表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/75

許可~2~

「お、お主は・・・・」


「すいません、ちょっと話したいことがあったので。」


「・・・・要件はなんだ。」


「えっと、率直に言います。

 俺をこの王宮から追い出して下さい。」


「!?」


「どうでしょうか?」


「何故追い出さないといけないんだ?」


「ん~俺が旅をしたいからですかね。

 派遣と言う形なら俺の行動範囲に制限が掛かってしまいます。

 まぁ、制限がなければ別ですが・・・・」


「・・・・・」


王は今多分、俺をどうしようか迷っているのだろう。

まぁ、ステータスが運以外1って出ちゃったからな・・・


「いいだろう、許可する。」


「いや~分かってました無理・・・ってえっ?いいんですか?

 王って俺のステータス見ましたよね?」


「あぁ、正直不安だが・・・いや、不安しかないが、我の感が大丈夫だと言っている・・・なぜかは知らんが・・・・」


「・・・・そっか、王さま、あと一つ聞きたいことがあるんですけど。」


「今度はなんじゃ。」


「俺たちが召喚されたとき、王の横に女の子が居ましたよね?

 あれは誰ですか?」


「あれか?あれはわしの奴隷じゃよ。」


「やっぱこの世界は奴隷が居るのか・・・・」


「そちらの世界ではいないのか・・・・・だが何故そんな事を聞いたのだ?」


「その前にもう二つあってるか分かりませんがキリアル王国との関係と奴隷の名前を教えてもらってもいいですか。」


正直、ステータスを鑑定されたときからいろいろ気になっていた、なぜか最後の方嫌な予感がしたからな。


「キリアル王国を知っているのか・・・・まぁ、あそことは敵対関係にあるとだけ言っておく、表面上は交友関係じゃが、裏は違う・・・こちらの王国を乗っ取ろうと動いておる。」


「そうですか・・・・じゃあ、あの女の子の名前は?」


「あの女は、メルと言ってな、名のある旅の商人がこちらに訪れた際に、交友関係を記念してと言ってあの奴隷をもらったのじゃが。

 意外とよく働く者でな、次期メイド長となってもおかしくはないはずじゃのう。

 しかしなぜこのような事を聞くんだ?」


「すいません、もう二つ質問がありました、奴隷に拒否権はあるんですか?拒否権がない場合、名前を聞くときなんて命令したんですか?」


「奴隷は自分に危害が加わらないものなら絶対服従だ。ただし、犯罪奴隷は『死』以外のすべての命令を聞かなくてはならない。

 で、名前を聞くときの命令か・・・・?・・・・・確か、『名前を言え』だったはずじゃが?」


「そうですか・・・・」


「ちなみに聞くが、何故このような事を聞くか聞いてもよいか?」


「あぁ・・え~っとはい、あの女は俺のステータスの鑑定が終わった時に、王宮から追い出されたときは冒険者ギルドに行けと言われたんですよ。

 そして、その時あの子は俺に名前を言いました・・・キリアル・メイ・クロンと・・・・」


「な!?なんじゃと!?

 それはまことか!!」


「嘘じゃないです、多分王は、『名前を言え』と言う命令をしたと言ったと言いましたよね?、だから嘘ではない『メイ』と言ったのでしょう。

フルネーム・・・すべての名前とは言っていなかったからメイとしか言わなかったため命令違反ではない・・・・違いますか?」


「・・・これはまずい事になった・・・急ぎ手を打たねば・・・・

 勇者よ・・・この事報告してくれて助かった礼を言う。」


「いや、礼はいらないです。

 いや、出来れば旅の件出来れば早めにお願いします。

 それでは・・・」


恵はそう言い終わると王の書籍から出て行った。

今日の報告します!!

ブックマーク者が40人から、45人に増えました。

今回は、なんと評価者が増えて4人となりました!


今日は結構長く書いた・・・・・疲れた・・・・

と言うことで・・・・ねるぜzzzzzz


それでは!zzzzZZZZZZ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ