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デート

王女との模擬戦から数日たったころ恵のもとに一本の念話が届いた。

それはメイリンからのデートの準備ができましたという報告だった。


「あっ、そういえば今日だった・・・服はとりあえず動きやすいのでいいか」


そういってストレージから日本にあった服を取り出しすぐに着替えメイリンのいる場所へと転移した。


「すいませんメイリンさん待たせましたか?」


「いえいえ、そんなに待ってないので平気ですよ~」


「そうですか・・・それにしてもなんでメイド服のままなんですか??」


「今の歳で若い子たちの服を着ても似合いませんから・・・着慣れたこの服の方がいいのですよ。」


「・・・そんなことないと思うんだけどな・・・・あれ待てよ?確か面白い薬が・・・あっ、あった。」


「それは・・・なんですか??」


「『あの頃の自分へ』っていうらしいです。」


「???」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あの頃の自分へ(女性限定)


効果・自分が願った歳まで若返らせる

副作用・胸の大きさはそのままに・・・・


ある女性が美しかったころの自分に戻りたいという思いで作り上げた飲み薬。

しかし、作れたはいいものの飲む直前に心臓発作を起こし目の前で落としてしまった薬を見たそのショックで亡くなった。

作った飲み薬は一本だけであり誰にも知られていないところで作られはかなく散った薬


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


説明が重々しいんだよな~

「えぇ~とまぁ、18歳くらいの時の自分を思い出して飲んでみてください。

 危ない薬ではないので安心してください。」


「・・まぁ、恵様がそういうなら・・・」


メイリンさんは恵に何の質問もせずに薬を飲みほした。

すると変化は・・・あんまりなかったが顔がつるつるとなりショートだった髪の毛はロングまで延び艶々していた。


「こ、これは!?」


「なんでも自分が願った歳まで若返らせる薬らしくて・・・」


そう説明した瞬間恵の周りにいた女性と老婆と爺さんたちの目が変わったじりじりと詰め寄るようにして少しづつ近寄ってきた。

それに気づいた恵はメイリンさんの手を取り絶望の山へと転移した。


「・・・?ここはいったいどこですか??」


「ん~なんか絶望の山とか言われている場所みたいだよ?」


「へっ・・?・・・きゅう・・・・」


メイリンさんはいきなり目を回して倒れ始めたので恵は地面に倒れ込む前にメイリンさんを抱きかかえ見晴らしのいい場所までゆっくり歩いて行った。


歩くこと数分・・・ふかふかな芝生で周りの山々が一望できる絶景スポットがあったのでそこにストレージから出したレジャーシートを引いて座りメイリンさんを横に寝かせてあげた。

枕はストレージに入っていたが一応デートのため膝枕してあげた・・・・



膝枕をしながら待つこと数分・・・・


メイリンさんはやっと起きた。が、起きた後自分が膝枕されていることに気づき顔を真っ赤にしながら恵の足から飛びのき恵の前で正座した。


「あの・・・その・・気を使わせてしまい申し訳ありません!!」


「いやいや、そんなことはないよ。可愛い寝顔が見れただけで十分だよ。」


「か、可愛いなんてそんな・・・」


「それじゃあ今度はメイド服から違う服に変えようか。」


「へっ??」


「はい、これを着てみて!!」


そういって恵が取り出した服は日本の服であった・・・・

次にテントを取り出しその中で着替えるようにいメイリンさんに言った。


メイリンさんがテントに入ってから数分後出てきたメイリンさんはものすごくかわいかった。

白のミニスカートに水色のシャツというシンプルなものだったがそんなもの関係なしに可愛かった。特に初めてのミニスカートだったため顔を真っ赤にしながらスカートをできるだけ下におろそうとしている姿ほんとはやばかった・・・・

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