表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

前世での死~前世で最後のテロ。

先行投稿です!

 2099年。12/31ある大国のビル。



 ドッカーーン

僕と大統領さんの居るビルに、大きな爆発音が響き渡る。

「ハハハハハ。あ~面白い。大国の大統領さんもこれで最後の一人。これが終われば、地球は新しい世界の夜明けを迎える。そして、これが終われば僕の役目はおしまい。……まぁ最後まで僕も見届けるかな。この屑い世界の終わりを……」

僕はしばらく無言で目を瞑り、僕の人生を振り返る。

 15歳の時、この世界の屑さを知った。それは大国の愚かさ、世界にある数少ない大国は世界会議というものを勝手に開き、勝手に地球の方針を決める。別に誰かが頼んだ訳でもないのに……そして、その世界会議で決定された事に逆らう者達が出ればその者達を悪として世間に知らしめる。そうする事で、自分達の決めた事を強制的に行わせる。僕はその事を知り、決心した。この世界を原点に戻すと。

そして17歳 僕はついに世界を原点に戻す計画を実行した。その計画とは世界に存在する全ての大国に対してテロを起こして、その国の中心を破壊する事、つまり大統領を殺したり、国の中心都市を破壊したりするということ。

 そして今ついにその計画が完全成功しようとしている。あと残った大国はあとひとつだけど、今、それも終わりを迎えようとしている。そしてこれが終わりと同時に僕も死ぬ。あぁ何て完璧人生何だろう、きっと誰かに話たらうらやましいかられるだろうな~フフフ。

 そして僕はゆっくり目を開ける。今僕の前にはある大国の大統領さんが体を縛られ口をテープで塞がれながら座っている。僕は大統領さんに近づきテープを剥がし話かける。

「ねぇ、今どんな気持ち?死ぬ前ってどんな気持ち?ねぇ大国の大統領さん。教えてよ」

僕に話かけられて怯えている大統領さんは震えながら答える。

「し、死ぬのがこ、怖い……お、お願いだ、た、助けてくれ!何でもする。お前の望みを何でも叶える……だから助けてくれ!お願いだ死にたくない、死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない!」

「うーんつまらない答えだな~それに、僕の望みはただひとつだよ?それは、君達大統領さんに苦しみながら死んでもらう事だよ!分かる?この喜び!君達が苦しみながら死ぬって思うと自然と笑いだしちゃうよ!ハッハハハハ。」

僕の笑う姿を見て大統領は嘆くのをやめ、さらに震えながら呟いた。

「バ、バケモノだ……」

 僕は大統領のその呟きをききさらに笑いながら言う。

「そうだよ!僕はバケモノ。世界の反逆者(テロリスト)だよ!ハハハハ。あ~面白かった。でもまだ終わらないよ?何せメインイベントはここから何だから。フフフ」

僕は一旦笑うのをやめ、近くに置いて置いたカメラを手に取り電源を入れるそしてカメラを近くの机にセットし、カメラの方を向き話始める。

「どうも~世界の反逆者(テロリスト)暗黒で~す。最終回も張り切って行こうと思います。さぁ本日も始まりました。殺人コーナー「大統領を殺しちゃおう!」本日死ぬのはこの方です。パチパチパチパチ、では時間もないので早速殺しちゃおうと思います。でも、その前に大統領に死ぬ前最後の言葉を言ってもらおうと思います。ではどうぞ。本日の大統領さん。」

そう言って僕は大統領さんの方を振り向く。大統領さんは……

「怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ怖いよ……」

と、ずっと呟いていた。

僕は再びカメラの方へ向き。しゃべり始める。

「はい。と、言うことで大統領の死ぬ前最後の言葉でした。では、お待ちかね、殺人タイムにしたいと思います。」

僕はそうカメラに告げると大統領の方へ歩いて行く。そして、ナイフを渡す。

「それで縄を自分で切って逃げようとしてください、大統領さん。」

僕のその言葉に大統領さんが目を輝させて縄を切り始める。僕はその間に10 m程離れて、腰に隠してある愛銃。インフィニテル フルカスタムの特注品を握って置く。

 ちなみにこの愛銃は、今までの大統領さん達も殺して来た思い出(?)のある銃、銃には銀色の狼の絵が刻まれている特注品。これなら最後に使うにふさわしい銃だと僕は思う。

 そして、大統領さんが縄を切り終わり立ち上がる。その瞬間、僕は腰からインフィニテルを出し、大統領さんに標準を合わせる。残念ながら大統領さんは、まだこのピンチに気づいてないらしく、逃げようと走り出す。僕は標準を合わせたままじっと時を待つ。それはギリギリカメラに入る位置。そして、ついにその時が来る。

 距離は約20m射程。僕はインフィニテルの引き金を引く。

「死ね」

バーン、バタ。

大統領さんはただの屍となる。

「ハッハハハハハ」

僕は笑いが抑えきれず笑ってしまう。それでも、すぐに笑いをどうにか抑えてカメラを手に取り、今さっき取り終わった殺人動画を動画サイトに投稿する。

「投稿完了っと、あぁ~楽しかった……じゃあ、こっちも終わりにしようかな。」

僕はそう言って、懐から四角形の物を取り出す。そして、スイッチを入れる、すると3:00と言う数字が現れる。

「……さてと、僕の最後の役目をはたすとしようかな。」

僕はそう呟いてさっき殺人動画を撮ったカメラを手に取り、録画と予約投稿の設定をする。そして、カメラに向かって話かける。

「世界の国々の皆さんこんにちは。僕は暗黒といいま~す。知っている方も多いと思いますが、僕はテロリストで~す。そんな僕から皆さんにいいお知らせをお伝えします。2100年1/1 0時。あなた達は解放されます。え?何からかって?それは自分達で考えて下さい。では、皆さん。HappyNewYear(ハッピーニューイヤー)。さようなら~」

ピッピッピーーーー。ドッカーーーーン

僕がしゃべり終わると同時に、ビルは爆発し、新しい年が明ける。

そして僕の意識は消えた……



その後。


「次のニュースです。本日年明けと共に、××国のビルが中心都市のほとんどを巻き込む大爆発を起こしたとの情報が入りました。犯人は、連続大統領殺人犯。テロリスト暗黒と予測されています……」

こうして暗黒の人生は幕を閉じた。

しかし、こんな事誰が予想しただろうか。まさか、大犯罪者に次の人生が待っているなんて……

感想お待ちしています。


本格的な更新は11月からです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ