精霊のダンジョン~5~
まぁ普通にありえない事をしたおかげで普通にステータスがおかしいということになりクラスのみんなや騎士たちにすんごい疑われたまぁ当たり前だな・・・・
その疑問をのらりくらりかわす・・・・ことはできることはないので完全に無視しておいたらその声は少しずつなくなってくるだろうたぶん・・・・・
「シェルウィンさん、そろそろ時間もいいところだし次の層に行きませんか?」
「恵さんさっきの動きは・・・」
「次の層に行きませんか?」
「恵さん、さっき」
「次の層に行きませんか?」
「恵s」
「次の階層に行きましょう?ね?」
「・・・・そうですね。」
シェルウィンさんひゃ何かあきらめるような感じの顔をしてクラスの人や騎士たちに次の階層に行くといった。
次の階層はギルドの情報のとおり罠が多く逆に魔獣の数は少なかった、しかも最初にあった階段の罠よりはかなり簡単な罠だったため特に何事もなく三階層まで行った。
三階層も特に何事もなく進むことができその後も数回の休憩と戦いを経て10階層のボス部屋の前まで来ることができた。
「ここで最後の休憩をとるこの門の奥には先ほどまでの魔獣より強い。そして何よりもこのボスは魔法を使ってくるらしいのでここまでやってきた物理だけの攻撃では相手にたどり着くまでに魔法の標的になってしまうので十分に注意してほしい。それでは各自休憩を開始してくれ。」
シェルウィンさんがそういうとみんなは座りはじめ周りの人と話し始めたり何かを考え始めた。
「シェルウィンさん?この先みんなにとってかなり厄介な敵がいるんですけど行きますか?
もちろん厄介というのは俺を抜いてですがね?」
「たかだか魔法が使えるだけの魔獣です。強いといいましたが、ここに来るまでの戦闘作戦を少し変えるだけで対処はできます。」
「そうだね、確かに魔獣相手ならそうだけど今回のボスは魔獣じゃないよ。そいつはすでに倒されてるよ?俺たちが1階層で散策している時にね。」
「なに!?ということはこの先にいるのは人か!?」
「う~んほしいね。ヒントは『紫』」
「ま、まさか魔族!?」
「せいか~い。あとでプレゼンとあげるね!!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
シェルウィンさんは何かを考えているようで何も答えてくれなかった。