リーマン王国
クラスのみんながおろおろしていると、周りの騎士たちは「おぉ、成功した」とか、「勇者が舞い降りてきた・・・」「これで俺たちは助かる・・・」などと言う声が多数聞こえた。
「四十名の勇者たちよ。
このたびは我が国『リーマン王国』の呼びかけに答えてくれたこと感謝する。」
ん?呼ばれた?それは違うぞ?俺たちは自分たちの意思関係なくこちらに飛ばされたんだが・・・
「ちょっと待ってくれ、俺たちは置ばれて来たんじゃなく、勝手に呼ばれただけの存在だ。
だが、ここに来る途中で女神と名乗る者に俺たちは『勇者』となって『魔王』を倒せと言われた。」
ここで声を上げたのがクラスのまとめ役でもよく活躍する『赤平 流星』君である。
「俺たちは元の世界では戦いなど余りないため剣の持ち方も知らなければ戦い方も知らない。
そんな俺たちをあなたはどうするんですか?」
「そうか、そうか。
それは安心せい、私たち・・・先祖代々少なからず勇者を呼んでいる。
そうすれば当然戦えない人もいれば圧倒的な力をもっている人もいる。
そんなことがあるため、私の先祖はそんな者たちのために訓練する場所を用意し、ある程度強くなったら魔王討伐に行ってもらうことにしている。」
・・・・・それなら確かに危険は少し減るな。
まぁ、あくまでも少しだが・・・・・
「だがそなたたちは自分が得意とする武器が分からない。
そんなものが多いじゃろう、そんなときにはこれ『鑑定水晶』じゃ!!」
と言って王は近くに居た女の子を手に持っていた水晶を皆が見える位置まで押した。
よく見ると水晶はハンドボールくらいの大きさだった。
ブックマークが13人となり一人増えました!
ブックマークくれた方ありがとうございます!
残念ながら評価者は1人と変わっていませんでした。
そして、ブックマーク&評価者人数は毎回報告したいと思います。
何で?と言われましてもこちらとしては
「思い付きです」としか答えられませんのでそこはご了承ください。
次回ブックマーク&評価者が増えていることを願います!
それでは!!