試験日~10~
メフィルの攻撃を受け続けていて分かった事だが、何故かメフィルの力と速さがどんどん上がって行っているのに気付いてメフィルをよく観察していたが身体に特に異常は見られなかったため恵はずっと攻撃を受けつずけている。
「メフィルさん?まだやるんですか?」
「まだまだですわ!!!はぁぁぁぁぁ!!」
メフィルが気合を入れるとなんと薄緑色の光がメフィルの体からオーラの様に現れた。
「メフィルさん!終わり!!試験終わりです!!」
恵が叫ぶように試験終了を伝えると・・・
「あら、もう終わりですの?」
と、さっきの連続攻撃が嘘のようにやみ、恵はすぐにやめてくれたことにほっとした。
・・・ん?
「メフィルさんちょっといいですか?」
「はい?」
恵はメフィルの顔を両手で優しく包みゆっくりと顔を近づけていった・・・・
「え、え、え、?」
メフィルは何が何だかわからなくなり目を閉じたが・・
「ちゃんと目を開けてくれ。」
と、恵に言われたためゆっくりまた目を開けた。
恵はじっとメフィルを見つめて・・・・・メフィルも無意識に恵の事を頬を少し赤くしながら見つめて・・・
「やっぱり・・・・」
「えっ?」
恵は呟き、メフィルに何もすることなく離れた。
「メフィルさん、さっきの戦いで出てきたオーラ(?)のせいかもしれませんが、目がきれいなエメラルドのような色になってますよ?」
「へ、へぇ~・・・そうですか・・・・」
「一応後でどこか治療できるか分かりませんが、教会に行ってみましょうか。」
「えっと、それはあなたとと言う事ですの?」
「えっと・・・まぁそうなりますね。」
「・・・・分かりましたわ。」
「ん、さて、次誰かやりたい人いますか?」
「私がやりますわ!!」
受験生たちの中から出てきたのはレフェルだった。が、何故か怒っていた。
「なんで怒っているか分かりませんが、どうぞ。」
「私が使う武器はこの剣ですわ!」
そう言って恵に見せたのは、ただの鉄の剣・・・に見えるがそんな優しいものではなく、剣の柄の部分に埋め込まれているビー玉より少し大きいくらいのひし形のルビーに魔力を込めると剣が炎を纏う剣であり、炎を纏わ無い状態の剣でも十分強いのだが炎を纏わせることによりより強い武器となるのである。
「行きますわ!!」
レフェルはメフィルと同じく『竜人化』をして攻撃をしてきたがメフィルのようなスピードは出さず確実に仕留めるような正確な攻撃をしてくる。これで、接近戦が苦手と言うか・・・・恐ろしいな・・・
しかも、メフィルと同じように攻撃を重ねるごとに力と正確性がドンドンと上がっていき、最終的にレフェルの体から青いオーラ(?)を出したのでそこで試験を終了した。
そうしたら・・・・メフィルと同じ事になったが目の色はエメラルドではなくサファイヤのような目になっており。メフィルと同じことをやり教会に三人で行くことになった。
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