ポーション
「あ、あの、ここはどこでしょう・・・・・」
「ここは・・・俺が住んでいた家・・・であってるのかな？」
「・・？？なんで疑問形なのですか？」
「ん～、本当だったらもう帰れないくらい遠くにある家だからかな。」
「だけどここに・・・・」
「だからよく分からなくなってきているんだよね・・・・」
なんで俺の家なのか全然わからないよ・・・・・
まぁ、それより俺が寝る所があったって事で少女を買わなくともよくなったけど・・・・ん～どうしよっか。
「なぁ、君さ、さっきの家に親って住んでいるの？」
「すんでいますが・・・・」
「連れてこれるかな？」
「は、母には手を出さないでください！！」
「出さないよ！！何でそんな発想になるんだよ！？」
「それで一回騙されたからです！！」
「・・・・・・」
「えっ？マジで？見たいん顔をしないでください！！私の母が病気って言ったら薬をあげるからと言われて連れて行ったら奴隷に落とされそうになったんですから！！」
・・・少女の母は病気なのか・・・・
「だから絶対にダメです！！それでもと言うなら私はあなたを絶対に止めます！」
「・・・そうか、じゃあこれをその母とやらに飲ませてやってくれ。」
恵はささっと『ストレージ』から『神王級ポーション』を二本出して少女に投げた。それを少女が一本落としそうになりながらもキャッチした。
「ポーションらしいから多分少しは良くなるんじゃないかな？」
「・・・・本物ですか？」
「偽物と思うなら一本飲んでみたらどうだ？」
少女はポーションと恵の顔を何度も見てから意を決してポーションを全部飲み干した。
「あぁ～あ、飲んじゃった。」
恵はわざと顔をニヤニヤとさせながら少女に言った。
「っ！？私に何を飲ませたの！？・・答えてよ！！」
と少女泣きながらが言い放つのと同時に少女は薄緑色の優しい光に包まれた、しかしそれは一瞬の事ですぐにその光は消え去った。
「・・・・・・・えっ？」
光が収まると同時に少女は困惑の声をあげた。理由は先ほどまで痩せこけていた体がきれいになっておりしかも程よく肉がついていた。
「どう？体に変なところはない？」
「え、あっはい、無いです。・・・さっきより体が調子いいです・・・」
「そうか、じゃあそのポーションを母親に飲ませてあげてから連れてきてくれるか？俺は一階のキッチンに居るからさ。」
「は、はい・・行ってきます？」
少女は何が起きたか分からないまま家から出て行った。
恵は少女が出て行くのを確認するとキッチンに立ちストレージからいろいろな食材を出して料理を始めた。
この時の恵はまだ知らない少女に上げた二本のポーションが製法もわからなく死んだ人も生き返ると言われておるポーションを人々は『エリクサー』と呼び不治の病でも呪いでもなんでも直してしまう超万能薬であることは・・・・・
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ポーションの説明
現在のポーションは『回復ポーション』と『魔力ポーション』がある。
回復ポーションは、体力を回復するポーション。魔力ポーションは魔力を回復するポーションである。
ポーションは階級があり現在作れる最高のポーションは『回復ポーション』は高級まで作れるが、『魔力ポーション』は中級までとなっている。
効果はこんな感じだ。
『回復ポーション』
劣級 HP10 回復
初級 HP20～40回復
中級 HP50～100回復
高級 HP200～500回復
最高級 HP700～1000回復
帝王級 HP2000～5000回復
神級 HP10000～50000回復
神王級 HPMAX回復
『魔力ポーション』
劣級 MP20 回復
初級 MP30～50回復
中級 MP50～100回復
高級 MP100～200回復
最高級 MP200～300回復
帝王級 MP1000～3000回復
神級 MP10000～30000回復
神王級 MPMAX回復
だが、恵があげたのは『回復ポーション』でも『魔力ポーション』でもなく『神王級ポーション』である。名前に回復も魔力も書いていないこのポーションは・・・・HPとMPどちらとも回復させるポーションである。
効果はこれだ。
『ポーション』
劣級 HP10 回復 MP20回復
初級 HP20～40回復 MP30～50回復
中級 HP50～100回復 MP50～100回復
高級 HP200～500回復 MP100～200回復
最高級 HP700～1000回復 MP200～300回復
帝王級 HP2000～5000回復 MP1000～3000回復
神級 HP10000～50000回復 MP10000～30000回復
神王級 HPMAX回復 MPMAX回復
となっている。
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本日の報告です！！
本日のブックマーク者は残念ながら増えませんでした・・・・
評価者の方もです・・・・
これから頑張ります・・・・
それでは！！
