その2
話がなかなか進みません。無念です!!
こちらもかっ!?
えー、話は変わりまして、この度この小説は出来るだけ週一投稿にしようと思います!!場合によっては変わりますが。
これから、よろしくお願いします!!
「テメーら何で家にいんだよ」
そうです! 私もそこが気になっていたんです!!
皆さんには、分からないでしょうけど今は夜の11時なんですよ!? そんな時間に、年頃の女の子がいる家にいるのはおかしいと思うんですけどっ!! はっ!! もしかして、私、女だと思われていないんでしょうか……? 私って、女の色気ってないですもんね。 ううっ、自覚できるだけに悲しい……
「どうしたの? 妹ちゃん」
「いえ、……自分の色気のなさに落ち込んでるだけです…。気にしないでください……」
「でも、そこが妹ちゃんのいいところだと思うよ?」
あの、それって根に私には色気がないと断定されていませんか?
自分では言っているものの、実際に他人に言われると傷つくって本当だったんですね。身をもって実感中です。
私の心には、すごく大きなクレーターような傷ができました。
B先輩はその事に気づいているのか、いないのか。ニコニコと笑っておられて、よく分かりません。
まあ、あのB先輩ですもんね。気づいていても、なにもしてくれないし、何も言ってくれません。それどころか、場合によっては事態を悪化させるようなことをしてくださいます。自分が楽しければ他はどうでもいいような人なんです。
…………何だか、改めて考えると最低な人ですね。うわっ、どうして私はこと人と関わっているのでしょう。
「ちょっと、妹ちゃん? 今失礼なこと考えてない?」
「うえっ!? そ、そそそそそんなことないですよっ!?」
何でわかるんですか!?
エスパーですか!? それとも、宇宙人!?
人間ですらないんですか!!??
「――妹ちゃん?」
「は、はひっ!?」
こっ、怖いぃぃ!! あまりの怖さに噛んでしまったではないですかっ!!
何なんですか!? この威圧感!! 半端ないですよ!? 本当に人間ですかっ!?
「――妹ちゃん。俺と楽しく話し合おうか」
……出来ればご遠慮したいです!!
怖いんですよ! 笑顔なのに!!
よく腹黒の人がする、あの、笑顔なのに目が笑ってないってやつです!!
実際に目にするとめっちゃ怖いです。
と、話を戻しましょう。これ以上変なこと考えていると、B先輩と本当に話し合いをするはめになりそうです。
えーと? なんの話でしたっけ?
ずっと、変な話をしていたのでなかなか思い出せません。
思い出せるのは、B先輩は本当に人間なのかどうかという疑問ですね。
……………B先輩の威力半端ねぇーーー!!
まさか! まさかまさかまさか!!
話題を忘れさせるほどの威力をお持ちだったとわっ!!
あ、また思考が飛びました。
すみません。あの威圧感には思考を飛ばす威力がおありだったのですね。気を付けなくては。
えーと、何だったっけなぁー? さっきまでの話題。
今日の夕飯とか? 魚……でしたっけ。もう残っていませんよ? 食べるならもう少し早くいらしてください。こんな時間に来られても残っていませんよ。
うん? もう少し、早くぅ?
こんな時間んんんん!!??
………………あああああああ!!!!
思い出したっ! 思い出しましたよ、皆さん!!
やっと! やっと、今更ながら思い出しました!! さっきまでの話題!!
何で忘れてしまっていたのでしょうか!?
こんな大事なことを!!
そう、話題とは……
私には女の色気はないのか!?
と、いうものでしたね!!
…………え、違う?
なんか、主人公とB先輩以外周りが空気だ!!
どうしましょう。差はないように考えていたのですが。バリバリありますね。もっと、他の人も出しましょう!!