着きました!恐怖の森!!
という訳で着きました。
恐怖の森(恵は知らない)!!
絶望の山とは少し違いギルドランクSSS級の中でも上位にいるものがギリギリ活動できるくらいである。
理由としては、出現するのはA~Sなのだがそれが群れで行動しているためなかなか簡単に倒すことが出来ない為だ。
なお、ギルドランクは下からF→E→D→C→B→A→S→SS→SSS級となっている。
因みに、魔獣にもランクがありギルドランクと同じようにF~SSSまである。
また特例として、どうあがいても倒せないと判断された魔獣のことを災害級又は、EX級と呼ばれている。
なお、恵達がいる場所から二つ先にある絶望の森の魔獣のレベルは最低SSS級でも上位の魔獣であり、上は天井知らずである。
「・・・あの恵先生?ここはどこなんでしょうか??
ここは自分たちがサバイバルできそうなレベルじゃ絶対にないと思うんですけど・・・」
「えっっと君は・・・セントリアさんだよね??
此処の名前はわからないんだけど・・まぁ、多分どうにかなると思うよ?
・・・・・・・・死にはしないよ・・・・うん」
「「「「「そ、そんなに危険なの!?」」」」
「だ、大丈夫なはずだって!
ほら近くに川もあるし魚だっていると思うし生活はできると思うよ!!」
「そ、そんなことじゃないです!!!
う、後ろ見てみてくださいよ!!!なんかいるじゃないですか!!
あれ図鑑で見たことありますよ!!ハイドハウンドとかいうA級の魔獣じゃないですか!!」
「「「「「「うぇ!?」」」」」(恵も含む驚きの声)
「なっ!なんで先生まで驚いているんですか!!」
セントリアさんが必死すぎて怖いです・・・
「ここらへんよく居たしありふれた魔物なのかなぁ~と・・・結構弱かったですし・・」
「弱いわけ無いから!!私たち一瞬で殺されちゃうからぁ!!!」
セントリアはそう言い切ってから泣き始めてしまった。
泣きながらお父様・・お母様先・・に逝くことをお許しくださいとか聞こえる。
「まぁ、とりあえず俺の監修の元、ここで一週間訓練しながら生活してもらう。
もちろん勉強もするからな~」
「人の話を聞いているのですか!!
今まさに襲われようとしているんですよ!!」
「「「がうっ!!!」」」
その声がトリガーになったのかハイドハウンドが10数匹恵の後ろから現れ・・・・
「「「「「「「もうだめだぁ!!!!」」」」」」
「「「「「「キュウ~ン」」」」」
恵の目の前ですべて仰向けに転がった。
「「「「「「「「・・・・・・・・うん!?!?!?」」」」」」」」
生徒たちは目の前の光景を目にして目を点にした。
それもそのはず、目の前にはAランクの魔獣が全て腹を見せて健全服従のポーズを取っているのだから・・・
しかもよく見ると先頭にSランクの魔獣ハイドハウンドの上位種ハイドウルフも腹を見せているのだから・・・
その光景を目にした恵は・・・・見た目が可愛かったのでわしゃわしゃと撫で始めた。
「「「「「「ちょ、ちょっと待って!?」」」」
何か声が聞こえたがとりあえず撫でまわすことを決めた恵だった。