節人形があった。
「……えっ…嘘、美咲?」
私は戸惑っていると後ろから聞いたことのある声がした。
「どうだい、僕のコレクションは、素晴らしいだろ?」
「山内…先生?」
「でも、もう大丈夫だよ」
「え?」
「君もすぐに、美咲ちゃんのところに行けるから、穂乃美ちゃん」
そう言って山内先生……いやmaiden collectorは私に全身麻酔をしメスを突き立てた。
◆
今もmaiden collector殺人事件は未解説のままであった……
今までありがとうございます。
いかがでしたか?maiden collectorは
本当にこんな事件があると嫌ですね……




