第1話 転生
お待たせしました。本格的に投稿開始です。と、言っても11月16日までは1週間に2話のペースの予定ですが……テスト期間なのですみません。
オッギャー!オッギャー!
ん?泣き声?え?
僕はゆっくり目を開けた。そこには金髪で青い目をした女性の顔があった。
あれ?そうだ、僕は死んだ筈だ!でも意識もあるし、実際知らない女性が僕を見てる……まさか生き残ったってしまったのか?……くそ!完璧の筈だったのに……いや、冷静になれあの爆弾の量が爆発したのだから無事な筈がない。いや、しかし……
僕が悩んでいると金髪の女性が話かけてきた。
「******、***********?」
でも僕はその言葉が理解できなかった……
え?今何て言ったんだこの人。まさか……僕の知らない言葉?そんなバカな、僕は50ヶ国以上の言葉の覚えてるし、それに大半の言葉は喋れなくても何て言ってるか大体分かる。なのに聞いた事がない?僕が知らないのは部族だけの言語程度だけど、あの大国に種族がいるなんて情報は無かった。一体ここは……
僕は、この時まだ大切な事に気がついて居なかった……それに気がついたのは次の日の事だった。
次の日。
僕はあの後、結局わけの分からないまま、凄い眠気を覚え逆らえず寝てしまった。そして今、僕はやっと現状をハークしつつある。
僕が今ハークしているのは大きく分けて2つある。
1つ目は自分が赤ちゃんだと言う事、正直僕はこれに非常に驚いて思わず漏らしてしまった……そして同時に認めるしか無い事実が出てくる。それは僕が転生したと言う事。普通の17歳だったら2度目の人生と喜ぶだろうげど、残念ながら僕はそう言う非現実的なのが嫌いだ。なにせ僕の職業はテロリスト。僕はそう言う非現実的な事が起こると、計画が狂うし、代々そう言う宗教のような非現実的な事を信じるから政府にも騙される。だから嫌いだった。まぁここの話ではどうでもいいことだけど。
話を戻して2つ目それは、僕はただ転生した訳ではないと言う事。どうやらここは別世界、異世界だと言う事。しかも、ファンタジー物で定番の魔法の世界だった。何故魔法の世界だと分かったかと言うと、あの金髪の人が火を指の上に出現させていたから。ちなみにあの金髪の人はどうやらお母さんらしい。
あぁまた眠くなって来た……赤ちゃんじゃあしょうがないか……。こうして僕はまた眠りに落ちた。
転生して3日目。
僕は今、この世界について知るために、いろいろと試行錯誤している。例えば、魔法を使い方を考えたり、ファンタジーの世界では定番なステータスは無いか探ったり、言葉を覚えようとしたり。ちなみに今はさっき試したばかりだが、もう一度ステータスを探している。
う~んどうすればステータス見れるかな~。と、いうかまずあるのかな?う~んでもやるしかないか……よし、まずは念じる所からだ。……ステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータスステータス……。やっぱりダメか……だったら
「オギャギャーギャ!」
自分では一応ステータスと、言ったつもりだったが、鳴いてるだけになってしまった。
「……」
……やっぱりダメか~う~ん、じゃあ。
僕は空中で[ステータス]と、指で書いてみる。すると……
「……………!!!」
何と空中にステータスらしきものが現れた……
ちょっと、最初が雑になってしまいました……また、日記形式は数話の間だけです。