睡眠
「・・・・で、何であんな雑な起こし方をしたんだ?」
———ガゥガゥガゥ
「なるほど・・・・分からん。ジジイ説明。」
恵は気持ちよく寝ていたところを無理やり起こされたためものすごく機嫌が悪かった。
「お主完全にジz「説明」・・・なに、戦いが終わって見たらまだ気持ちよさそうに寝ていたからのう・・・ちょっと虐めてやろうと思ったのじゃよ。しかし、何をやっても起きんからのう・・・かなり強くやってしまったわい。」
「へぇ~・・・まぁいい、お前らはもう帰れ俺はまたここで一回寝てから帰る。それじゃ『強制転移』あっ、ブラックケルベロスまで学園に送っちゃったけど・・今は夜だしまぁ大丈夫だろう。
ふぁぁぁ~ねるか・・・・zzzzzzz」
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一方学園内では・・・・
「全く・・・老人を少しは労わらんかい・・・・」
———グロゥ・・・
「ん!?な、何でお主がここにおるんじゃ!?お主の家はあの森じゃろう!?」
———グロゥ!ガゥガゥ!
「ほうほう・・転移に巻き込まれてこっちに来てしまったと・・・・こいつはどうしたものかのぅ・・・」
———・・・・ガゥ!!ガ、ガゥ!!
「・・・何と、わしがお主を使役しろと言うのか!?」
———ガゥ!
「・・・・お主はそれでいいのか?」
———ガゥ!!グロォォゥ!ガゥ!
「・・・わしが全力で戦っている姿に見惚れてしまったじゃと?」
———グロゥ!
「・・・お主メスだったのか?!それはすまぬ!!」
———グロゥ!!
「・・・そうか・・・・その覚悟があるならわしは喜んでお主を使役しようではないか!!」
———・・・グロゥ♡
「ん?今何か言ったか?」
———グロゥグロゥ
「そうか何でもないのか・・・よし、ちょっと待っておれ、確か使役の方法は・・・・そうだ、魔力のパスをつなげればいいのか。
・・・よし、準備はよいか?」
———グロゥ!
ミル・ブランドはブラックケルベロスの胸の部分に手を載せ、自分の魔力をブラックケルベロスの魔力と同期させ、自分とブラックケルベロスとの間に魔力のつながりを作った。
「これで、使役が完了したはずじゃ、魔力のパスが通っているから相手のいる位置などもある程度分かるはずじゃ。・・・・どうした?違和感があるのか?」
———グロゥ!(ブンブン)・・・グロゥ///
「・・・?よく分からんがこれからよろしく頼むぞ。」
———ガゥ!
ミル・ブランドとブラックケルベロスは何故か会話が成立しており、使役までいたったことは恵はまだ知らなかった。
本日の報告です!!
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それでは!!