試験後~3~
恵はすやすやと眠っている女神さまのすぐ隣に座り結界の中でうねうねと動いている空間を見つずけているが、メキメキ・・・と言う音が聞こえているだけで特に変わりなかった。恵は一時間以上座ってうねうねと動く空間とにらめっこをしていた。
すると突然・・・ガバッ!!と言う効果音が付きそうな動きとともに女神さまが飛び起きた。
「おはようございます。女神さま」
「えっ?あっうん、おはよう?
・・・・・・・・・・・・・・・?!何であなたがここに居るの!?」
「えぇっと・・・分からないです。」
「・・・・まぁいいわ。それより・・・あれはなにかしら?」
女神さまはうようよと動く空間を指さして言った。
「やっぱり女神さまが出したやつじゃないんですね・・・・・
女神さまは、あれに取り込まれそうになっていたんですよ?」
「えぇっ!?・・・・・言われてみれば起きるまでの記憶がない・・・・
本来なら寝る事すらない神なのに・・・・・」
女神さまはなんか悔しそうだった。
「あれっとどうやったら破壊できるか知っていますか?」
「・・・・難しいわね、あんなもの見たことないから・・・違う神に相談してみるわ。
それで・・・助けてくれたんだよね?」
「まぁ、一応?」
「助けてくれて感謝します。多分あそこに取り込まれていたら厄介なことになっていたと思うわ。本当に感謝します。」
女神さまは恵に向かって頭を下げた。
「いえいえ!!たまたまなので気にしないでください!!」
「いあえ、そう言うわけには・・・・」
「な、ならお願いがあります!!」
「はい、私にかなえられる願いであれば。」
「もっとちゃんとした服を着てください!!せめて透けていない服を!!それじゃあ大事なところが隠せてるかも危ういですから!!」
「・・・・・・」
女神さまはものすごく困った顔をしてしまった・・・と言うより何かを真剣に考えているようにも感じられた。
「・・・・・わかりました・・・探しておきます・・・・」
「よろしくお願いします!!
それでは俺は多分もう時間がないので戻ります!!それでは!!」
恵は転移を使い、元居た教会に飛んだ。
本日の報告です!!
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そして、PVですが64,214となっておりすごくうれしいです!!
それでは!!