試験日~5~
お願いがあります・・・・魔法の詠唱がどういった感じで書けばいいのか分かりません。
だれか、出来たら助言をお願いします・・・・
レフェルの放った魔法でも傷を一つもない的を見てレフェルは勿論の事、周りに退避していた受験生たちも驚いていた。
「しっかし、2・3秒で作った割には結構な出来だよなぁ~」
「「「「はぁ?」」」」
恵のつぶやきは全員に聞こえたようで一斉に戸惑いの声が漏れた。
「ん?どうかしたか?」
「2・3秒?た、たったの2・3秒で作り上げたものが・・・な、何で・・・」
いつの間にか人の姿に戻ったレフェルが何故か泣きそうな声でそう言った。
「お、おい?なんで泣きそうなんだ?」
「わ、私負けた・・・たった2・3秒に私負けた・・・・」
レフェルがとうとうぽろぽろと涙をこぼし始めてしまった。
「い、いや!レフェルが全力でやれば壊れるかもしれないから!!」
「さっきのが本気だもん!!」
おう・・・・一瞬可愛いと思ってしまった・・反省反省。
「いや、『竜人化』と雷魔法使えば壊れるかもしれないから!!」
「りゅうじんか?雷魔法?りゅうじんかってなに?雷魔法は使えないわ・・・・」
「いやいや、ちゃんと二つとも使えるよ。
もちろん、メフィルも使えるよ。」
「はい?」
突然話を振られたメフィルが驚きの声を上げる。
「さて、特別チャンスだ。二人とも来てくれ。
またそこの線に立って。」
「いったい今から何が始まりますの?」
メフィルは今から何をやるか全然わかってい無いようだ・・・当たり前だが。
「じゃあまず。人の姿の状態で竜の力を引き出す感じをイメージして。
イメージが終わったら次はスキル名『竜人化』って言えばいいよ。」
「「・・・・・・・『『竜人化』』!!!」」
そして、二人を光が包み込んだ。
・・・・・光が収まると、硬そうな土色の鱗を纏ったレフェルとメフィルの姿が現れた。
「そのスキルは『竜化』より消費も激しくないし、『竜化』より無駄がない分力が出せるはずだぞ?」
「す、すごい・・・こんなことができるなんて初めて知りましたわ・・・・」
「レフェルはどうだ??」
「凄いですわ・・・」
「さて、次は魔法だ、二人同時に魔法を発動しろ。
俺につずいて詠唱してくれ。
行くぞ?
『雷の魔力よ、我に応じその荒れ狂う力の猛威をふるえ!『雷竜の咆哮』」
「「 『『雷の魔力よ、我に応じその荒れ狂う力の猛威をふるえ!『雷竜の咆哮』』』」」」
詠唱を終え、魔法名を言うと。
レフェルの口から青みがかかった電撃が的に向かって行き、メフィルの方は緑がかかった雷撃が的に向かって行った。
途中二つのブレスが混じりきれいな水色となった電流のブレスが的にあたった。
バチバチバチッ!!!!っとすごい音を出しながら電気の奔流は的のもっと先にある壁に当たり大きなクレーターのような傷を壁に着けてから霧散した。
的はどうなったかと言うと・・・・・少し焦げていた。
何処からか、「いや、そこは壊れろよ。」と聞こえた気がするが、知らん。
今日の報告始めます!
本日のブックマーク者は84人から6人増えて90人となりました!
評価者は今回は15人と1人増えました!!
これからも頑張っていきます!!ブックマーク者と評価者さんありがとうございます!!
読んでくれてる人もですよ!!
それでは!!