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魔族の報告をした次の日、なぜか王に呼ばれ王の書斎へと来ていた。


「すいません、なぜ俺は呼ばれたのでしょうか?

 後ついでにそこの横にいる女性は誰なんでしょうか??」


王の書斎に来てすぐ目に入った女性。王妃にしては若すぎるような感じがするので多分違うだろう・・・


「あぁ、すまない。こいつはわしの娘じゃ。」


「娘?!嘘ッ!?全然似てない!!」


「お主ケンカを売っているのか??ん?いくらでも法的にさばいてやろうぞ?」


「だって、こんなごつごつしてて堅苦しそうな男から、なんかふわふわしてて可愛げがある子供が生まれるなんて想像がつかない!!」


だってそうだろう?こんな肌がつやつやで太ってるわけでもなく痩せすぎているわけでないちょうどいい体系、いわば『美の化身』そういっても過言じゃないくらいの美しさを持ってるし!


「ぷっフフフ・・お父様と・・そこの方は仲がよろしいのですね?

わたくし、ダグラスの娘ルーデンと申します。」


「えぇ~と、俺は異世界から召喚されてやってきた勇者・・こっちの言い方ではケイ・サイトウであってるのかな?まぁ、よろしくお願いします。」


「へぇ!あの勇者様なのですね!!」


ん?あの勇者とは??


「勇者様にお願いがあるんです!聞いてくれますか??」


「まぁ、できる範囲でなら・・・」


何だろう・・思ってたよりほんわかじゃなかった・・・逆にぐいぐいくるな・・


「私と戦ってくれませんか??」


「はい??」


俺は訳が分からなくなり王を見たがその瞬間あきらめろと言いたげな顔をしていた。


「あの・・怪我しますよ??王の娘なのにいいんですか?」


「はぁ・・あなたもそういうのね・・・」


あっ、違う人にも戦ってくださいとか言ったんっだね・・・・


「でも大丈夫です!!反射神経と力はすごいですから!!」


「その力はどれくらい・・・」


「正拳突きで大きな岩が砕けます!!あっあと周りに振動が走るような速さも見えます!!」


「はぁ?!」


俺はもう一度王を見ると少し涙をこぼしながらうなずいていた・・・

てか、周りに振動が見える速さってもしかしなくとも音速超えたやつ見えてますよね?


「はぁ・・・・・まぁ、王様がいいっていえばいいんじゃないですかね?

怪我しても知りませんからね?」


そういうとルーデンはパァ~っと花が咲いてるんじゃないか疑うほど笑顔になり王に詰め寄っていった。

もちろん王は断ることはできず許可を出した。


「はぁ~よかったです~一年以上も前から誰も戦ってくれなくなり一人でずっと鍛錬するのも楽しいですがやっぱり人と戦った方が体の動かしがいがありますよね!!」


多分強くなりすぎて誰も戦いたくないんじゃないだろうか・・・主に自分の身の安全のために・・・・

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