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第3話 善神

今週の投稿1回目です。文字数が少ないです。

「こんにちは。歴史に残る大悪人暗黒」

周りが白一色で何もない世界、その中に一人佇む女性。それは、

 有り得ない程整った顔、まるで彫刻で作られたかのような完璧な体を持つ女性がその美形な顔を歪ませながら僕に話しかけて来た。

話を進める前に何があったか情報を整理する。





ステータス観覧後……

 僕は素晴らしいステータスを見ていい気分になって、スキルを試そうをした。しかし、やり方が分からず寝てしまった。

 そして、僕が目を覚まし、周りを見たら真っ白で何もない世界に一人の美女が居て、僕が起き上がると話しかけて来た。そんな感じだ。

ではそろそろ話しを進めよう。




「こんにちは。歴史に残る大悪人暗黒」

俺は確認の意味を込めて聞く。

「こんにちは。神様?」

美女は僅かに驚いたような顔をする。が、すぐ顔を歪ませ答える。

「ええ。いかにも私が貴方に悪護を与えた善神ですよ。よく気づきましたね、やはり国を出し抜く頭脳は腐っても天才ですか。それで、何故分かったか聴いても?」

僕の予想は的中した。そう、彼女は善神。僕に140cm以上身長を伸びなくする、悪護を与えた神。さて、どう感謝をしようか。まぁいい。まずは答えよう。

「簡単だよ。僕は寝たらこの白い世界に居た事。これで、僕の身に普通じゃない事が起こってる事が分かる。そこから僕に最も起こりゆる事を考える。すると、転生した事、ステータスの事から転生させた者、または、加護、悪護を与えた者が呼び出す可能性が出てくる。そして、その条件に当てはまるのは神様だけって事になる。どうだい?簡単でしょ?」

僕は善神を怒らせるためにあえて、挑発するような口調で答える。

「生意気な悪人ですね、まぁいいですわ。そろそろ本題に入りましょう。私がわざわざこの精神世界に呼び出したのは貴方に転生した。いえ、させた理由を教えるためなのですから。」

挑発には乗らなかったが、それ以外は僕が予想した通りの事を善神が言う。


 ここは、精神世界って言うのか……まぁ、予想通りなんだけどさぁ。それにしてもなぁ、教えてもらわなくてももう、だいたい分かってるんだよなぁ。いや、信じたくないけどね。だいたいこう言うのはお決まりで……


善神は続けて言う。

「教えてあげましょう。転生させたのは……「前世での偉業に対する褒美だ」」

「え?」

僕は思わず声をあげてしまう。何故なら僕と善神しか居ないと、思われる世界善神の声を遮った声があったのだから。

「誰ですか!善神として命じます。姿を現しなさい。」

善神は僕の後ろの方へ向けて話しかけた。次の瞬間、僕の後ろの空気が歪む。

そして……

一人の長身でイケメンな男が何もない場所に現れた。


「流石、やっぱり君には通じないか。フフ。久しぶりだね。邪神である僕よりも下の善神さん。」

次回11/10 12時。「暗黒神ジャーク」

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