試験日~4~
恵が怒鳴って受験生たちを退避させ終わると同時にレフェルの光が収まってきてそこから出てきたのは硬そうな土色の鱗を持つ一匹のドラゴン・・・・竜だった。
男子が小さな声で「かっこいい・・・」など言っている声が聞こえる。
『この姿を見てもまだ的が壊れないと言うつもりですか?』
「うん、絶対に壊れないから早くお願いします。
後ろが詰まってますので。」
『この!いい加減にしなさい!
--- --- ---- --- --- --- --- --- 大地に眠る土の魔力よ、我の息吹とともにその力を示せ!
『金剛竜の咆哮』!!』
レフェルの口が開くとちらりと魔法陣が見えた、が、次の瞬間その魔法陣から大量の砂が発生し的に向かって飛んでいく。
突然だがこの世界の魔法の説明をしよう。
この世界の魔法はイメージが大事である。そのため、魔法の詠唱の最初は自身のイメージをより明確にするための詠唱である。なので、最初の詠唱は人によって全然違う時もあれば似ている時もあるのだ、そしてその次は属性を決めるレフェルが宣言したのは土の魔力・・・土属性である。
そして最後に魔法を発動させるためのキー・・・魔法名を唱えると魔法が発動する。
これがこの世界の魔法である。
レフェルが放った砂はどんどん加速しながら的に向かい砂が的に中った瞬間大爆発を起こした。
えっ?爆発する要素無くない?と思うだろうだこの世界は魔法はイメージ・・魔法=イメージと言っていいものだ。なので、発動してからどうなって、こうなる、と言うイメージを持てばレフェルのように爆発させることもできると言うわけだ。
『どうでしょうか?これでまとも木っ端みじん・・・ッ!!!なっ、』
爆発で舞い上がった砂が視界を邪魔していたが恵が風魔法で砂を全てどかすと傷一つとして無いきれいな的が立っていた。
「さて、無理だったようだな。じゃあ次の人誰かいないか~」
「そこは壊れる奴じゃないの?」とか聞こえたがそんなのは知らん。
今日の報告始めます!
本日のブックマーク者は82人から2人増えて84人となりました!
評価者は今回も14人と増えませんでした!!
毎日毎日眠たくてやばいですね・・・・
平日の授業中何回寝た事か・・・・
・・・どうでもよい情報でしたね!!
それでは!!!