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取り残される主人公

恵はトラックに轢かれる覚悟をして目を瞑ったのだが待っても待ってもその衝撃は来ない不思議に思った恵がゆっくりと目を開けるとそこは真っ白な空間だった。


「えっ?ここは・・・・何処だ?」

恵がこの空間を見て最初に思ったことは一度も来ていないはずなのに『懐かしい』と思ってしまった。


何でだろう・・・こんなところに来たこと一度もないのに・・・


『皆さん、起きたようですね。』


唐突に声が上から聞こえ誰かと思ってみてみればスケスケ今にでも大事なところが見えてしまうんじゃないかと言う際どい服を着たすごく顔の整って、しかもボン・キュ・ボン・と言う男の理想とも呼べるスタイルをしており恵は空に浮いている(・・・・・・・)美女から目を離せないでいた・・・


ん??なんかおかしかったな・・?空を飛んでる??

あれぇぇぇぇ???空!飛んでる!!!

あと気のせいか、こちらをチラチラ見て顔を赤くしてる!!

めっちゃ萌える!!!


そんな事を考えていると、美女が一呼吸してから口を開いた。


『地球人の皆さん聞いてください。

 貴方たちは今から違う世界に転移されます。

 そこで、あなた方は「勇者」になってもらい魔王と呼ばれる存在を倒してもらいます。』


「ちょっと待て!!光っているお前は誰だ!!」

誰かだ声を上げたが、光っている?

恵は美女を見るが・・・・・光ってなくない??


そう思った瞬間こちらを見てえっ?!みたいな顔をしたように見えたが気のせいだろう。


『すいません、もうしていませんでしたね。

 私はあなた方が転移する世界の女神といわれる存在です。

 ・・・・すいませんが、時間がもうありません。

 あなた達には召喚した人達から説明をもらえるでしょう。

 あと、あちらの世界には『ステータス』の概念がありますのであちらに着いたら確認してみてください。

 あなた方の強さなどが分かるはずです。

 ・・・・・それでは転移を開始します。』


皆が、ちょっと待て!!とかいろいろわめいていたが次々と人の足元に魔法陣らしきものができて姿を消していった。


・・・・・だがなぜか恵だけはいくら待っても魔法陣が現れず、みんなが今くなっても真っ白な空間に一人ぽつんと残されてしまった。

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